少し「意味」を考えてしまう看板…(2018.08.12)

住所を調べると「ハバロフスク通」ということになってはいますが、実際に立寄るには「レーニン通」の方が判り易く便利な州立図書館は、稚内市サハリン事務所の極近所です。平日も休日も辺りをよく通り掛かります。

この州立図書館の周辺は緑地として整備が施され、天候が好い日には何となく寛いでいる人達も多く視掛けるような場所です。

↓緑地の辺りでこういう看板を視掛けました。
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↑「犬」のイラストに“禁止”を意味する「赤丸に斜線」というピクトグラムです。

「ВЫГУЛ СОБАК ЗАПРЕЩЕН」(ヴィーグル サバーク ザプリェーシェン)は「犬を放すことを禁ず」とか「犬の散歩を禁ず」と解釈出来ます。

看板のデザインが面白いと眼を留めたのですが、「看板が立てられた芝生に犬を入れない」ように求めているのか、「緑地そのものに犬を入れない」ように求めているのか、「犬のリードを離さない」ように求めているのか、少し考えてしまいました。

実はこれと似たような看板は、ユジノサハリンスク市内では時々視掛けます。多くの場所で、そこに設えられた花壇や芝生を示して「犬を入れない」ように求めているように見受けられます。そのためには「犬のリードを離さない」ようにしなければならないかもしれません。

他方、この看板が「緑地の入口」という辺りに在るので、「緑地そのものに犬を入れない」ように求めているという具合にも思えます。そんなことを考えていると、少し先のベンチに、リードに繋がった小さな犬を連れた方が腰を下ろして一息入れている様子が視えました。「緑地そのものに犬を入れない」ということになっているでもないようです。

ユジノサハリンスクでは、御自宅で犬を飼っているという方が多いようですが、他方で「ロシア人に最も人気が高いペットは猫」という話しも聞いたことが在ります。

Вешалка(ヴェーシャルカ)=ロシア製(2018.08.04)

↓近所の店でこんなモノを求めました。
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↑衣類を掛けるハンガーです。ハンガーはロシア語でВешалка(ヴェーシャルカ)と言うそうです。

筆者は、こういうモノを「洗ったシャツを掛けて干しておく」というような用途で多用しています。

何気なく求めたのでしたが、よく視ると「Сделано в России」(ズヂェーラナ ヴ ラッシー)という文字が入っています。「ロシア製」という意味です。

勝手なイメージですが、ロシアでは宇宙ロケットのような仰々しいモノを造っている他方、「日用の一寸したモノ」を何処かで製造しているようなイメージが薄いように思わないでもないのですが、こういう細々したモノも確り造っています。

日本国内でも言い得るかもしれませんが、ロシアでも「日用の一寸したモノ」に関しては、色々な国や地域で製造された品物が多く見受けられます。ハッキリと「明らかにロシア語ではない文字」で商標や品名が大書されている例さえも視掛けます。このハンガーに関しては、使おうとして探した時に偶々見付けて求め、「ロシア国内の消費者向けに、ロシア語で色々と表記されている」とは思いましたが、「Сделано в России」(ズヂェーラナ ヴ ラッシー)に当初は気付きませんでした。

↓束ねられている厚紙を外すと、こういう具合です。
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↑フックが回るようになっていて、少し使い易いです。

サハリンで「一寸使う…」と日用品を求めようというような場合、何となく「Сделано в России」(ズヂェーラナ ヴ ラッシー)という文字に注目しておけば、「ロシア国内でこんなモノを造っている?」という製品に出くわせるかもしれません。
posted by 稚内市サハリン事務所 at 09:20Comment(0)モノ

ロシア製のポロシャツ(2018.07.30)

↓6月頃に眼に留めて求めて在ったのですが、最近になって出番が増えている代物です。或いは「これから活躍!?」と6月頃に求めて在ったものの、何となく肌寒い感じが続いていて、7月下旬頃から漸く多用するようになったという面も在るのですが。
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↑650ルーブルで求めた、ロシア製のポロシャツです。“海軍”のイメージらしいのですが、胸に錨のマークが入っています。シンプルな感じで、落ち着いた色合いなので、何処で着ていても違和感が無いようなモノだと思います。

時々、「サハリン等を訪ねた際の土産に好いモノ?」というお尋ねを頂きます。こういうのは好き嫌いが千差万別で、少し難しいかもしれないお尋ねだとも思うのですが、画のようなモノを含めて「普段使えるような、ロシアの実用衣料は如何か?」というお話しをすることが在ります。

実際、筆者はサハリン滞在に際して然程多くの衣類は持ち込んでおらず、割合として“現地調達”が少々多目であると思います。

このポロシャツに関しては、稚内へ持ち帰って使う機会も在りそうな感です。
posted by 稚内市サハリン事務所 at 07:00Comment(0)モノ

西日の光と花壇(2018.08.12)

8月に入ってから、一日の中で天気が変わり易い日が少し多く、そういう日には「不意に少々暑い…」と感じる場合も在ります。

曇りがちな感じで推移した日曜日でしたが、夕刻が近付く中で不意に強い西日が射し込むようになりました。多少湿った空気が急速に温められました。

想い起したのは「ロシア流のサウナ」です。「ロシア流のサウナ」は、日本国内でも多々見受けられるような、概ね90℃程度になっている「フィンランド式」に比べるとやや低い温度の80℃程度の場合が多いのですが、隅に在る熱した石に水を掛けて水蒸気を多量に発生させる関係上、「温度よりも暑い」感じになります。

曇天で湿った空気が急速に強めな西日の光で温められると、何やら「ペタペタする…」ような按配になります。そうなると、室内の居心地が俄かに悪くなるので、時間帯によっては食事を摂ることも兼ねて外に散策に出ます。

↓パベーダ通とレーニン通とが交差する辺り、<プーシキン広場>の入口辺りの花壇です。
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↑鮮やかな色の花が据えられていますが、強い光を受けて鮮やかさが増しています。誰かが画を描くにしても、ここまで鮮烈な色使いはしないかもしれないと思える程度の華やかな色調に驚きました。

↓少し角度を変えて眺めました。
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こういう、「鮮やかな色が更に華やかに」なるような強い光線の時間帯は「不意に少々暑い…」と感じられますが、そのうちに雲が多くなって、陽が落ちてしまえば気温が下がり始め、涼やかになります。

一日を通じて好天であるような日の日中、28℃程度というようなことも在りますが、この花壇を眺めた日は24℃程度だったようです。“相対的”な感じ方の故に「少々暑い…」と言っても、「酷暑!」ということになっている地域での「冷房設定温度?」のような気温帯です。

こういう状態ですが、多分8月末や9月前半位までだと思います。

“САХАЛИН”(サハリン)(2018.08.11)

空港が在る辺りからミール通を北上してユジノサハリンスク市内に入り、州立病院が在る辺りで東西に延びるエセーニン通へ右折して東へ進むと、スキー場が在る丘陵の麓に延びるゴーリキー通に行き当たります。

↓エセーニン通とゴーリキー通との交差点にこういうモノが在りました。
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↑鮮やかな色彩に眼を奪われます。

恒常的なモノなのか、催事に合わせた臨時的なモノなのかは判然としませんが、“САХАЛИН”(サハリン)という看板です。7つの文字の各々に、野鳥、海獣、魚、植物というような、サハリンの自然をイメージしたデザインが施されています。

実は8月8日から8月12日で「様々な職業のスキルコンテスト」ということで、ロシア全土の出場者が集まる<ワールドスキル>という催しがユジノサハリンスクで催されていました。催事会場の一つとして、ゴーリキー通を少し進んだ<クリスタル>―アイスホッケーの試合が行われるアリーナですが、催事場としても利用可能な多目的ホールです。―が使用されていました。画の看板が掲出されていた場所は、空港等の在る辺りと<クリスタル>とを往来する場合の通り道です。

先週、サハリンを訪れていた日本人旅行者の方と言葉を交わしました。先週、宿泊施設がどういう訳か「非常に取り悪い」という状態であったそうです。前の週や次の週は特段に問題は無かったので、少し不思議に思ったとお尋ねを頂きました。丁度、方々の人達がサハリンに集まる催事の最中だった訳です。

ユジノサハリンスクでは、そういうように「スポット的に、催事関係で宿泊施設等が混み合っている」という例も見受けられます。或いは、最近のサハリンでは「方々の人達が集まる催事を開催することに、少し積極的」であるようにも視えます。

グラフィティー『サハリンの旅』:ゴーリキー通(2018.07.29)

ユジノサハリンスクの街の東寄り、スキー場が在る丘陵の麓の辺りを南北に貫くゴーリキー通が在ります。

↓このゴーリキー通の、大聖堂の少し南側に在る長い塀にこんな画を見付けました。
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↑シンプルな線で、サハリン州郷土博物館や劇場の<チェーホフセンター>の建物を描いたグラフィティーです。

塀の上にはサハリン島の方々に在る地名や、そこで視られる少し特徴的なモノの画が在りました。

↓海難慰霊碑、トド、石炭を積んだ船が描かれているのはネベリスクです。
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↑画の右側には市域の入口に在る“ネベリスク”という大きな看板も描かれています。

これは『サハリンの旅』と名付けられた一連のグラフィティーの一部です。150メートル程度にはなると思いますが、長い塀にサハリン島南東端のアニワ岬から北端部のエリザヴェータ岬までの街等をイメージした画が延々と描かれています。

↓南側から北側へ、順次画が連なり、少し北のアレクサンドロフスク・サハリンスキーの画も出て来ます。
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この場所は、車輛ですうっと通り過ぎてしまう場合も多いような感の場所ですが、時にはゆっくりと歩いて、こういうグラフィティーでも眺めてみたい感じです。

「←95歩」?(2018.08.07)

稚内市サハリン事務所から近い映画館<オクチャブリ>の裏側、カール・マルクス通で少し大規模な工事が進められています。

道路の地下に埋設されている管等を交換するような工事で、道路を掘り返している関係上、当該区間は車輛通行止めで、辺りがトタン板の塀で囲われています。

工事が少し続いている間に、現場を囲うトタン板の塀に、近隣の店が広告を掲出し始めました。

↓こんな広告が在りました。
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↑真中の下辺りに「←」が在ります。そして「←」に文字が乗っています。

「←」に乗っている文字「95 ШАГОВ」(ヂェヴャノスタピャーチ シャゴフ)は「95歩」という意味です。

「←95歩」ということになりますが、これは「広告を掲出している店まで95歩」ということになる訳です。「←XXメートル」というような方式は見覚えが在りますが、「←XX歩」と“歩数”を示している例は余り記憶が在りません。

何か酷く気になったので、この広告の辺りから、広告を掲出している店まで、頭の中で“歩数”を数えながら歩いてみました。慎重に数えたという程でもないのですが、本当に「95歩」程度でした。距離にして50m弱のように思いました。

結局この「←XX歩」という方式は、「辺りを足で歩いて来店」という意識が在るから登場したのでしょう。車で乗り付けるのが当然視されているような中では出て来ない発想です。実際、辺りは駐車場が整っているというのでもなく、工事の関係で車輛が入り悪いので、広告を掲出している店を訪ねるなら歩いて行くのが合理的ではありますが。

因みにこの「←95歩」の広告を掲出した店は、ハンバーガーを主体としている店で、ビールも出しています。

<ペンギン32>がコルサコフ港へ…:2018 稚内・コルサコフ航路 (2018.08.09)

↓夏らしい空模様の下、コルサコフ港目掛けて小さな快速艇が桟橋を目指しています。
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↑画の中央、クレーンが林立する桟橋の左側に船が視えます。

↓速度を調整しながら進んでいます。
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↑これが2016年から2017年に稚内・コルサコフ航路で運用されていた<ペンギン33>の同型船である<ペンギン32>です。

<ペンギン32>は前日の8月8日にコルサコフ港から15名の乗客を乗せて稚内港へ向かいました。8月9日、稚内港から13名の乗客を乗せてコルサコフ港に戻って来ました。

↓<ペンギン32>は大きく旋回して減速しながら、桟橋に繋留します。
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今季の運航は8月8日から9月22日まで、19往復38便(8月:定期10往復20便 / 9月:定期9往復18便)です。

↓運航スケジュールはこちらを御参照願います。
時刻表・料金 / <HSL 北海道サハリン航路株式会社 旅客船事業>

観覧車:<ガガーリン公園>(2018.08.02)

現在のユジノサハリンスク市街の基礎のようになっている「豊原」の都市建設が始まった頃から「公園」であった場所が、現在も<ガガーリン公園>となっていて、多くの市民が憩う場所となっています。

↓宇宙飛行士のユーリー・ガガーリンを記念して、<ガガーリン公園>という名称になってから半世紀を経たということは、過日このブログでも御紹介したところでした。
>><ガガーリン公園>として「50年」(2018.06.17)

最近は「夏らしい」という感の温かい日も増え、児童生徒や学生の夏休みで、一般の人達も各々に休暇を取得する場合も在る時季に入っているので、ガガーリン公園は何時でもなかなかに賑わっています。

園内は散策路が整備され、スポーツを行う施設等も在るのですが、多くの遊具を備えた“遊園地”も在ってなかなかに人気です。

↓その“遊園地”の観覧車です。
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↑存外に古くから在ることを想起させる、クラシカルな美しいデザインの観覧車であると思います。何処かの旧い映画にでも登場しそうな感です。

↓青空を背景に、ゆったりを園内や近隣を望む観覧車がなかなかに映えます。
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“遊園地”には、こういう老若男女がゆったりと楽しめるモノの他、「挑戦?怖い?」というタイプの遊具も在ります。曜日や時間帯にもよるでしょうが、「大行列」という程でもない感じで愉しむことが叶うようです。
posted by 稚内市サハリン事務所 at 07:00Comment(0)訪ねる

Квас(クワス)(2018.08.05)

↓ユジノサハリンスクの街の方々で視掛ける様子です。
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↑温かい時季、例年6月から9月頃に視掛けるモノです。

これは街頭にスタンドを立てて<クワス>という飲物を売っている様子です。タンクに<クワス>がたっぷりと入っていて、売る側で用意したコップやペットボトルに注ぐ、または買う側が持ち込む容器に注ぐという形で販売されています。

<クワス>はライ麦と麦芽を発酵させて作るモノです。微炭酸の飲料で、微弱なアルコール分が入る場合も在るようです。が、寧ろ「ジュースのようなモノ」として引用されています。

「麦芽を発酵」と聞けば「ビール?」というモノを思い浮かべますが、方々のビール醸造業者がこれの製造を手掛けている様子です。サハリンでもビール醸造業者が色々と在りますが、彼らが<クワス>も手掛けていて、写真のようなスタンドでは、よく視ればビール醸造業者のロゴマークが入っている場合が多いです。

写真では、2つのスタンドが並んでいます。左がコルサコフの業者で、右がユジノサハリンスクの業者です。この日、右の業者は営業を休んでいました。

天候が好い日曜日で、長い行列こそ出来ませんが、余り切れ間が出来ずに次々と通り掛かる人が立寄っていました。200ml入りのコップで頂くモノが最も手軽で、500ml入りのコップのモノは少しボリュームが在ります。それ以外は、各種のペットボトルで求めるようになります。

↓500ml入りのコップです。「黒ビール?」というような、「コーラ?」というような外観です。
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↑味は、「やや酸味が強い」というタイプと、「仄かに甘い」というタイプが在るようです。画は後者のタイプですが、前者のタイプでも見分けはつきません。

このスタンドで、500ml入りのコップの<クワス>は34ルーブルでした。場所によって多少の違いは在るように思いますが、手軽な価格帯です。

<クワス>という飲物は、かなり古い歴史が在って、古代からその原型というようなモノが嗜まれていたと言われています。ロシアでも古くからの伝統が在り、ソ連時代にも「夏に街頭で売っている」という様子は御馴染だったといいます。

1990年代に入って、諸外国から入る様々な飲料の人気に押されてしまっていたように見受けられた時期も在ったようですが、2000年代以降に“復権”しているようです。殊に「ペットボトルに入ったモノがスーパー等で売られる」というようになって、<クワス>の消費は増えていると言われているようです。実際、「数日間ホテルに滞在」というような場合に、手近なスーパーでペットボトルの<クワス>を求め、部屋の冷蔵庫に置いて随時頂くというのも意外に好い感じです。

<クワス>は、「そのまま飲用」という以外に「スープの材料」にも利用されます。

↓以前にそうした例を御紹介しました。
>>Окрошка(オクローシカ):不思議な“冷製スープ”(2017.05.11)

或いは、「(写真の様な感じに)戸外で<クワス>を売っている」というような時季が、サハリンでは「戸外を動き回り易い感じな時季」ということになるかもしれません。