“Донкацу”(ドンカツ)?? (2017.12.10)

気に入っている料理が在るので時々寄る店で、「最近になって新しいメニューが色々と登場した」と聞き及びました。

気に入っている料理に加えて、目新しいモノを試してみるのも面白いかもしれないと立寄ってみました。

新しいモノを見受けられる各種料理が色々と掲載されているメニューでしたが、一つ「これはどういうモノ?」と酷く気になる名前が眼に留まりました。

“Донкацу”(ドンカツ)と在りました。280ルーブルだそうです。<カツ丼>なら色々なパターンのモノ、何でも大好きですが、「ドンカツ」というのは聞いたことが在りません。

↓「判らないモノは実物に触れるのが手っ取り早く判る最良な方法」と試しに頼んでみると、こういうモノが現れました。
Донкацу.jpg
↑「これは!?」と暫し見入ってしまいましたが、「とんかつ」というモノ以外の何物でもありません。

外国由来の呼称が、何となく転訛して定着するような場合もあるのでしょうが、「とんかつ」がどうしたものか「ドンカツ」になってしまった訳です。

一人で頂いても、何人かでの宴席で摘まみにしても好いような分量のカツで、サラダと少量のライスが付け合せです。カツには、日本でも使うようなソースが掛かって出て来ました。

フォークでこれを突いて頂いてみました。肉には薄くガーリックの下味が施されているようで、それが衣に包まれてサクッと揚っています。付け合せのサラダとカツとの相性も好い感じで、何か元気よく平らげてしまいました。

ユジノサハリンスクでは“シュニッツェル”と呼び習わされる、衣で包んだ肉を「揚げ焼き」にしたような料理に出くわす場面が多いのですが、ハッキリ「揚げているらしい」モノには余り出会いません。そういう意味で、「カツ」を謳うこのメニューが少々貴重なモノに思えました。

或いは料理というものは、何処かから伝わった何かが、伝えられた土地で調理し易いように“消化”されて、何となく普及して定番のようになって行くという性質のモノなのかもしれません。

どういう訳か「ドンカツ」と呼ばれる「とんかつ」ですが、「日本の料理を意識した形跡は伺えるものの、独特なアレンジが施されている」というようで面白く、なかなか美味しいので、これも「時々頼むリスト」に加わりそうです。

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