<復活主教座聖堂>:雪交じりな朝(2018.02.14)

最近、稚内や日本国内から「荒天で交通が乱れている」、或いは「記録的な雪」というようなニュースが頻繁に届きます。「冬が厳しい」というイメージのサハリンに、その冬に滞在中でありながら、そういうニュースに驚いてばかり居ます。

ユジノサハリンスクでも、大雪や吹雪に見舞われる場合が在りますが、未だ「シーズン中の“何回か”が生じている」と受け止められるような頻度に留まっていて、雪が多目に積もった後には歩道も含めて積極的な除雪作業が行われていて特段に不便も少ないので、「積雪地域の冬季は“こういうもの”であろう」と感じられる範囲の天候のように思います。

暫らくは「雪が降っている」という状況が少な目でしたが、今朝は雪交じりになりました。

↓「ロシア正教の教会」というようなことで、サハリンを紹介するポスター等に登場していた例が見受けられる<復活主教座聖堂>の鐘楼です。
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↑時間帯や曜日が一定していない感ではあるのですが、時々この鐘楼の鐘の音が、辺りで交通量が多目なコムニスチ―チェスキー通とコムソモリスカヤ通の車輛の音に交じって聞こえる場合が在ります。この画を撮った時は、以前に何度か鐘の音を聞いた記憶がある午前8時前に通り掛かったのでしたが、残念ながら鐘の音は聞けませんでした。

「ロシア正教の教会」は現在では方々に在りますが、多くの教会は1991年末に“ソ連体制”を止めてしまってから少し経った、1993年頃から構想が持ち上がって建設された例が目立つようです。アレクサンドロフスク・サハリンスキーの例のように、「昔は教会が在ったのだから」と“再建”というような意図が込められている例も在る他方、多くは新規に起こっています。

↓この<復活主教座聖堂>は、サハリンでのロシア正教の活動を纏めるような立場の、上位の聖職者が活動する場として構想されているようです。奥の礼拝堂の建築が先行し、手前の鐘楼は数年後に登場しています。
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↑特徴的な形状の屋根に、薄く雪が被っている様子は美しいと思います。

↓鐘楼等を正面から視る型になるコムソモリスカヤ通側から、コムニスチ―チェスキー通側へ廻りこむと、教会はこういうように視えます。
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↑気に入っている眺めです。

雪交じりの早朝には、雪や雲が街の灯りを跳ね返していると見受けられ、空が独特な色彩を帯びます。

吹雪や大雪の際には、「アクション映画で強敵が現れる場面で使われるような禍々しいBGM」とか「悲壮感が漂うような重厚で暗い感じの音楽」を思い浮かべますが、「少し交じっている」という程度の普通な雪なので、「軽やかでロマンチックなメロディー」とか「静かで抒情的な歌」が似合うような感でした。

前日の同じ時間帯には氷点下20℃台でしたが、雪が降っていたこの日の朝は氷点下13℃程度でした。雪をもたらす雲が“カーテン”のようになって、冷え切った高い上空の空気が下界に振り撒かれることを遮っているのかもしれません。

少しずつ明るい時間帯が増えてはいますが、こうした雪模様なもう少々続くことでしょう。「もう少々」としましたが、昨年は4月18日に吹雪いて驚きましたが。

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