日本国内のコンビニ等に見受けられるように、「直ぐに飲む」という状態で冷蔵ケースに冷やして在るミネラルウォータは然程種類が多くはありません。冷蔵ケースではない通常の棚に、ロシア国内外の様々な種類のモノが並んでいます。価格帯も幅がかなり広い感じです。
「余りにも種類が多い」という感じではあるのですが、サハリン州内の工場のモノ、極東地域の工場のモノがポピュラーと見受けられ、置いて在る店も多いのでそれらのラベルは何となく記憶に残っています。記憶に残っているラベルのモノを選ぶ場合が多いですが、時には「これは?何処のモノ?」と見覚えが余り無いモノを視て、何となく求めてしまう場合も在ります。
先日、ユジノサハリンスクでは「2大チェーン」という感じに視えるチェーンスーパーの店に立寄りました。乾燥する部屋で水を飲む量がやや増えている感の昨今、スーパーに寄るとミネラルウォーター類を求めることがしばしばです。
↓こういうモノを求めました。
↑「見慣れないラベル?」と注目しました。よく視ると、売られていたチェーンスーパーの<スタリチヌィー>のマークが入っています。
「チェーンスーパーのマークが入った飲料」というのは、日本国内では多く視掛けるように思います。チェーンスーパーやコンビニチェーンによる「プライベートブランド」というモノです。日本国内の各チェーン店に関しては「あの店の○○」と思い浮かぶ例が幾つも在ります。そういう「プライベートブランド」がユジノサハリンスクにも現れました。
ラベルをよく視ると、ユジノサハリンスク市内で飲料の製造販売を手掛ける会社の名前等が入っています。都心部のやや北寄りのサハリンスカヤ通が鉄道の線路と交差する辺りを越え、少し西に進んだ辺りにミネラルウォーターや各種清涼飲料水、更にビールまで手掛ける会社が在ります。その会社では、家庭やオフィスに大型容器に入ったミネラルウォーターを配達する事業も展開しています。
↓青系のペットボトル、緑系のペットボトルの2種類を視掛けて両方求めてみました。緑系の方が「普通の水」で、青系の方が「ガス入り」でした。
1.5リットル入りのペットボトルの「プライベートブランド」のミネラルウォーターですが、1本が41ルーブルでした。これはユジノサハリンスク市内等で販売されている「サハリン州内の工場のモノ」と同等な価格です。
「プライベートブランド」の飲料のようなモノは、販売をするチェーン店とモノを製造する工場を擁する会社の双方に「好いこと」が在るとして一定程度盛んに出回っている訳ですが、サハリンでもそういう流れが出て来たようです。
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