ガス入りミネラルウォーター(2019.02.09)

サハリンのような「国外」に少し滞在して活動していると、「日本の食べ物や飲み物が欲しくなりませんか?」と尋ねられる場合も在ります。そしてこれが「存外に回答に窮する質問」です。

というのも、「どうしてもこれを頂かなければ気が済まない」という程のモノが思い浮かび悪いからです。筆者は文字どおりに「何でも!」という具合に、好き嫌いなく食べる性分で、「手違いで極端な量の調味料が入ってしまった…」とか「(出くわした記憶こそ在りませんが)本当にこういうモノを食べる?!」という感じの「余程、奇妙なモノ」でもなければ嬉々として頂きます。そういうことなので、日本国内に在っては、特段に拘るのでもなく、何処に在っても別段に困らずに「これ?こういう感じか…」と試し、多少でも気に入れば覚えておいて繰り返す場合も在るという感じです。

ユジノサハリンスクでは、「彼の地で“余程変わった”という感じになるモノ以外、食材等は粗方揃う」と考えて差し支えはないと見受けられますし、外食の選択肢も色々と在ります。個人的な嗜好に即して言えば、日本酒や日本国内の本格焼酎に関しては、選択の幅が非常に狭い、または視掛けない場合が多く在り、それに関しては日本国内に入った場面で好さそうなモノを眼に留めた場面で愉しむことにしています。

サハリンに在って「日本の食べ物や飲み物が欲しくなりませんか?」ということより、日本国内に在って「サハリンに在った時に、殆ど常時食べたり飲んだりしているようなモノ」を不意に想い起すということの方が多いような気がします。

↓典型的なモノが、こういうガス入りミネラルウォーターです。
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↑画は、2月の休日だった土曜日に、時々食事に寄る店で撮ったものです。この店では、ボトルに入ったガス入りミネラルウォータが供され、グラスが添えられます。

日本国内の飲食店では、“水”は「お願いします!」でグラスに何となく注がれるモノですが、ユジノサハリンスクでは「買い求める」というイメージになります。そして画のように供される場合が多いのですが、御願いする場面で「ガス入り?ガスなし?」と尋ねられる場合が殆どです。要は飲食店で「とりあえず“ガス入り”と“ガスなし”の2種類を用意」が、半ば常識のようになっているという訳です。

日本国内では「ガス入りミネラルウォータ」は「やや特殊?」というイメージになるのかもしれませんが、ユジノサハリンスクでは「普通にその辺に在る」というモノです。或いは、「その辺でガス入りミネラルウォータを求めた」という時に「ユジノサハリンスクに着いた」と実感するのかもしれません。

因みに、近日中にユジノサハリンスクへ向かいます。

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