Лимонад(リモナード)=レモネード(2018.10.20)

何となく「ハンバーガーを頂き、適当なサイドメニューを摘まみ、ビールを」というようなことにする夕食が気に入って、それを頂く機会が多いのですが、時には「余り頼まない飲物」というようなことを思い付く場合も在ります。

↓そこで御登場願ったのが、このЛимонад(リモナード)=レモネードです。
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↑顔馴染みな店員さんが「何時もと違うお飲物ですね?」と出してくれました。

Лимонад(リモナード)というロシア語の言い方に関しては「フランスから伝わって、フランス語に由来する呼び方?」と想像させます。ロシア語にはそういうパターンが存外に多いようでもありますから。フランス語は「Limonade」と綴るそうで、発音も「リモナード」ということのようです。

日本国内でもレモナードを供する場所は多々在るのだとは思いますが、個人的には「そう言えば視掛けない?」というようにも感じます。ユジノサハリンスクでは、この写真の店を含めて、幾分レモナードが見受けられる感です。

顔馴染みな店員さんが言う「何時も」はビールのことで、190ルーブルなのですが、このレモネードは200ルーブルです。

「ビールより高いソフトドリンクのレモネード」ということになります。が、このレモネードはカットしたレモン、ライム、オレンジが入っていて、実に美味いのです。

ユジノサハリンスクの飲食店も含む店で、支払うべき金額の下二桁が「60」となった場合、筆者の視た感じでは9割位の確率で「10ルーブルございませんか?」と店員さんに言われます。そういう意味で、「10ルーブル硬貨」は財布の隅に残しておきたいのです。が、だからと言ってビールとレモネードの差額の10ルーブルを惜しんで、どうなるものでもありません。

この実に美味いレモネードは、時々酷く欲しくなる飲物です。

レストランで料理に添えられる黒パン…(2018.10.14)

食事を摂る店で、料理を頼む場面を思い浮かべて下さい。

メニューに在るモノで気に入ったモノを選び、現れた店員さんに「これとこれ…それからこれも…」と料理を適当に頼むと「お飲物は?」と店員さんに尋ねられます。

この「お飲物は?」というのはユジノサハリンスクでも在りますが、日本国内でもよく在ります。飲物に関しては「とりあえず飲物から…」と、先に御願いして、飲物が運ばれて来た辺りで料理を頼むというのもよく在るかもしれません。

こういう様子に関して、ユジノサハリンスクの店では「多分、日本国内では見受けられない?」ということが時々在ります・

ユジノサハリンスクの店で、「これとこれ…それからこれも…」という具合に適当に料理を頼むと、店員さんが「パンは如何なさいますか?」と尋ねて来る場合が在ります。ロシアの流儀の食卓では、料理に何となくパンが添えられるのが「当然視」されている訳です。

そんな時には「別に要らない…」というのも在りですが、「では当地の流儀に則ってパンを所望しよう」というのも悪くありません。殆どの場所で、パンは複数の種類が用意されています。

↓筆者はそういう場面で頼むなら、この種のモノを選びます。
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↑「チョールヌィー」(黒)と指定する訳です。

「黒」と聞けば、“本格焼酎”を思い出してしまうということも在りますが、ここでは「ライ麦パンの系譜になるパン」のことです。

一般的に「ライ麦パンの系譜」が「黒パン」と呼ばれているようですが、ライ麦を使っても視掛けが必ずしも黒くないモノも在るそうです。が、黒パンは「ナチュラルな“パンらしい”ような感じ」もして、筆者は非常に好みます。

「黒パン」はドイツ語圏や北欧、ロシア等の欧州東部で広く食べられているモノということです。ユジノサハリンスクでも色々と売られていて、食事を摂る店でも頻繁に登場します。

↓何となく愛用のカメラを持っていたので、カメラの性能を発揮して頂くことにして、摘まむ前に写真を撮ってしまいました。
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ユジノサハリンスクでは、パンは相対的に安価であるように見受けられます。個別の店毎に事情は異なりますが、この写真を撮ってしまった近所のロシア料理の店では、500ml入りの最も安価なミネラルウォーターが50ルーブルであるのに対し、写真の黒パンが25ルーブルでした。

こういう黒パンを齧りながら、気に入っているスープや料理を頂くというのは、実に楽しいものです。

<鮭の押し寿司>(2018.09.21)

ユジノサハリンスクにも「日本料理店」は見受けられます。稚内市サハリン事務所の近くにも、現在の場所で営業を始めてから15年以上になる、既に老舗と言う感の日本料理店が在ります。

↓その近所の店の人気メニューの一つです。<鮭の押し寿司>です。
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↑先日、公私に亘って交流が在る方と御一緒した際に「そう言えばアレが頂きたい!」と頼んでみたのでした。

日本国内で<鮭の押し寿司>と聞いて思い浮かべるモノと、少し様子が異なります。確かに“押し寿司”の形ですが、「融けるチーズ」が乗っていて、鮭にも熱が通っています。そしてやや甘味が加わった調味料も点いています。

国外で「日本料理」というように言う場合、色々と在るのだと思われます。「日本ではこういうモノを、こういう具合に頂くという流儀が普通で、試してみると好い」という具合に「日本で頂かれているモノにかなり近い」という状況で供される料理の他方、「土地の人達の好みに寄り添った形にアレンジを加え、“日本の流儀”ということで供されている」というモノが色々と見受けられるようです。

この<鮭の押し寿司>は、魚と米飯とを用いる“押し寿司”という「日本の流儀」な料理に関して、「土地の人達の好みに寄り添った形にアレンジ」で供しているモノということになります。

↓何処となく「クリームソースを合わせた魚が入る料理」という趣きも感じられるモノです。
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↑長くユジノサハリンスクで営業している店の「日本の流儀を加えたロシアの料理」というような感もする一品です。

勿論、この店でも「日本の店で供されるような握り寿司」というような料理も供され、そちらも人気は高いのですが、それでもこの「アレンジされた<鮭の押し寿司>」は人気です。

結局、国や地域を問わず、「あの国ではこういう流儀が在って、人気が高いらしい」と調理方法やモノが紹介される他方で、「それは好いが、寧ろこういう位にした方が、自分達の好みなのでは?」とアレンジが加えられるような動きも生じて、そういう連動する両者によって地域の食文化が豊かになって行ったという経過が在るような気がします。或いはこの<鮭の押し寿司>は、そうしたことの典型かもしれません。

チーズケーキとカフェモカ(2018.09.12)

住んでいる街であれ、何かでほんの数日間の滞在をする街であれ、居心地が好く、美味しいモノが出て来るカフェに出くわすと嬉しいものです。

とりあえず現在「住んでいる街」ということになるユジノサハリンスクにもそういう場所が幾分在り、少しの間離れていると、そういう場所が少しだけ懐かしくなることも在ります。

↓「店内で頂く」ということにすると、少し華やかに飾り立てた状態で出て来る、近所のカフェのチーズケーキです。
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↑この日はジャムのようなソースが、しっとりとしたチーズケーキに載り、チョコレート味のアイスクリームが添えられました。

↓華麗なラテアートのカフェモカと合わせて、ゆったりと頂きました。
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時々、こういう「一寸した寄り道」ということをするのが、酷く愉しく思えることが在ります。

華麗なラテアートが施されたキャラメルマキアート(2018.08.18)

稚内からサハリンへ出ることになっていたのですが、「台風21号」の関連等で海上荒天である多方、9月7日から催事が続く関係上どうしても出たいということで「酷い遠回り」という経路を辿ることになりました。その遠回りの経路の途中ですが、方々で色々と交通の乱れが生じてしまっていたようでした。

↓稚内での催事の関係でユジノサハリンスクを発った少し前に撮って在った写真です。
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↑気に入っている近所のカフェのキャラメルマキアートです。

こういう「どうでもいいモノでは?」というような手近なモノの写真が、「モノが手近に在る場所」を少しばかり離れた際には「妙に懐かしい…」というように感じられます。

とりあえず、これとの“再会”が何となく楽しみです。

ノンアルコールビール…(2018.08.17)

「ユジノサハリンスクで頻繁に視掛ける多方、稚内で視掛ける機会が少ない?」というように思えるモノは色々と在ります。

↓そういうモノの一つがこれです。
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↑一見、何の変哲も無いビールですが、少し違います。所謂「ノンアルコールビール」です。

ユジノサハリンスクでテレビを視れば、いろいろなコマーシャルが流れますが、様々なメーカーによる“ノンアルコールビール”のコマーシャルは「比較的多く視掛ける?」というように思います。

飲食店でも、色々な種類のノンアルコールビールを視掛けます。そして飲んでいる人達も存外に多く視掛けます。

スーパー等では、「普通のビール」が並んでいる場所に混じって並んで売られています。ロシアの法律で「午後10時以降はスーパー等の商店で酒類の販売はしない」ということが決まっていますが、「アルコール0%」を謳うノンアルコールビールも、酒類と一緒に売られているので、結局買い求めることは適いません。(午後10時以降でも、飲食店で酒類を頼んで呑むことは出来ますが。)

ノンアルコールビールに関しては、何となく「材料由来の仄かな甘味が交じる場合も在る、基本的には甘味料が入らない飲み物」という感じで、「様々な食事に意外に合う」というような気もします。店でボトルを求める場合も、飲食店で頂く場合も、価格帯は「普通のビールの安価な部類のモノ」と大差は無いように見受けられます。

写真に写っている<Bavalia>(ババリア)というのは、ビールで有名なドイツのバイエルン地方を指し示す名なので、初めて見た時に「ドイツのモノ、またはドイツの業者の製品のライセンス生産?」と思ったのですが、求めようとした飲食店で「ビェスアルコゴーリ?」と尋ねられ、ノンアルコールビールなのだと気付きました。

飲食店で「ビェスアルコゴーリ?」と尋ねられた意味は「これはノンアルコールビールですけど、構わないのですか?」という程度のことだと思います。筆者は、余程ビールをガブガブ呑むようにでも見えたのでしょうか?初めての時、「構わない…」とお願いして飲んでみて、「意外に悪くない…」と思った訳です。

今後も、様々な銘柄のノンアルコールビールを試してみることになりそうです。

<ピョートル大帝>と名付けられたブレンドのコーヒー豆(2018.08.19)

ユジノサハリンスク市内の少し規模が大きなスーパーを覗くと、「家庭やオフィスで頂くコーヒー」を淹れるためのモノが色々と見受けられます。インスタントコーヒーも、豆を挽いたモノも在りますが、コーヒー豆も袋詰めになって売られています。

コーヒー豆に関しては、「稚内市内のスーパーで出くわす頻度よりも、ユジノサハリンスク市内のスーパーで出くわす頻度の方が高い?」というように思うことが在ります。実際、家電製品等を手広く扱う店を覗けば、「コーヒー豆を挽く器具」そのものや、それが組み込まれたようなコーヒーメーカーが色々と売られています。コーヒーメーカーに関しては、日本国内でも多く見掛けるようなドリップ式を基礎にしたようなモノの他、エスプレッソマシーンの系譜と見受けられるモノも色々と在ります。

↓ユジノサハリンスク市内の大きなスーパーで見掛けて、コーヒー豆を求めてみました。
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↑500グラム入りで450ルーブルでした。

コーヒー豆に関しては、「ロシア国外の業者による製品が輸入されている」という、日本国内で出回っている―稚内市内では余り視掛けません―ようなイタリアの有名なモノまで在りますが、それらは上述の価格の倍や三倍という価格のモノも見受けられます。「手頃」と考えられる上述の価格の製品は、ロシアの企業がロシア国内や旧ソ連諸国を中心に販売しているモノと見受けられます。

ユジノサハリンスク市内のスーパーで、寧ろ「挽いてあって粉になっている」というコーヒー豆の方が種類が多く出ているように見えますが、豆も色々と在って、ロシア国内の会社で色々と工夫をしたブレンドを出しているようです。

写真のモノは<ピョートル大帝>という名が冠せられています。何となく趣が在るデザインの袋にコーヒー豆が詰まっています。

ピョートル大帝は17世紀末から18世紀初頭に活躍した皇帝で、サンクトペテルブルグの建設に着手した皇帝として知られています。そして当時のロシアでは「新しいモノ」であった文物や様々な制度を欧州諸国から導入することに積極的で、「何でも自身で試してみたい」とするような一面が在ったそうです。欧州諸国での「コーヒーの事始」に関しては色々な挿話が在るらしいですが、ロシアでのコーヒーに関してピョートル大帝が関わっているとは聞きません。が、ロシアでは「やや新奇?」であったコーヒーをピョートル大帝が用意して「おまえもどうだ?飲んでみろ…」と居合わせた廷臣に薦めて、廷臣が「恐れ入ります、陛下…」と首を傾げながら新奇な味のコーヒーを啜ってみる様子というのが「在ったかもしれない?」と想像してしまうものも在ります。

実はこのロシアの会社による、有名な皇帝の名を冠したブレンドは、「稚内で頂こう」と入手したもので、<ペンギン32>で無事に持ち帰りました。稚内のアパートで、ゆったりと頂いて―専用の器具で使う分の豆を挽き、ドリップ式で淹れています。―います。

チョコレート・タルト(2018.08.12)

ユジノサハリンスクで“カフェ”を名乗る店には色々なモノが見受けられますが、「コーヒーや紅茶等を愉しみ、少しデザート類を頂く」というような感じの場所だけに限っても、色々な雰囲気の場所が見受けられます。

「コーヒーや紅茶等を愉しみ、少しデザート類を頂く」というような感じの場所に関しては、大雑把に言って「パンやケーキを売る店が飲物を扱うようになって“カフェ”となって行き、幾つかチェーン展開をする例も見受けられる」という感じの場所と、「“○○珈琲店”とでも言うような、飲物を愉しむ場所として起こり、デザート類等を扱うようになっている」という感じの場所が在るような感です。

パンやケーキを売る店に起源を有するらしいカフェでは、ケーキ等の種類が多く、その価格は(1人で食べ切る小さなモノが一切れの場合には)100ルーブル前後という事例が多いように見受けられます。「やや高い?(それでも美味い!!)」モノで、150ルーブルを超えている、または「200ルーブルで釣銭」という雰囲気のモノも在ります。

こういう状況に対して、飲物を愉しむ場所として起こったらしいカフェでは、ケーキ等の種類は店毎に「選択肢の幅」に差が大きく、価格帯もやや幅が広い感じがします。

「飲物を愉しむ場所として起こったらしいカフェ」では、「華麗なラテアート」が施されたような飲物が供される訳ですが、そういう店のデザートのケーキに「280ルーブル」というモノが在るのをメニュー上で眼に留めました。1人で食べ切る小さなモノが一切れの場合、ケーキは「多少高い?(それでも美味い!!)」が「200ルーブルで釣銭」というイメージを持っていた筆者は、その「280ルーブルのケーキ」が酷く気になりました。

↓気にしていてもどうにかなるものでも在りません。カフェで「280ルーブルのケーキ」を頼んでみると、こういう具合に出て来ました。
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↑アイスクリームを添え、シロップで何やらデコレーションを施した状態でチョコレート・タルトが登場しました。

「美しい!」と思わず眺めてしまいますが、余りゆったりと眺めていても、添えられたアイスクリームが融けてしまいますから、丁寧にデコレーションを施してくれた店員さんに感謝しながら素早く頂いてしまいます。

↓こういう具合に、飲物と一緒に愉しむのが好いです。
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↑アイスクリームが融けてしまうので、ケーキの方を先に頂いて、大き目なカップにたっぶりの飲物はゆったりと時間を掛けて楽しみます。

筆者は“甘党”という訳でもないのですが、「ユジノサハリンスクを離れる」という期間に、こういうケーキを思い出す場合が時々在ります。

Квас(クワス)(2018.08.05)

↓ユジノサハリンスクの街の方々で視掛ける様子です。
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↑温かい時季、例年6月から9月頃に視掛けるモノです。

これは街頭にスタンドを立てて<クワス>という飲物を売っている様子です。タンクに<クワス>がたっぷりと入っていて、売る側で用意したコップやペットボトルに注ぐ、または買う側が持ち込む容器に注ぐという形で販売されています。

<クワス>はライ麦と麦芽を発酵させて作るモノです。微炭酸の飲料で、微弱なアルコール分が入る場合も在るようです。が、寧ろ「ジュースのようなモノ」として引用されています。

「麦芽を発酵」と聞けば「ビール?」というモノを思い浮かべますが、方々のビール醸造業者がこれの製造を手掛けている様子です。サハリンでもビール醸造業者が色々と在りますが、彼らが<クワス>も手掛けていて、写真のようなスタンドでは、よく視ればビール醸造業者のロゴマークが入っている場合が多いです。

写真では、2つのスタンドが並んでいます。左がコルサコフの業者で、右がユジノサハリンスクの業者です。この日、右の業者は営業を休んでいました。

天候が好い日曜日で、長い行列こそ出来ませんが、余り切れ間が出来ずに次々と通り掛かる人が立寄っていました。200ml入りのコップで頂くモノが最も手軽で、500ml入りのコップのモノは少しボリュームが在ります。それ以外は、各種のペットボトルで求めるようになります。

↓500ml入りのコップです。「黒ビール?」というような、「コーラ?」というような外観です。
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↑味は、「やや酸味が強い」というタイプと、「仄かに甘い」というタイプが在るようです。画は後者のタイプですが、前者のタイプでも見分けはつきません。

このスタンドで、500ml入りのコップの<クワス>は34ルーブルでした。場所によって多少の違いは在るように思いますが、手軽な価格帯です。

<クワス>という飲物は、かなり古い歴史が在って、古代からその原型というようなモノが嗜まれていたと言われています。ロシアでも古くからの伝統が在り、ソ連時代にも「夏に街頭で売っている」という様子は御馴染だったといいます。

1990年代に入って、諸外国から入る様々な飲料の人気に押されてしまっていたように見受けられた時期も在ったようですが、2000年代以降に“復権”しているようです。殊に「ペットボトルに入ったモノがスーパー等で売られる」というようになって、<クワス>の消費は増えていると言われているようです。実際、「数日間ホテルに滞在」というような場合に、手近なスーパーでペットボトルの<クワス>を求め、部屋の冷蔵庫に置いて随時頂くというのも意外に好い感じです。

<クワス>は、「そのまま飲用」という以外に「スープの材料」にも利用されます。

↓以前にそうした例を御紹介しました。
>>Окрошка(オクローシカ):不思議な“冷製スープ”(2017.05.11)

或いは、「(写真の様な感じに)戸外で<クワス>を売っている」というような時季が、サハリンでは「戸外を動き回り易い感じな時季」ということになるかもしれません。

<チキンビリヤニ>:ユジノサハリンスクのインド料理店(2018.07.08)

ユジノサハリンスク市内、それも住まいや稚内市サハリン事務所から然程遠くない辺りに「インド料理の店」が在ります。

聞けば、1990年代頃からの意外に長い経過を有する店で、開業当初は札幌に在るインド料理のチェーン店が少し関わったらしいのですが、現在では完全に関係は無いようです。

時々寄ってみるのですが、何となく混み合っている場合も在れば、比較的空いている場合も在るという感じです。

↓過日寄った際、こういうモノを頂きました。
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↑<チキンビリヤニ>というそうです。鶏肉やゆで卵が沢山入っていました。

“ビリヤニ”というのは、パキスタンや南インドで盛んな米を使うメニューで、手を掛けて作る本格派となると、酷く手間が掛かるメニューと聞きます。この店で出て来たのは「インディカ米を使った、スパイシーなピラフ」という趣きでした。

何となくこれをメニュー表で眼に留めて、「米飯?時には好いか…」と頼んで頂いたのでしたが、色々な種類の肉や野菜を使った様々な料理が出て来る店です。

ユジノサハリンスクは「人口20万人程度」ということになります。そういう規模の街で、「○○料理」と「少し変わったモノを供する」という店が見受けられるというのは、日本国内の感覚で言えば「在るような、無いような感じ」に思えました。

サハリンやロシア全般では、「ロシア以外に由来の料理」というモノが、或いは「入り易い」のかもしれません。旧ソ連の国々の名を冠して「○○料理」と謳っている事例が時々見受けられますし、「旧ソ連諸国に由来の料理」というようなモノがソ連時代に普及、一般化した例が幾分在り、そういうモノをさり気なく供する場所は然程珍しくもないのかもしれません。

そういう背景を想っても、「人口20万人のロシアの地方都市にインド料理店」というのは、「少し凄い」ような気はします。日本国内で「人口20万人程度の街」で、インド料理店が無いという例は幾らでも在ると思います。(逆に、もっと人口規模が小さな街にインド料理店が在るという事例も在るのかもしれませんが。)

こうした「一寸変わったモノを供する店」の存在が示すのは、「時々外食を楽しむ」という人達の割合が「実は意外に高い?」ということなのかと考えてしまいます。