【速報】ウラジオストクの<ヴォストーク65>:15連勝…!!:バスケットボール<スーパーリーグ>(2019.02.13)

ウラジオストクの<スパルターク・プリモーリェ>との対戦に関して、<ヴォストーク65>の事務局では「極東ダービーマッチ」という呼び方をして盛んに宣伝しています。<スパルターク・プリモーリェ>の側で、その「極東ダービーマッチ」という表現を用いている例は見当たりませんが。

<ヴォストーク65>はウラジオストクに乗り込み、<スパルターク・プリモーリェ>と対戦しました。

試合を開催している間については、戦況の映像がインターネットの幾つかのウェブサイト(日本国内で繋ごうとした際、巧く閲覧出来ない状況のモノも在りました…)で配信されます。ウラジオストクであれば、「1時間時差」ですから、「現地午後7時開始」がユジノサハリンスクの時間で「午後8時」ということになります。これなら「視易い」ので、試合の中継映像も視ましたが、試合内容の詳しいデータも入って来ました。

第1クォータは<ヴォストーク65>の3点シュートから動き始めました。そして<スパルターク・プリモーリェ>も得点し、互いに攻撃を仕掛け合うのですが、<ヴォストーク65>が少し先行する展開でした。第1クォータは20対26で<ヴォストーク65>が先行する形となりました。

第2クォータは<スパルターク・プリモーリェ>がフリースローとシュートで得点を重ねるところから動き始めました。27対26と一時<スパルターク・プリモーリェ>は逆転しますが、<ヴォストーク65>も得点し始めます。僅差の競り合いが続き、7分10秒で37対37の同点となります。そこから<ヴォストーク65>の連続得点が目立ちました。第2クォータは20対19で<スパルターク・プリモーリェ>が先行ですが、前半を通じては40対45と<ヴォストーク65>が先行です。

実際に第2クォータで同点や逆転の場面が見受けられましたが、6点や5点の点差であれば、試合の行く末は判らないものです。後半の第3クォータに入って行きます。

第3クォータが始まると、直ぐに<ヴォストーク65>が加点しました。そして<ヴォストーク65>が得点を重ねる合間に<スパルターク・プリモーリェ>が得点するというような、<ヴォストーク65>の得点が目立つような形で展開して行きました。第3クォータは14対23と<スパルターク・プリモーリェ>が押え込まれてしまった形で、ここまでを通じて54対68と<ヴォストーク65>は先行の幅を拡げました。

第4クォータは点差を縮めるべく<スパルターク・プリモーリェ>が積極的に仕掛けます。他方で追われる<ヴォストーク65>も得点を重ね、第4クォータそのものは22対21と<スパルターク・プリモーリェ>が先行したのですが、第3クォータで大きくなった点差が埋まらず、76対89で<ヴォストーク65>が勝利です。

<スパルターク・プリモーリェ>の2点シュート成功率は51.6%(16/31)、3点シュート成功率は42.3%(11/26)、フリースロー成功率は68.8%(11/16)でした。<ヴォストーク65>の2点シュート成功率は71.9%(23/32)、3点シュート成功率は31.3%(10/32)、フリースロー成功率は81.3%(13/16)でした。2点シュートの成功率ですが、#6 アレクサンドル・グドゥマークが「6/6」、#17 アルチョム・ヤコヴェンコが「4/4」、#3 カーマイン・ミッチェルが「6/7」と「非常に高い確率」を見せています。「得点の確度を上げる」というように、巧くボールを廻す訳です。アシストは<スパルターク・プリモーリェ>の11に対し、<ヴォストーク65>が19でした。

リバウンドは<スパルターク・プリモーリェ>の30に対して<ヴォストーク65>は34です。スティールは<スパルターク・プリモーリェ>の6に対して<ヴォストーク65>が14で、ターンオーバーを喫した回数は<スパルターク・プリモーリェ>の23回に対して<ヴォストーク65>が16回でした。何か<スパルターク・プリモーリェ>の側が、攻勢の勢いを伸ばせなかったというような感です。

今回は配信された現地の映像も視ました。第2クォータで同点場面も見受けられ、「或いはここから押される?」というようにも思えましたが、<ヴォストーク65>は確りと連続得点で若干の先行を維持し、第3クォータで「勝負を着ける」かのように、<スパルターク・プリモーリェ>の攻撃を制してしまって得点を重ねて抜け出した訳です。ユジノサハリンスクでは、ホーム用の黄色のユニフォームでプレイしている選手達が、アウェイ用の黒いユニフォームで動いている様子を視るのも少し新鮮でした。

これで<ヴォストーク65>はリーグ戦で「15連勝」ということになりました。25試合終了という形で、「22勝3敗」です。首位を堅持しています。
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ショートトラック 500m (女子・男子):<アジアの子ども達 サハリン2019>(2019.02.10)

児童生徒による冬季競技の国際大会である<アジアの子ども達 サハリン2019>は、夏季大会が長く行われて来た大会の歴史の節目となる「初めての冬季大会」ということになりますが、前日に「開会式」も終えて各競技の熱戦が繰り広げられていました。

<ショートトラック>という競技が在ります。ロシア語では「Шорт-трек」(ショルトトレック)と呼ばれます。

これは屋内競技です。アイスホッケーやフィギュアスケートで使用するアイスアリーナのリンクで競うスピードスケートです。リンク上に目印になるゴムのマーカーを置いて、1周が111mとなる走路を設定します。そこを複数の選手が一斉にスタートし、規定した距離になるように走路を周りながら走り、「着順」を競うという競技です。タイムは計測していますが、これは「全参加選手の順位を決めなければならないような場合の参考」という感じです。

「着順」を競うので、例えば「“1回戦”で4人ずつの組でスタートし、各組の1位と2位の選手が“2回戦”へ」という具合に競技が進行し、最終的に残った8人が4人ずつの組に分かれて1位から8位の入賞者を決めて行くのです。

ロシアに在っては「比較的新しいスポーツ」という感じになると見受けられます。1980年代末頃に各国で普及し、五輪種目になって行ったことを受けてロシアでも競技団体が起こったようです。ソ連時代末期からロシアに体制が変わって行ったような時期に、当初は“ソ連チーム”、そして“ロシアチーム”として国際競技大会にも選手達が参加する例が見受けられるようになりました。最初の頃は、「フィギュアスケートからの転向」というような、他のスケート競技をやっていた選手が取り組んでいたような例が目立ったようですが、近年は最初からショートトラックに取り組んでいる例も多く見受けられるようです。

ユジノサハリンスク辺りでは「ショートトラックをやっている」という例は聞きません。スケートに関する活動で耳目に触れるのは、アイスホッケーの少年チームが幾つも在ることや、フィギュアスケートをやっている子ども達が在るということです。そういう状況ですが、ショートトラックの会場となった<クリスタル>―アイスホッケーの<アジアリーグ>の試合会場になっている場所です。―には大勢の人達が観戦に訪れていました。自由席になっていた場内で、空席が見当たらず「そこ!空いてますか?」と何回も尋ねながら漸く座っていたというような人達が大勢見受けられました。実は筆者は、学生時代に生でショートトラックの試合を間近に観たという経験が在って、以後は生で観戦する機会こそ無かったものの、冬季五輪のテレビ中継等では「やっている!」とショートトラックを愉しく視ていますから、今般は「かなり久し振りに生で!」と張り切り、休日でもあったので入場が許されるようになる早い頃合い、選手達が試合前の練習に勤しんでいるような時間帯から会場に足を運び、確りと席を確保していました。

<アジアの子ども達 サハリン2019>のショートトラックですが、日本、韓国、モンゴル、香港、タイ、フィリピン、インド、クウェート、カザフスタン、ロシアの10ヶ国からチームが出ています。ロシアに関しては地方毎にチームを組んでいるので、極東連邦管区、シベリア連邦管区、ウラル連邦管区、サハ共和国(ヤクーチヤ)と4チームが出ていました。

「屋内リンク」を使用する競技であることから、「ウィンタースポーツ?」というイメージの温かい地域のチームの選手達も登場し、「国際大会!」ということを強く実感させられた感でした。雪や氷と縁が薄そうな地域の皆さんは、ユジノサハリンスクの最近の低温や、街に雪が積もっている様子をどのように感じたのだろうか、というようにも思いながら彼らの様子も何となく見ていました。

ショートトラックには13歳から16歳の選手が出場していて、4日間で1500m、500m、1000m、3000mリレーという競技が催されるようです。今般観戦したのは500mでした。

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500mに関しては、1周が111mとなる走路を4周半走って着順を競うことになります。スタートのファウルを2回犯してしまうと出走出来ないというルールや、スタート直後の第1コーナー周辺での転倒が発生すると再スタートというようなルールも在りますが、「原則的に4人でスタートする各選手の着順を競う」という「誰にでも判り易い!!」という内容なので会場は盛り上がりました。ショートトラックの観戦では、スタートの場面では静粛を求められますが、それ以外は「行け!!」というように、或いは選手の名前を呼んで応援というようなことも許されますから、走っている選手のチーム関係者等が「〇〇!良いぞ!!〇〇!!行け!!」と一生懸命に声援を贈っている様子も随分と見受けられました。

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試合前に選手達がリンクに入ってウォーミングアップをする場面から観ていましたが、「練習の動き」という時点で「あの選手!巧い…」という感じで、目立って速く滑走している感じの選手達が目に留まりました。着ていたユニフォームを視れば、韓国の選手達でした。このショートトラックは、韓国ではかなり盛んであると聞きます。確か、韓国で冬季五輪のメダルと言えば、大半がショートトラックでの実績だった筈です。

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ショートトラックの試合が催されるリンクは少し独特な雰囲気になります。リンクの端、壁の辺りに安全のための分厚いマットが取り付けられます。これは速度が上がっている中で「弾ける様に転倒」という場合に衝撃を吸収するためのモノです。実際、転倒した選手達がこのマットの御蔭で大事に至らずに済んでいる様子も若干見受けられました。そして弾け飛んだマーカーを拾って元の位置に置くことや、レースの合間にリンクを整える作業を行う人達が4名程入り、スーツ姿の主審と2名の副審が入ってリンクの真ん中、選手達が走らない場所からレース状況を見守ります。リンクの脇、ホッケーの試合の時に各チームのベンチになっている場所辺りで、出番を待つ選手達が待機します。そしてそういう辺りに、ピストル形の機器でスタートの合図をする係が役目を果たします。更に審判団が動いている辺りに、ビデオカメラを持ったカメラマンが入っていましたが、白いカッパの上下に身を包んで、カメラも白いモノで覆ってしまっていました。「目立たないように」ということなのだと思いますが、リンクの脇にそのカメラマンが最初に現れた時は「あの人??何者!?」と一寸注目してしまいました。

レースは「32名→16名→8名」と勝ち抜きで、「5位から8位決定戦」、「1位から4位決定戦」と女子、男子と交互に順次進められました。

4周半走って45秒程度というレースですが、「一気に勝負!」という、独特な迫力が在るものでした。

日本の選手達も出場しましたが、不運な転倒等も見受けられた、残念ながら早い段階で敗退してしまいました。レースを制したのは、ウォーミングアップの時点で「巧い…」という感じだった韓国の選手達でした。女子の「1位から4位決定戦」では韓国選手2名、ロシア選手2名が出場でした。男子では韓国選手3名にカザフスタン選手1名の出場でした。

↓「1位から4位決定戦」では、選手紹介を少しショーアップしていました。
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↑やや不思議な白い服装のカメラマンも画に写っています。

この<アジアの子ども達 サハリン2019>のような国際競技大会は、参加国での「競技の普及」に資するという側面も在るように見受けられます。今般、早い段階で敗退してしまった競技の歴史が浅い国々のチームも、この大会への参加が切っ掛けで人気競技になって、何時か「なかなか手強いチーム」が国際大会に出て来るようになるのかもしれません。

アイスホッケーのように「サハリンのチームへの声援」というのは、出場が無いので見受けられませんでしたが、ショートトラックの会場ではロシア国内の各チームへの声援や、カザフスタンチームへの声援が目立ちました。また、大きく遅れてしまっても最後まで走った選手達への温かい拍手も沸き起こりました。
posted by 稚内市サハリン事務所 at 09:00Comment(0)スポーツ

好ゲーム!! <サハリン州(ロシア)>VS<日本>:アイスホッケー:<アジアの子ども達 サハリン2019>(2019.02.09)

児童生徒による冬季競技の国際大会である<アジアの子ども達 サハリン2019>の競技本番が始まり、アイスホッケーの試合が行われるという会場に足を運んでみました。

最初に観た試合は、対戦チーム間の力量差が大きく、率直に申し上げて「不思議に見えた」というような試合でした。「次の試合?」と様子を視ると、次の試合が<サハリン州(ロシア)>と<日本>との対戦であることが判りました。

試合前に国歌演奏が入ります。ロシア国歌、日本国歌の順に流れました。
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試合開始前のウォーミングアップの様子を視る限り、どちらのチームも「小学校低学年位からアイスホッケーに親しんでいる中学生」というような動きで、体格差が目立つでもなく、「好い勝負が?」と少し期待出来そうに思えました。

<サハリン州(ロシア)>は、白いユニフォームで正面に「サハリン州の紋章」が入ったモノを着ていました。一時期、アジアリーグアイスホッケーに参加している<SAKHALIN>がサハリン州の紋章が大きく入ったユニフォームを使っていたことが在るのですが、それを思い出しました。(現在の<SAKHALIN>のユニフォームは、チームのロゴマークのイラストです。)そして<サハリン州(ロシア)>の各選手のユニフォームの背中には、背番号が在って、その上にアルファベットで選手の姓が入っているという、「プロチーム風」な設えのユニフォームでした。

<日本>は赤いユニフォームです。背中側には、各選手の背番号が大きく入っていますが、番号の上に選手の姓が入ってはいませんでした。文字が在るのが読めたのですが、全選手「HOKKAIDO」と入っています。<日本>ということで登場したチームですが、実質的には「北海道選抜」という感じなのだと思われます。

この両者による試合が始まりました。ウォーミングアップの動きを視て、少し期待しましたが、互角な競り合いが続きました。

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第1ピリオド後半に<サハリン州(ロシア)>が先取点を得ます。1対0です。第2ピリオドに入って、<サハリン州(ロシア)>が点を加えて2対0となりました。

様子を視ていて、「或いは<サハリン州(ロシア)>の各選手が、スティックとパックの扱いは、やや上手か?」とも思いましたが、<日本>の側でも「多分、小さい頃から一緒にやっていて、息が合っている中軸選手達の間での巧いパス」が冴える場面が出て来て、<サハリン州(ロシア)>のゴールを脅かす場面が少し増えました。そして第2ピリオドの後半で相次いで得点し、試合は2対2と同点になりました。

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第2ピリオド終了時点で同点となれば、第3ピリオドで先に得点した側が有利になります。残り時間が刻々と少なくなる中、1点差が刻々と重くなって行くというものです。

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第3ピリオドでは<サハリン州(ロシア)>と<日本>とが激しく競り合い、少しファウルも出て、「2分間の罰退」で人数を減らした側に人数が多い側が仕掛ける「パワープレイ」の場面も見受けられました。一時、<日本>が2人のペナルティーで、「3人とゴールキーパー」の状態になり、<サハリン州(ロシア)>が「5人」という場面が在りましたが、そういう失点の危機を<日本>は何とか凌ぎ切りました。

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やがて第3ピリオドの半ば過ぎ頃に<日本>が得点して3対2とします。最終盤まで<サハリン州(ロシア)>が同点を目指して攻め続けていましたが、得点をすることが叶わず、第3ピリオド終了で3対2、<日本>が勝ちました。

実質的に「北海道VSサハリン州」であったようにも見えた試合でしたが、互いに力を尽くした好ゲームであったように思います。日本側の選手達は、同年代の多くの人達が経験出来るでもない、“隣り”とは言え国外に出て、外国チームと試合をするという貴重な経験をしていることになります。

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<サハリン州(ロシア)>も<日本>も、両チームの健闘に期待したい感です。
posted by 稚内市サハリン事務所 at 08:48Comment(0)スポーツ

<極東連邦管区(ロシア)>VS<クウェート>:アイスホッケー:<アジアの子ども達 サハリン2019>(2019.02.09)

児童生徒による冬季競技の国際大会である<アジアの子ども達 サハリン2019>は、夕方の開会式に先駆けて幾つかの競技が始まりました。

アイスホッケーの試合が行われるという会場に足を運んでみました。

正直なところ、開催される競技に関して、出場チームや競う枠組みや試合開催日程というような情報の発信が薄いようにも思えます。「何処で何を何時から開催しているのか?」ということが判り悪く、判ったところで現場に行かなければ何処のチームが出て来るのか判らず、会場でも何チームでどういう風に競っているのか、よく判らない感じです。

アイスホッケーに関しては、組織委員会が準備段階に発表している資料では、13歳から15歳の選手によるチームが出場し、リーグ戦と順位決定戦を予定するということでした。

ロシアに関しては<ロシア>ということではなく、地域毎にチームを準備して、複数のチームが参加しているようです。<極東連邦管区(ロシア)>というチームが出て来ました。

この<極東連邦管区(ロシア)>と<クウェート>のチームが対戦しました。

↓オレンジ色のユニフォームが<極東連邦管区(ロシア)>で、青と白のユニフォームがクウェートです。
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↑画の左寄りに緑色の服装の人が居ますが、これは大会ボランティアのユニフォームです。同じ服装の人達が、会場や周辺に沢山居ました。

各種の競技の「少年の試合」では、対戦するチーム間の力量の差が大きく、点差が大きく開いてしまうという場合も見受けられます。アイスホッケーの場合、様々な技術が要求されるゲームである以上、そういう傾向は少し強いかもしれません。例えば中学生位のチームによる試合だとして、「中学生になって初めてプレイした」という選手が多数派なチームと、「小学校低学年から親しんで、競技歴が4年から5年」という選手が多数派なチームとの対戦であれば、後者が圧倒的に有利です。

この<極東連邦管区(ロシア)>と<クウェート>の試合は、そういうチーム間の力量差が少し大き過ぎたようでした。<クウェート>の選手の動きが鈍く、<極東連邦管区(ロシア)>がそのことにやや戸惑っているようにさえ見えました。が、<クウェート>のゴールキーパーが余り動けず、パックがゴール傍に来ると、ドンドンと得点が重ねられて行くというような状態でした。

観ていた間に、寧ろ<極東連邦管区(ロシア)>の選手達が着ていたユニフォームが気になりました。

オレンジ色のユニフォームは色々なスポーツのチームが使っていると思いますが、アイスホッケーの場合は白いリンクの上で着用するので殊更に映えます。このオレンジ色のユニフォームの正面に「虎」のマークが描かれていました。沿海地方やウラジオストク市の紋章に「虎」が使われていて、「地域を象徴する動物」と考えられているからなのでしょう。

気になったのは、このユニフォームの色のように、「虎」が「オレンジ色」で表現されることです。このチームのユニフォームに限らず、「オレンジ色」で「虎」が表現される例をよく視掛けます。

日本国内では「虎」は「黄色」で表現されるような気がします。日本で最も有名な例と言えば、有名な野球チームの「虎」のロゴマークが黄色と黒です。その野球チームの本拠地球場に、コーポレートカラーが「オレンジ色」の飲食チェーンが店を出すことになった際、「オレンジ色」が永年のライバル球団が使う色に通じるということも在って、敢えて「黄色」の特製看板を出店した店で使うようにしたという話しを聞いた記憶が在ります。

そういう「虎」は「黄色」という少し強いイメージを持っているので、少し以前に「虎」が「オレンジ色」で表現される例に出会って少し驚いたのでしたが、ここで改めて出会いました。「所変われば…」というものなのでしょう。

↓観客席には大会マスコットが登場しています。
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↑マスコットに名前は付いていないようです。画に写っているのは“シブゥーチ”(海獣)と一般名詞そのもので呼ばれていました。他は“オレーニ”(鹿)、“リサー”(狐)です。

↓やがて試合が終了し、両チームの選手達が握手を交わします。
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↑「アイスホッケーの試合」としては「視た覚えが無い?」という感じのスコアでした。<極東連邦管区(ロシア)>が勝ちました。

こういうように、開会式に先駆けて幾つかの競技が始まっています。
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【速報】スルグートの<ヴォストーク65>:14連勝!!!:バスケットボール<スーパーリーグ>(2019.02.04)

遠征中の<ヴォストーク65>は西シベリアのスルグートで<ウニヴェルシチェート・ユグラ>と対戦です。

<ウニヴェルシチェート・ユグラ>に関しては、10月から11月でカップ戦とリーグ戦で3回の対戦が在るのですが、<ヴォストーク65>は3試合全てに勝っています。とは言っても、最近の<ウニヴェルシチェート・ユグラ>は新しい選手を迎えて「11月頃とは一味違う」という話しも在るようです。

イルクーツクの<イルクート>がリーグ戦を離脱して解散という残念な出来事が在り、12月末から1月初めの時季、<イルクート>に在った選手達の一部がリーグ内の他チームに移籍しました。<ヴォストーク65>でも#11 アレクサンドル・アニシーモフを迎えました。<ウニヴェルシチェート・ユグラ>でも「リーグ得点王候補」と言われる米国人選手、ハリル・デュクスをイルクーツクから迎えました。デュクス加入後の<ウニヴェルシチェート・ユグラ>は、得点力が向上して調子が上がっているということなのです。

調子が上がっているという<ウニヴェルシチェート・ユグラ>の本拠地スルグートでの試合は、ユジノサハリンスクでは日付が改まって「2月5日午前1時開始」ということでしたが、試合の情報が入って来ました。

第1クォータは、イルクーツクからユジノサハリンスクへ移った経過が在る、#11 アレクサンドル・アニシーモフが3点シュートを決め、<ヴォストーク65>の得点場面から動き始めました。以降、<ヴォストーク65>が少しだけ先行するものの、互いに点を取り合う展開が続き、8分52秒で24対24の同点になります。ここから第1クォータ終了までに<ヴォストーク65>は2本の3点シュートで加点し、24対30と若干先行します。

第2クォータは<ウニヴェルシチェート・ユグラ>側の得点から始まったものの、<ヴォストーク65>も加点し、<ヴォストーク65>は先行を護ります。5分31秒には37対47と<ヴォストーク65>は10点リードしました。そこから<ウニヴェルシチェート・ユグラ>側が得点して点差を詰めますが、直ぐに<ヴォストーク65>側も得点を重ね、両者の差は埋まりません。第2クォータ22対28で<ヴォストーク65>がリードで、46対58と先行した形で前半を終えました。

第3クォータは、点差を縮めたい<ウニヴェルシチェート・ユグラ>側に対し、<ヴォストーク65>側でも加点して点差を護ろうとしました。第3クォータそのものは20対22と僅差ではありましたが、試合全般を通じては66対80と<ヴォストーク65>のリードが拡がっています。

第4クォータでも、<ウニヴェルシチェート・ユグラ>側は一方的に加点して点差を詰めるということが出来ませんでした。<ウニヴェルシチェート・ユグラ>側が連続得点しているような状況の直後に、<ヴォストーク65>側も連続得点です。そういう「得点を重ね合う」という状況で、第4クォータは29対32と<ヴォストーク65>が少し先行しました。結局、各クォータで点を取り合い、各々で<ヴォストーク65>が先行していて、試合全体では95対112となって<ヴォストーク65>が勝利です。

<ウニヴェルシチェート・ユグラ>の2点シュート成功率は52.6%(20/38)、3点シュート成功率は52.9%(9/17)、フリースロー成功率は90.3%(28/31)でした。対する<ヴォストーク65>の2点シュート成功率は80.6%(25/31)、3点シュート成功率は44.1%(15/34)、フリースロー成功率は70.8%(17/24)でした。<ヴォストーク65>の2点シュートは成功率は、少し驚くべき水準です。

リバウンドは<ウニヴェルシチェート・ユグラ>の25に対して<ヴォストーク65>の24と差は殆ど在りません。スティールも<ウニヴェルシチェート・ユグラ>の5に対して<ヴォストーク65>の7、ターンオーバーを喫した回数も<ウニヴェルシチェート・ユグラ>の15に対し<ヴォストーク65>の14と大きな差は見受けられません。これがアシストとなると、<ウニヴェルシチェート・ユグラ>の16に対して<ヴォストーク65>の31と差が開きます。

<ヴォストーク65>は、より巧くボールを回して、確度の高いシュートで加点し、点差を詰めることを許さずに勝利を掴み取ったという感です。

この試合を終え、<ヴォストーク65>は14連勝で、24試合終了時点で「21勝3敗」となりました。首位を堅持です。2位の<サマーラ>が18勝6敗なので、少しだけ抜け出す形でもあります。

残る試合も注目という感です。
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【速報】アジアリーグアイスホッケー レギュラーシーズンの順位が確定

アジアリーグアイスホッケーは、順延になって残っていた<アニャンハルラ>対<王子イーグルス>の2試合が終了―2試合共に<王子イーグルス>が勝利―し、レギュラーシーズンの全日程が終了しました。

↓この結果、順位が下記のように決定しました。

1位 デミョンキラーホエールズ 20勝14敗 勝ち点64
2位 SAKHALIN 19勝15敗 勝ち点60
3位 アニャンハルラ 21勝13敗 勝ち点59
4位 日本製紙クレインズ 19勝15敗 勝ち点56
5位 王子イーグルス 17勝17敗 勝ち点48
6位 ハイワン 15勝19敗 勝ち点47
7位 H.C.栃木日光アイスバックス 13勝21敗 勝ち点38
8位 東北フリーブレイズ 12勝22敗 勝ち点36

5位までがプレイオフ進出です。<王子イーグルス>は5位に浮上し、プレイオフに進出ということになりました。<SAKHALIN>は2位が確定です。

プレイオフの最初の試合は2月16日から始まる<日本製紙クレインズ>と<王子イーグルス>との対戦です。3試合で先に2勝した方が次へ進みます。会場は釧路です。<日本製紙クレインズ>に関しては、“日本製紙”が今季一杯での“廃部”を決めており、チームの今後が不透明です。そういう中、釧路でプレイオフが始まります。

2月23日からは、<日本製紙クレインズ>と<王子イーグルス>との勝者が1位だった<デミョンキラーホエールズ>と対戦するシリーズと、<SAKHALIN>と<アニャンハルラ>とのシリーズが始まります。5試合で先に3勝した方が次へ進みます。

2月23日からのシリーズは先の2試合がレギュラーシーズン下位チームのホーム、後の3試合がレギュラーシーズン上位チームのホームという開催予定となっています。<日本製紙クレインズ>と<王子イーグルス>との勝者が進むシリーズは「釧路または苫小牧」で始まります。<SAKHALIN>と<アニャンハルラ>とのシリーズは韓国で始まります。ユジノサハリンスクでの試合開催は2月28日からです。

これらのシリーズの勝者同士が、今シーズンの優勝を賭して決勝シリーズを戦うことになって行きます。
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【速報】エカテリンブルグの<ヴォストーク65>:13連勝!!!:バスケットボール<スーパーリーグ>(2019.02.01)

<ヴォストーク65>は遠征に出ています。

↓11月にユジノサハリンスクに迎えて2点差で惜敗した<ウラル>の本拠地、エカテリンブルグに乗り込みました。
>>熱戦!「2点差」…惜敗…:<ヴォストーク65>:バスケットボール<スーパーリーグ>(2018.11.07)

エカテリンブルグの情報が伝わって来ました。

エカテリンブルグで「2月1日 午後7時開始」という試合は、ユジノサハリンスクの時間では「2月2日 午前1時開始」ということになります。「時差6時間」です。

<ヴォストーク65>では、2試合を欠場していた#3 カーマイン・ミッチェルが復帰し、先発出場しています。<ヴォストーク65>が米国出身の#3 ミッチェルを擁しているのに対し、<ウラル>も#5 マンデラ・トーマスを擁しており、こちらも先発出場しています。また<ウラル>はもう1人の米国人選手を迎えることになったようでもあります。こうした選手のコンディションによる欠場と復帰、或いは異動は終盤のリーグ戦の状況にも些か影響する場合があることでしょう。

エカテリンブルグでの試合が始まりました。

第1クォータは<ウラル>の得点から始まります。<ウラル>が5対0とリードし、ここで<ヴォストーク65>が#3 ミッチェルの3点シュートで5対3としましたが、<ウラル>は更に加点して2分16秒の時点で9対3にリードを拡げました。しかし<ヴォストーク65>は2本の3点シュートで9対9の同点とし、そこからの競り合い、やがて抜け出すことに成功します。第1クォータの後半から終盤は<ヴォストーク65>が一方的に得点するような状態になり、13対22と先行しました。

第2クォータも最初に得点を挙げたのは<ウラル>でした。しかし、<ウラル>が得点した後に<ヴォストーク65>が連続得点という感で、点差は縮まらずに開いてしまいました。5分19秒で20対33と、<ヴォストーク65>のリードは第1クォータ終了時点より少し拡がりました。そして第2クォータの最後まで、「<ヴォストーク65>の連続得点の合間に<ウラル>の得点が見受けられる」という状況が続き、第2クォータも13対21と<ヴォストーク65>が先行しました。試合の前半は26対43と<ヴォストーク65>が大きなリードを得て折り返しです。

第3クォータは、前半の差を縮めるべく<ウラル>が積極的な攻勢に出る他方、<ヴォストーク65>が抜け出すことを阻むべく得点を重ねるという感で展開します。第3クォータそのものは25対23と<ウラル>が先行しましたが、前半の大き目な差が埋まるという感からは遠く、51対66で第4クォータへ進みます。

第4クォータも<ウラル>の得点から始まりましたが、<ヴォストーク65>が連続得点をする場面が見受けられ、点差は縮まりません。半ばを過ぎた6分34秒で59対86という状態で、<ヴォストーク65>がリードしたままです。ここから<ウラル>が連続得点をするものの、終盤に<ヴォストーク65>も加点し、第4クォータそのものは18対25で<ヴォストーク65>が先行しました。結果、試合は69対91と<ヴォストーク65>が勝利です。

<ウラル>の2点シュートは46.7%(21/45)であったのに対し、<ヴォストーク65>の2点シュートは65.6%(21/32)でした。<ウラル>の3点シュートは17.4%(4/23)であったのに対し、<ヴォストーク65>の3点シュートは37.5%(12/32)でした。2点シュートと3点シュートを合わせると、<ウラル>は68本、<ヴォストーク65>は62本ということになりますが、<ヴォストーク65>の成功率が高めで、得点も伸びていました。

両チームのリバウンドは<ウラル>が38で<ヴォストーク65>が39と互角です。が、内訳の“ディフェンシブ”は23対31と<ヴォストーク65>が<ウラル>を上回りました。<ウラル>側のシュートが弾かれて、<ヴォストーク65>側がボールを奪い、反転攻勢をして成功という場面が目立ったことが伺える訳です。スティールは<ウラル>の11に対して<ヴォストーク65>の7、ターンオーバーを喫した回数は<ウラル>が14で<ヴォストーク65>が13でした。

<ヴォストーク65>は、アウェイの試合では黒いユニフォームを着用しますが、エカテリンブルグのニュースではその色に因んで「東方からの黒い風が」と、吹き荒れた暴風というイメージで、地元チームの敗戦が伝えられているようです。

これで<ヴォストーク65>はリーグ戦で13連勝です。23試合終了ということになって、<ヴォストーク65>は20勝3敗です。2位の<サマーラ>が敗れて17勝6敗となり、少しだけ<ヴォストーク65>が抜け出した感ではあるのですが、未だ強敵、難敵との対戦が残っています。リーグ戦終盤になって、人の異動の要素も、チームの熟成の要素も、互いのコンディションという要素も色々と前半とは変わっていて、なかなか難しい戦いは続くものと見受けられます。
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<SAKHALIN>=レギュラーシーズン最終試合…プレイオフへ…:アジアリーグアイスホッケー(2019.01.28)

アジアリーグアイスホッケーは各チームが34試合を戦いますが、<SAKHALIN>の「34試合目」が1月28日にユジノサハリンスクの<クリスタル>を会場に催されました。

8チームで競い、5チームがプレイオフへ進出し、優勝を賭した争いとなります。<SAKHALIN>はプレイオフ進出を確定しました。<SAKHALIN>としては5年連続、5回目のプレイオフ進出となりました。

レギュラーシーズンの順位は確定せず、未だ流動的ですが、最後の試合まで力を尽くすばかりとなりました。迎えている<ハイワン>との試合に力を注ぐだけです。

↓試合開始時には、チアリーダー達がチームの旗を掲げてリンクに登場しました。
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↑時々見せる演出のようですが、通常は客席の手前に登場するので、少し新鮮でした。

↓試合前の国歌演奏の際、韓国の国歌は通常どおりに録音でしたが、ロシア国家についてはユジノサハリンスクで活動する陸軍の音楽隊から演奏家がやって来て生演奏をしました。
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↑軍の音楽隊でも使うような管楽器は存外に大きな音が鳴るものですが、この<クリスタル>はなかなかに音が反響するようなので、録音の時以上の迫力でした。

こうした華やかな演出の後に試合が始まりました。

第1ピリオドは互いにゴールを決めることが叶わず、0対0で終始しました。

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第2ピリオドに入って、<SAKHALIN>が先制点を挙げます。更に得点を追加し、2対0としました。他方で<ハイワン>の攻勢を凌ぎ切りました。

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第3ピリオドは、未だ同点に持ち込んで逆転も可能と<ハイワン>が積極的に攻める姿勢を見せますが、<SAKHALIN>も追加点を目指して攻撃の手は緩めません。

第3ピリオドの終盤、<ハイワン>は「6人攻撃=ゴールキーパーを退いてしまう」を仕掛けます。残り2分間余りで同点に追い付くことを意図した訳ですが、なかなか得点が奪えません。そしてパックは無人のゴールの側に流れ、<SAKHALIN>の選手が無人のゴールにパックを入れて得点を追加してしまいました。残り時間が24秒で3対0となり、流石に<ハイワン>が追い付くことは困難と見受けられる状況になりました。

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試合は3対0で<SAKHALIN>が勝利です。

<SAKHALIN>は34試合を終えて19勝15敗で、現在時点で2位です。各チームが34試合を終えていますが、<王子イーグルス>(苫小牧)と<アニャンハルラ>(韓国)の2試合が残り、順位はその結果で確定します。

2試合を残した状態ながら、<アニャンハルラ>(韓国)は3位で、<王子イーグルス>(苫小牧)は6位です。彼らは“勝ち点”を加える可能性が残ります。

<SAKHALIN>は2位または3位となる可能性が濃厚です。その場合、2月23日、2月24日、2月28日、3月2日、3月3日の5試合のプレイオフの試合が予定されます。前半の2戦は3位チームのホーム、後半の3戦は2位チームのホームでの開催となり、「5戦で先に3勝」が次へ進む訳です。

昨シーズン、<SAKHALIN>はレギュラーシーズンを首位で終えたものの、プレイオフでは「4位VS5位」を勝ち上がった<王子イーグルス>に敗れてしまったのでした。今季はプレイオフでも勝ち上がって欲しいものです。
posted by 稚内市サハリン事務所 at 07:00Comment(0)スポーツ

<ヴォストーク65> リーグ戦12連勝!!!:バスケットボール<スーパーリーグ>(2019.01.27)

少しずつ「残り試合が少なくなって…」という感ではありながら、マダマダ最後まで目が離せないバスケットボール<スーパーリーグ>です。

<ヴォストーク65>は、モスクワの<MBA>(エムベーアー)を迎えて対戦します。

<MBA>(エムベーアー)は「Молодежная Баскетбольная Ассоциация(マラヂョージナヤ バスケトボリナヤ アソツィアーツィア)」を略して「МБА(エムベーア―)」という訳です。「青少年バスケットボール協会」というような意味合いの名称で、2011年に設立され、2013年から競技団体の公認を受けて各種のリーグ戦にチームを参加させるようになりました。当初は女子チームとジュニアチームのリーグ戦に<MBA>のチームが参加し、その後は男子のリーグにも参加しています。<スーパーリーグ>に参加のプロチームから、ジュニアチームまで、幅広い年代の各レベルの男女のリーグ戦にチームを送り出す<MBA>は、モスクワでもなかなかに活発な活動で知られているようです。

<スーパーリーグ>に参加の<MBA>ですが、21試合終了時点で8勝13敗で13位です。未だ残り試合の結果次第で、プレイオフへの滑り込みも在り得る状態です。

この<MBA>の関しては「大事な情報」が在ります。<ヴォストーク65>のリーグ戦での「3敗」の1つは、この<MBA>との対戦でした。<ヴォストーク65>の各選手が、インタビューでその時点までのリーグ戦を振り返るコメントを求められると、「悔しい試合」としてモスクワでの対<MBA>戦を挙げています。そういう意味で、<ヴォストーク65>としては「借りを返す」というような感も在るのかもしれません。

↓試合会場には、これまでは無かった<ヴォストーク65>各選手の大きなバナーが飾られるようになっていました。
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↓試合前の練習ですが、#3 カーマイン・ミッチェルが前の試合に続いて欠場です。黄色のポロシャツ姿でチームメイト達の練習の様子を視ていましたが、少し寂しそうです。
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↑それでもリーグ戦の終盤には、目下上位に名を連ねる各チームとの対戦が続き、加えてプレイオフも在ることから、「コンディションを整える」ということも必要な訳です。

↓日曜日の開催で、オープニングには子ども達の参加が在りました。元気な子ども達が、何時ものダンスチームやマスコットの<ティム>と共演しました。
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そしていよいよ試合開始です。

第1クォータは#17 アルチョム・ヤコヴェンコのパスを受けた#27 ダニール・アクショーノフが、場内から大歓声の起こる3点シュートを見事に決めた場面から動き出しました。そして5対4と<ヴォストーク65>が<MBA>に1点リードという形になった後、<ヴォストーク65>ばかりが「半ば一方的に加点する」というように試合が推移します。7分過ぎに18対9と<ヴォストーク65>のリードが拡がりましたが、<MBA>が得点出来ない間に<ヴォストーク65>が更に加点し、第1クォータは23対9と<ヴォストーク65>が大きなリードを奪います。

第2クォータに入ると、<MBA>は態勢を立て直して得点を伸ばし始めますが、<ヴォストーク65>の側でも離されないように加点を続けます。第2クォータは19対20と<MBA>が少しだけ先行するのですが、第1クォータの点差を眼に見えて縮めるには至らず、42対29で前半を終えることになりました。

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第3クォータも、少しでも点差を縮めようとする<MBA>に対して、<ヴォストーク65>側が点差を余り縮められないように加点を続けるという状況が続きました。第3クォータは25対24と<ヴォストーク65>が1点先行で、試合は67対53となりました。

この位の点差になれば「かなり目立つ連続得点」という場面が無ければ、追う側は簡単に追い付けない訳ですが、第4クォータに至っても追う<MBA>に対して<ヴォストーク65>も加点を続け、点差は縮まりません。第4クォータそのものは20対21と<MBA>が先行したのですが、試合は87対74で<ヴォストーク65>が勝利です。

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試合終了2分前位に、会場から出て行く人達も少し目に付いた、「勝敗が見え易い点差」という展開でした。第2クォータから第4クォータは競り合った感じになりましたが、第1クォータで<ヴォストーク65>が<MBA>を圧倒してしまい、それで決着してしまったような感です。

2点シュートの成功率は、<ヴォストーク65>の46.7%(21/45)に対して<MBA>が53.3%(24/45)と勝っています。が、3点シュートの成功率は<MBA>が14.8%(4/27)だったのに対して<ヴォストーク65>は57.9%(11/19)でした。<ヴィストーク65>の3点シュート成功率は少し驚きます。

バスケットボールのコート上での攻防では、互いに相手を牽制して、“ショットクロック”のルールも在る中で「シュートを“打つ”のではなく“打たされる”」という状況に相手を陥れ、得点機会を奪おうとする側面が在る訳です。<MBA>は苦しくなって“打たされる”という3点シュートばかりだったのに対し、<ヴォストーク65>は“打つ”という意図で巧く狙った3点シュートが多かったということなのでしょう。更に言えば、3点シュートを7本打って5本決めた、#27 ダニール・アクショーノフのような「絶好調!」という選手が在ったという要素も在るかもしれません。2点シュートに関しては、<MBA>側は「確度の高いダンク」というようなスタイルのシュートが少し目立ったので、その分で成功率が向上しているように見えます。

リバウンドでは<ヴォストーク65>の37に対して<MBA>が39と少しだけ上回っています。“ディフェンシブ”のリバウンドは28対25で<ヴォストーク65>が優位ですが、“オフェンシブ”は9対14で<MBA>が優位です。この“オフェンシブ”のリバウンドですが、<MBA>は外れてしまったシュートをゴール下の選手が何とか押し込んで得点に持って行くようなプレイを多く見せていましたが、そういう場面でボールを取った分がこの数字の差になっているのだと見受けられます。

ユジノサハリンスク開催の試合は、同じ日にロシア全土の方々で開催される試合の中では「最も早く開催」ということになります。他チームの状況については、ユジノサハリンスクで<ヴォストーク65>が試合を終えた後、時差の在る方々の様子が伝わって来るということになります。22試合で19勝3敗と<ヴォストーク65>は首位を護っています。2位の<サマーラ>が17勝5敗、3位の<テンプ・スームズUGMK>が16勝5敗、4位の<スパルターク>が15勝6敗です。以下<ノヴォシビルスク>と<スパルターク・プリモーリェ>が13勝9敗、<ブレヴェストニク>、<ウラルマシ>、<ウラル>が12勝9敗で続いています。

この後、<スパルターク・プリモーリェ>や<ノヴォシビルスク>、<テンプ・スームズUGMK>との対戦は未だ在ります。更に2位の<サマーラ>との対戦はレギュラーシーズンの最後に組まれています。

<ヴォストーク65>は連勝を12に伸ばしています。この勢いは何処まで続くのか、注目しなくてはならないでしょう。
posted by 稚内市サハリン事務所 at 07:00Comment(0)スポーツ

<SAKHALIN>=レギュラーシーズン最後の3戦に臨む…:アジアリーグアイスホッケー(2019.01.26)

アジアリーグアイスホッケーはレギュラーシーズンの最終盤です。ユジノサハリンスクを本拠地とする<SAKHALIN>は、韓国の<ハイワン>を迎え、レギュラーシーズン最後の3試合を戦います。

リーグ戦は「“引き分け”が無いルール」を採っています。同点時の延長戦、それでも勝敗が決まらない場合のペナルティーショット戦と「必ず“勝ち”または“負け”」となります。多方、「通常の第3ピリオドまでで決めた勝利」、「延長戦の勝利」、「ペナルティーショット戦の末の勝利」と試合後に各チームに与えられる“勝ち点”に細かい差が設けられています。こういうルールなので、今季の場合は「抜け出した」という感じになっている首位の<デミョンキラーホエールズ>以下、2位から5位の各チームの順位は「各地での試合が終了する都度に細かく入れ替わる」という混戦状態になっています。

<SAKHALIN>も<ハイワン>もこの「混戦」の2位から5位のグループに在るチームです。今般の3試合は、プレイオフでのスタート地点を、更にプレイオフ進出そのものを賭しての勝負で、どちらも譲る訳にはいかない対戦です。

1月25日、最初の試合が行われていました。

1月25日 ○<SAKHALIN> 5 : 2 <ハイワン>●

<SAKHALIN>は第1ピリオドと第2ピリオドに得点して3対0としました。第3ピリオドに入って<ハイワン>が2得点で迫りましたが、終盤に<SAKHALIN>は2点を加え、5対2で勝利しました。

<クリスタル>で催される、アイスホッケーの試合に関して、筆者は開催されていた時期に一時帰国をしていたというようなことが在って、会場に足を運ぶ機会を設け損なっていたのですが、10月の対<東北フリーブレイズ>戦以来、久し振りに観戦しました。

↓チア―リーダーも登場する華やいだ雰囲気の中での熱い闘いです。
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↑チアリーダーも少し趣向を凝らすようになっていて、第1ピリオドと第3ピリオドは紺色のユニフォームで登場しましたが、第2ピリオドは衣装を替えました。

↓第2ピリオドは白のユニフォームでした。
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試合は<SAKHALIN>が勢い良く攻め立てる感で、<ハイワン>は巧みに反転攻勢を狙うというような感で展開していました。

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<SAKHALIN>は第1ピリオドで2点、第2ピリオドの開始直後に1点と3対0で抜け出しました。しかし<ハイワン>は相次いで得点し、試合は3対2です。そこから<SAKHALIN>は1点を加えて4対2としたのですが、第2ピリオド終了間際に<ハイワン>が加点に成功して4対3となります。

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勝負を賭けた第3ピリオドでしたが、半ばに<SAKHALIN>が加点し、5対3とします。<ハイワン>も反撃を試み続けていましたが奏功せず、逆に<SAKHALIN>は更に加点し、6対3となりました。試合の残り時間が2分を切ると、「これは勝敗の結果が…」と退出し始める観客も少々目立ち始め―「終了まで応援しようよ!」と思いながら、そんな様子を眺めました。―たのでしたが、そのまま6対3で試合は終了しました。

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<SAKHALIN>は33試合を終え、18勝15敗で2位に浮上です。が、今後の各試合の結果で細かく順位が動くので、最後の試合が終わるまで順位は確定しません。

<SAKHALIN>の試合は1月28日の対<ハイワン>戦が最後です。しかし、9月の北海道での地震災害に関連して<王子イーグルス>(苫小牧)と<アニャンハルラ>(韓国)との試合が順延になっていて、他のチームの日程が終わった後の試合開催となるとのことです。それが終わるまで順位は確定しません。

↓試合会場の<クリスタル>で、こういう「プログラム」が100ルーブルで販売されています。
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↑2戦、3戦のシリーズ毎にこういうモノが用意されます。

↓<SAKHALIN>の選手やコーチ陣が紹介されています。
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↓そして対戦チームの情報も在ります。今回のモノには<ハイワン>の選手やコーチ陣が紹介されています。
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昨シーズンの<SAKHALIN>はレギュラーシーズンで少し抜け出して首位だったのですが、プレイオフで直ぐに敗れてしまいました。今季はどういうように展開して行くのか、未だ眼が離せません。
posted by 稚内市サハリン事務所 at 19:25Comment(0)スポーツ