2018W杯仕様のロシア代表ユニフォーム(2018.07.07)

ユジノサハリンスクの街の南側、空港へ向かう途中に在る広い敷地に大型商業施設の<シティーモール>が在ります。

空港より更に南のコルサコフからユジノサハリンスクへ引揚げる途中で、バス停も在るので、コルサコフまで出てみた帰り道に寄り道をしました。

<シティーモール>の館内は、大小様々なテナントが入っていて、館内を歩くと「一寸した商店街の中に居る」ような感じです。

有名スポーツ用品メーカーの関係の店がテナントに入っていて、通路から硝子越しに少し目立つモノが陳列されているのが視えました。

↓硝子越しに「好いな…」と思い、中に入って眺めて、幸いに自身のサイズが在ったので思わず“衝動買い”してしまいました。
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↑ロシア国内で開催されているW杯サッカーのロシア代表チーム仕様の赤いユニフォームです。

↓襟の辺りに「共に勝利へ」というマークも地味に入っています。
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店に立寄った時には、「ロシア代表チームを応援」というムードが高まっていた最中でもあり、店員さん達もこのユニフォームを着て、胸にスタッフの名札を着けて接客をしているという状況でした。

価格的には、「1ルーブル=1円70銭程度」という極最近のレートで換算すると、「日本国内の店でこの種のユニフォームを求める場合と大差が無い?」と思えるような感じでした。

しかし、求めてみた筆者としては「価格以上のモノ」を感じています。傍目には、「某有名メーカーの、御馴染な“三本線”が肩の辺りに在る赤いシャツ」という以上でも以下でもないかもしれません。が、事前の低評価を跳ね返して決勝トーナメントに進出し、PKにもつれ込んだ2試合を戦ったという、永く語り継がれそうなロシア代表チームの活躍を、ロシア国内でテレビ観戦したという「貴重な記念品」だと思うからです。

ロシア語では「Tシャツ」のことを「футболка」(フトボルカ)と呼んでいます。或いは「サッカー(футбол=フトボル)をやる時に着ているようなモノ」というようなことから起こっているのかもしれない等と思えます。

画のデザインのユニフォームで2018W杯に臨んだロシア代表チームは、ベスト8で敗れてはしまいましたが、先行を許してしまっても追い付いてPKにもつれ込むという熱戦の末の敗退ですから「よくやった!ありがとう!」というような観方が圧倒的多数派を占めているように見受けられます。
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「Собой」(サボイ)=「持ち帰り」のカップ(2018.07.04)

カフェの店内でコーヒーを頂くということの他、紙製等のカップに入れて頂いて外にコーヒーを持ち出すということも出来るというのは、日本国内でもよく在ることになっています。ユジノサハリンスクでも同様です。

紙製等のカップに入れたコーヒー等を外に持ち出す場合、ユジノサハリンスクの店では「Собой」(サボイ)と申し出ることになります。

↓近所の店で、その「Собой」(サボイ)と申し出て、紙製のカップにコーヒーを入れて頂きました。本当にそのまま持ち出す場合が多いですが、この状態で店内で頂いているという方も多々視掛けます。
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↑この日は店が非常に空いていて、特に誰にも迷惑が及ぶでもないので、お店の方に一言断って、一寸カップを写真に収めてみました。

ユジノサハリンスクでは、広く販売されている「業務用飲料カップ」とでもいうようなモノも多く視掛けるのですが、自分達のチェーン店や個別の店のロゴマーク等を入れた「オリジナル」なカップも視掛けます。

「業務用飲料カップ」とでもいうようなモノに関しては、サハリンやロシア国内で製造されているらしいモノの他に、アジア圏の国の文字が一寸視える「輸入品」も見受けられます。

写真を御紹介したのは、立寄った店のロゴマークが入った「オリジナル」です。店名は<ЗЁРНА>(ジョールナ)で、「コーヒー豆」という意味です。

こういうカフェですが、時日を経ると、店で扱うモノが多少変わって来る場合も見受けられます。この<ЗЁРНА>(ジョールナ)は、以前は飲物の種類が驚く程に多く、サンドイッチやケーキを色々と置いていましたが、最近は飲物の種類をやや絞り込み、サンドイッチやケーキは少なくなり、他方で以前はやっていなかったコーヒー豆の販売をするようになっています。

「渋いデザインのカップ」と思わず写真に収めましたが、この店では飲物は200ml程度、350ml程度、400ml程度と3種類の大きさが殆どのモノで用意されているので、カップも大・中・小の3種類が在りました。後ろに積み上げられていますが、大きさは変わってもデザインは同じです。
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“ケーチュプ”(кетчуп)=ケチャップ(2018.06.22)

↓最近、立寄る機会が少し増えているユジノサハリンスク市内のハンバーガー等の店で視掛けたモノです。
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↑日本国内でも視掛ける場合が在る、米国発祥の有名メーカーの商品です。

ラベルを視れば、日本では英語のアルファベットが在って「トマトケチャップ」とカタカナが添えられているような場所に「ТОМАТНЫЙ КЕТЧУП」(トマートヌィー ケーチュプ)とロシア語が入っています。ロシア国内や旧ソ連諸国等のロシア語圏に向けた専用ラベルが用意されている訳です。

創業の歴史を紐解けば1869年に遡るという米国発祥の有名メーカーですが、世界中の様々な国々に進出して商品を売っています。ロシアに在っては、1993年頃に進出して、ロシア国内の食品工場で一部製品の製造も行いながら販売を続けているようです。何気なく点けるテレビで視る番組のコマーシャルに、この会社のモノを視掛ける場合も少なくありません。

サハリンの人達に限らず、ロシア国内での傾向かもしれませんが、ポテトフライのような揚げ物に関して「ケチャップを点ける」ことを好む方が多いように見受けられます。実際、稚内でサハリンの皆さんを御迎えしてファストフード店等に寄る場合、ポテトフライ等が在ると「ケチャップ?」というリクエストを頂くことが多く在るのが想い起されます。

この米国発祥の有名メーカーがロシアで活動を始めたとされる1990年代前半頃と言えば、「何処からどういう具合に入ったか判らない、外国メーカーのモノらしき商品が目立つ」という状態で、“ロシア語ラベル”は余り視掛けなかったものです。そこから年月を重ねる中で、様々な商品の流通の上でのルールも整い、現在では寧ろ“ロシア語ラベル”が付いたモノの方が多数派を占めているようにも視えます。そして、何か新たなモノを売り込むにしても、「現に在る様々なモノと比べて、妥当な販売価格の実現が可能か?際立った特徴が在るか?」というようなことを、より慎重に求められるような気がします。

日本国内のハンバーガー等の店で、この画のケチャップと「全く同じか、殆ど変らない」と思われるモノを視た記憶が在ります。が、ユジノサハリンスクの店に比べて「減り方」が少なかったような気がします。ユジノサハリンスクでは、揚げ物に点ける調味料等として、ケチャップの人気がより高いのかもしれない等と考えていました。
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花束の出番が多い…(2018.06.20)

自身や所属先に関係することで「花束を贈る」というようなことになって、その準備に関わってみる、或いは用意した花束を何となく眺めるという場面が「年に何回位あるだろうか?」と不意に考えました。

稚内市役所では、或いは他所の職場でも同じような感じであると思いますが、例えば「定年退職を迎える先輩が最後に出勤した日に帰る場面」で花束を贈って多年に亘る功を労う気持ちを伝えようとする例が在ると思います。「花束を贈る」と言えば、思い浮かぶのはそういう事例で、毎年のように手近な部署でそういうことが在るのでもないので、これも毎年ではありません。

近年は、稚内市サハリン課が事務局を務める<稚内国際文化交流協議会>で、今や稚内の人気者でもあるユジノサハリンスクのグループ<ルースキー・テーレム>が稚内公演を行う場面で、「この日の、これの機会に花束を」という例が在るのが思い浮かびます。

そういうように、「花束を贈る」というようなことになって、その準備に関わってみる、或いは用意した花束を何となく眺めるという場面が意外に少ないことに思い至ります。

↓そういう妙なことを考えたのは、稚内市サハリン事務所のオフィスでこういうモノを眺める機会が在ったからです。
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↑慶事が在って、御招きを頂いたので足を運ぶこととなったのですが、慶事の主役に花束を贈ることになり、持って出る少し前に辺りに置いた花です。「凄く見栄えが好い」と思わず見入ってしまい、写真に収めました。

ユジノサハリンスクでは、「花束を贈る」というようなことになる場面が、稚内に居る時よりも格段に多いように見受けられます。

自身や所属先の関係で「花束」という話しにはならなくても、「慶事」と名が付く場面であれば、集まる人達の中の個人、または何処かの関係団体等による「花束」が「必ず」と言って差し支えない程度に登場しています。

これは「仕事上の」という交際に留まらず、個人間の交際、更には手近な家族関係の中でさえも「花束」は登場します。

家族間で、「これを!今日はあなたの誕生日だから…」と帰宅途中に求めた花束を贈るというような話しはありふれています。更に、家族間で言い争いのようになってしまった少し後、「俺も悪かった…」と花束が登場するというようなことも在るようです。

そして「花束」が「社会的な慣例」でもあるようになっている日も在ります。毎年3月8日の<国際女性デー>や、9月1日の学校の始業日がそういう例に相当します。

ユジノサハリンスクでは、「色々な意味」で花束の需要が高いと見受けられる状況なので、花を売る店が存外に眼に留まります。通常の商店のように、朝の9時や10時から午後7時頃という営業時間の場所も在る他方に、早朝から深夜まで営業している例や、「24時間営業」まで在ります。実際、早朝の時間帯に戸外に出て、その種の店を視掛けて何となく驚きます。序でに言えば、ユジノサハリンスクに留まらず、ロシア国内で或る程度の人口規模である都市へ行けば、高い確率で「24時間営業の花屋」に出くわすようです。

こうした花ですが、かなり遠い国々も含む様々な国からロシア国内へ輸入された花卉類がロシア国内流通ルートでサハリンに至っているというモノや、大きな温室で様々なモノを栽培している地元業者が栽培した花卉が混在しているようです。聞けば後者がやや少数派ながら、相対的に安価で良質であると、扱っている店の評判が高いようです。

この種の花を「慶事で贈る」場合ですが、ロシアの慣行では「必ず奇数」にしているようです。「3本、5本、7本…23本、25本…」というのは慶事の際には好い選択です。「2本、4本、6本…」という「偶数」は、「専ら弔事の際」に贈る花に限定されるということです。

よく知られる歌に『百万本のバラ』が在ります。「百万=1,000,000」は「偶数」となってしまいますが、この歌の歌詞の場合の「百万」は、「辺りが埋め尽くされる程な夥しい数のバラの花」という意味で、「具体的な本数」のことではないものと想像出来ます。

写真に収めた花は23本という「慶事」のためのモノですが、贈った際には先様に非常に喜んで頂けました。
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ラーンディシ(ландыш)=スズラン(2018.06.04)

事務所の近所に在る郵便局へ用事を足しに出たスタッフが「素敵なモノが在った!」と御機嫌で戻って来ました。

↓ユジノサハリンスクでは、通で何やら売っているというような方を気候の好い時季には視掛けるのですが、そういう方に出くわし、視るとスズランを売っていたのだそうです。
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↑スズランに関して「好きな花の一つ」と言うスタッフは、思わず求めてしまったのだそうです。可憐な花のスズランですが、サハリンでも方々に自生しているようです。

この花を視ると、稚内で何度も公演を行っている<ルースキー・テーレム>のレパートリーに『スズラン』という楽曲が在ったことを思い出します。

4人の女性ボーカリストが「ラーンディシ♪ラーンディシ♪」と歌いながら、ステージから客席に近付き、スズランの造花を来場者に配るという演出が<ルースキー・テーレム>の定番でした。

このスズランのような「時季の花」を愛でるというようなことも好いものです。事務所の室内は、スズランの花の仄かな芳香が漂うような状況です。
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ロシア語圏への輸出仕様になっているライターのオイル(2018.04.29)

↓日本国内であれば、街のコンビニで見掛ける場合も多いライター用オイルです。
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↑ユジノサハリンスクであれば、一部の雑貨店や喫煙具等の店で見掛けるばかりで、余り売っていません。と言うよりも、オイルライターが然程広く使われるようには見えません。

450ルーブルでこんなオイルを入手してみたのですが、容器が「やや見慣れない?」ような感じです。可燃物なので“危険”と書かれて、細かい文字の注意書きが在るのですが、全てロシア語になっています。そして、よく視ればそれは「シールを貼り付けている」状態です。

ロシア国内でも、街で販売されるモノに関する色々なルールが在って、注意喚起を行うべきモノに関しては「ロシア語による注意書き」が為されてるべきというのが原則であるように見受けられます。他方、この種のモノで「どういう経路で、何処から?」というのが判り悪い、この画のモノのような「ロシア語シール」が見受けられないモノも散見はします。

ユジノサハリンスクは「ややマイナーな街」という印象も拭えない他方で、こういう細々したモノに至るまで、日用品等は「面倒な要求」さえしないなら「何でも在る」と考えても差し支えないような気がします。
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ロシアの「36枚入り(!?)」なトランプ…(2018.04.28)

↓“絵札”にロシア語のアルファベットが入った、「ロシアのトランプ」を見付けました。
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↑60ルーブルで売られていました。ロシア国内で製造されているミネラルウォーターの1リットルや1.5リットルのペットボトルと大差が無いような、かなり手頃な価格だと思いました。

↓開けてみると、こういうような様子でした。
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↑“絵札”が美しいと、少し眺め入ってしまいました。

アルファベットが入った札は以下のような呼び方になります。

«В» = «J» — Jack = Валет(ヴァリェト)
«Д» = «Q» — Queen = Дама(ダーマ)
«К» = «K» — King = Король(カローリ)
«Т» = «A» — Ace = Туз(トゥーズ)

キングの«K»がロシア語で«К»なのは「そっくり」なので驚かない、または「ロシア語であることに気付かない」かもしれません。クイーンの«Д»は「何?これ?」という感です。更にエースが«Т»で、ジャックが«В»なのは「どういうことだ?!」と酷く驚くかもしれません。

序でに言えば、「クラブ」が「Трефы(トレフィ)」、「ダイヤ」が「Бубны(ブブヌィ)」、「ハート」が「Червы(チェルヴィ)」、「スペード」が「Пики(ピキ)」ということです。

こういうことを話題にすると、かのプーシキンの小説に『スペードの女王』という題名の作品が在ったことを思い出しました。原題は<Пиковая дама>(ピコーヴァヤ ダーマ)というそうです。上述の「スペード」の「Пики(ピキ)」が形容詞になって、「クイーン」の「Дама(ダーマ)」と繋がっている訳です。

それは結構なのですが、このトランプは「何か妙?」な感じがします。

実は入手して持ち帰る段で、「箱が“薄い”のではないか?!」と思っていました。そしてゆっくりとモノを視ると、通常の「13枚×4=52枚」のトランプではなく、「9枚×4=36枚」になっていたのでした。

「9枚」の内容は、上述のエース、ジャック、クイーン、キングの4枚に、「6~10」の5枚です。これが4組で「9枚×4=36枚」なのです。

これは「2~5」を取り除いて、9枚の組を4つにした36枚でプレイする<Дурак>(ドゥラーク)という、ロシアでは非常にポピュラーなゲームのために、敢えてこういう型で売られている代物だということです。

一寸面白いと思いました。

Ателье(アテリエ):ジーンズ修繕の件(2018.04.16)

その起源は「19世紀の作業ズボン」というようなことを聞くジーンズですが、今では多くの国や地域で、多くの人達に愛用されているモノです。

ユジノサハリンスクもそうした例に漏れず、街で擦違う人達が着用している例を多く視掛けます。そういうことなので、日本国内に在る時に愛用しているジーンズを持込んで普段から着用してその辺を歩き回っても、別段に違和感は在りません。

↓そういうことで、筆者が愛用しているモノがこれです。「もう少しで2年半」という位に長く使っています。
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↑単に「少し古びている」というだけで、何の変哲も無いモノです。

↓しかし、少し前はこういう状態でした。
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↑画で視ると右側、着用時には左脚が通る側が綻びてしまいました。皺になる箇所の生地が薄くなってしまい、綻びたのです。

下の画で綻びている箇所は、上の画では殆ど判りません。光の加減で画の色合いがやや違いますが、2枚の画に写っているジーンズは全く同じモノです。

ジーンズの中には、“クラッシュ”等と称して「敢えて破れたようにする」というデザインも在るようですが、長く使い続ける中で「本当に綻びてしまった」モノに関しては、やや使い心地が悪くなってしまいます。

そういうように思っていたところ、稚内市サハリン事務所からも近い辺りのАтелье(アテリエ)を知りました。

Ателье(アテリエ)というのは少し広い意味で用いられる語です。画室、写真スタジオというような意味でも用いますが、「洋装店」というような意味で用います。「洋装店」となると色々な仕事をする訳ですが、「傷んだ衣類の修繕」という仕事もします。

その修繕をАтелье(アテリエ)に御願いしました。料金は400ルーブルでした。金曜日に御願いし、月曜日に出来上がりました。

↓修繕をした箇所を裏返すと、こういうように布を当てて、外見上目立たないように、丁寧に縫っているのです。
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綻びてしまったままにジーンズを着用し続けると、綻びが拡がってしまい、更に使用感が悪くなってしまうということがあります。こうやって修繕をすると、綻びてしまったことを余り気にせずに使い続けることが出来ます。ユジノサハリンスクにも、こういう細々したサービスが色々と在る訳です。
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ユジノサハリンスク市内でロシア語の名刺を作ってみた…(2018.04.06)

仕事上の用件等で他所の方に合う場面で名刺を使うという慣習ですが、サハリンでも極普通に見受けられます。

「極普通に見受けられる」とは思えるのですが、「初対面の場合等は半ば必須」という感じの日本国内に比べると、サハリンでは「必須という程でもない」というようには見受けられます。

それでも名刺を下さるサハリンの方は多いですし、何かで訪日する方に「日本では名刺が…」と言えば用意してみる方も多くいらっしゃいます。ということは、「名刺の印刷のようなサービス」がそれなりに展開されているということになります。

稚内市サハリン事務所の用務の中では、日本国内からサハリンへ来る方達とお会いする場面や、一時帰国中等の「日本語の名刺を使用」という場合の他、サハリンでお会いする方達とのやり取りで「ロシア語の名刺を使用」という場合が在ります。

紙の裏表に、各々に日本語とロシア語を刷るというようなことをすると、日本語を読む方にはロシア語が無駄ですし、ロシア語を読む方には日本語が無駄で、更に両面印刷は少し割高になってしまいます。そういうことで筆者は、ユジノサハリンスクでサハリン事務所の担当ということになるかなり以前から、「日本語名刺」と「ロシア語名刺」の2種類を用意して使い分けています。結局、年度毎の状況にもよりますが、「誰かに渡して、手元から出て行く速さ」が日本語のモノ、ロシア語のモノの両者で少し違う関係で、「2種類用意」が存外に合理的だと思います。

偶々、昨年度は日本語の名刺が手元から無くなるのが早かった関係で、年度初めに用意して在った日本語名刺については年度途中で増刷しました。ロシア語名刺の方は少し残っていたのですが、何時の間にか「何枚か…」という残数になってしまいました。

そこで「ユジノサハリンスク市内のサービスを利用してロシア語名刺を作る」ということを試しました。

↓出来上がったモノを無事に受け取ったところです。
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↑申し込む時に代金を支払って領収書を頂き、「出来上がりました」の連絡で受取りに行けば、何やら小さな袋に入れてモノを渡してくれます。愛用している名刺入れにも確り収まるサイズです。

サービスを扱っている店を訪ね、名刺を御願いしたい旨を申し出ると、用紙の見本が出て来て「サイズは?」という話しになります。

筆者は、普段から使用していて残りが少なくなっているロシア語名刺を示し、「これを同じ大きさで御願いしたい」と申し出ました。お店の方は、モノをコピーして、定規で一応測って縦横の長さをメモしていました。

用紙見本を視れば、実に色々な用紙が在りました。「金色!」というようなモノまで在って驚きましたが、そういう“変わり種”は敢えて選ばず、(“誘惑”を振り切り)シンプルに「白い用紙に黒い文字で刷る」ということにしました。

基本的には用紙や印刷の仕様で「1枚=Xルーブル」という料金の枚数分で、そこに手数料が加わります。そして印刷するテキストは、フラッシュメモリーに入れる等して持ち込むのが「普通」なようで、筆者もそういうようにテキストを用意して持ち込みました。

選んだ白い用紙は「1枚=3ルーブル」で、100枚御願いしたので「300ルーブル」でした。そこに手数料が加わり、合計で「311ルーブル」となりました。コンピュータに必要事項を入力してプリンタから出て来る“領収書”が在って、代金を支払うとレジから出て来るレシートも在るのですが、両者をステイプラーで留めたモノが渡されました。

火曜日の午後に申込み、「出来上がりました」の連絡は金曜日に入りました。

↓311ルーブルで、ロシア語の名刺が綺麗に出来上がりました。
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名刺を御願いしたお店は「集合住宅の建物の一部を利用した小さなオフィス」という趣きの場所でしたが、色々と面白いモノが陳列されていました。Tシャツやマグカップや皿、カレンダーやポスター、ボトルに貼り付けるラベル、何事かの大会に用いる記念プレートのようなモノ、キーホルダーらしきモノ、新年や各祝日に送るカード等々、“プリント”という概念で括られそうな、色々なモノを扱っているようでした。「機会が在れば…」と思わせるものが在りました。

それにしても、新たにロシア語の名刺も出来たので、今後の活動に活かせそうです。
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ティーバッグ(2018.04.04)

ユジノサハリンスクの住宅やオフィスは「集中暖房」方式で、寒い時季には快適ですが、空気が少々乾燥することは免れ得ず「お茶でも欲しい」と思うことが存外に多く在ります。

稚内市サハリン事務所のオフィスもそういう様子で、「お茶でも…」と思っていたところ、何となく置いて在ったお茶が切れてしまい、暫らく経っていました。

↓そこでこういうモノを、近所の店で求めました。277ルーブルでした。
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↑「(誰でも直ぐ判りそうな)ロンドンの画にロシア語の文字」というのが不思議ですが、これは紅茶を淹れるティーバッグです。

「ロシアの紅茶」と言うと、「ポットで濃い茶を淹れ、カップに少し注いで熱い湯で少し薄める感じ」というのが、少し以前までの流儀であったように思います。最近はティーバッグがかなりポピュラーです。一部のカフェ等でも、紅茶を頼めば湯が注がれたカップが供され、後はティーバッグを頂く方自身が使うというようなことになっている例さえ見受けられます。

↓求めたティーバッグの箱を裏返すと、英語が書かれていました。
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↑「クラシック・イングリッシュ・ティー」となっています。反対側のロシア語の方も、ロシア語で同じ意味のことが書かれています。要は「普通な感じの紅茶」ということです。

↓箱の中には、こういう具合にティーバッグが沢山並んでいます。
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↑100個入りということです。これが在れば、当分の間は随時紅茶を頂くことが出来ます。

↓箱の横には、製造者や輸入者の情報等が在ります。
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↑ロシアで流通する“食品”の範疇になる紅茶ということになりますが、「ЕАС」という“食品”等でよく視るマークも入っていて、認証番号も付いています。

箱の横を見る限り、このティーバッグはインドで製造されていて、ロシアの業者が輸入しているモノのようです。ロシアでの流通のために、ロシア用の箱―ロシアのルールに則った必要事項が掲載され、他に消費者向けに「商品の特長」のようなこと等がロシア語で書かれているモノ―を用意して梱包しているということになります。

こういうティーバッグに関して、ユジノサハリンスクの一寸したお店では広く売られていて、種類も多く、価格帯も少し広めであるように見受けられます。近所の店で、画を示した「クラシック・イングリッシュ・ティー」というのを求めようとした時、もっと小さい梱包のモノよりも割安だと考えてこの「100個入」というようなモノに眼を向けたのでしたが、これより少し高いモノと、少し安いモノも在って迷い、「中庸が好いであろう…」とこれを選んだのでした。

このティーバッグに限らず、「或る程度の広い需要も見込める」ようなモノに関しては、「何処かの外国で製造されているらしいが、ロシアの市場で出回るモノらしい梱包が最初から施されている」という事例が増えているようです。「ロシアの消費市場」の「充実」を思わせます。

今回求めたティーバッグは、日本国内で出回っているようなモノと然程変わらない紅茶、或いは遠い国の国内航空路線の機内でサービスされる紅茶とも変わらない、「本当に一般的」なモノでした。が、近所の店で一寸視ただけでも、欧州諸国等で人気が高いらしい他方で、日本国内では余り視掛けないようなタイプの様々な茶のティーバッグも色々と在りました。何れそういうモノも試してみたいような気がします。
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