「温室育ち」…(2018.02.22)

↓稚内市サハリン事務所の室内の一隅です。
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↑華やぎを覚えると同時に、気持ちが和むような、絶妙な色合いのチューリップです。

偶々、花を頂いて「粗末にも出来ない…」と思い、残念ながら見映えの好い花瓶は無いながらも適当な容器に水を入れて、稚内市サハリン事務所の室内に飾っておきました。

マダマダ、戸外で花が咲いている様子が見受けられる時季は遠い感ではあるのですが、美しいチューリップが飾られると「小さな春が訪れた」というような、軽やかな気分になることが出来るというものです。

このチューリップですが、ユジノサハリンスクに在る温室で栽培されているモノであるということです。

ユジノサハリンスクに限らず、ロシア各地の街の人達の間では、3月8日の<女性の日>に「女性に花を贈る」という慣行が在ります。事業所等で花を用意して事業所の部内や関係先の女性に花を贈るというようなことも、個人の次元で祖母、母、娘、姪と女性の家族や女性の友人に花を贈るということも行われます。そんな訳で贈答用の花卉は、サハリンも含めたロシア各地で「大需要期」ということになっています。

画のチューリップは、その「大需要期」に販売に供することを念頭に、“フル操業”という状態で温室での栽培が続けられているモノの一部と聞きました。前日に頂いた時点では、少し花弁が丸まっているような感じだったのですが、水に差して一晩置くとふっくらと花が開いて好い状態になって来ました。

↓日本国内でも、国内で栽培されているモノや輸入の花が色々と出回っていますが、この「サハリンの温室で栽培」という花は、そうしたモノと比べても見劣りしない、寧ろ「より良質?」にさえ見える程度の立派なモノです。
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花に関しては、それなりに大きな需要も在るということで「温室栽培」が行われるようになり、それを扱う販売店も開かれていますが、事業を手掛けている皆さんは「増産」と「販売拡大」ということで、色々と模索しながら取組まれているようです。

ユジノサハリンスクで出回っている花ですが、この「温室栽培」のモノも在りますが、多くは「様々な経路でロシア国内に輸入されたモノがロシア国内の物流ルートに乗って届いている」ということになっていると聞きます。

実は、筆者は都合で暫らくユジノサハリンスクを離れるので、戻った時にはこのチューリップは見頃を過ぎてしまっていると思われます。が、室内に花を飾ってみて、非常に感じが好かったので、また花を用意して飾ってみるということもするかもしれません。
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「地域の図柄」を工夫した紙製カップ(2019.01.11)

日本国内では、幾つものコンビニチェーンで「紙製等のカップに、コーヒーを淹れるマシーンから注ぐホットコーヒー」というモノを売っています。地元の稚内でも、出先の様々な街でも、外に居て「一寸何か飲みたい」とでも思った時には、筆者はそういうコンビニのコーヒーを高めな頻度で利用します。

ユジノサハリンスクには、日本のコンビニチェーンのようなモノは在りませんが、「紙製等のカップに、コーヒーを淹れるマシーンから注ぐホットコーヒー」というモノを売っている場所は多々在ります。「カフェ○○」という喫茶店風な店、食事が主体の店、ファストフード店等の方々で売られています。その他に持ち帰りのコーヒー等を主体にした店も見受けられる程です。

ユジノサハリンスクに在って、外に居て何かを飲みたいと思った時、或いは住まいや事務所に入る前に飲物でも欲しいと思った時、その他色々な場合が在るのですが、そういう「紙製等のカップに、コーヒーを淹れるマシーンから注ぐホットコーヒー」というモノは殆ど毎日のように求めています。

↓そんな中、昨年の晩夏辺りから「一寸面白い?」と気付いた紙製カップが在ります。
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↑特定の店やチェーンを示す文字やマークは在りません。実際、何処の店でという限定も無く、色々な店で登場しています。細めな線で複雑なイラストのようなモノが入っているカップです。

最初は「茶系の地に白い線画」と然程気にもしていなかったのですが、何となく画を視ていて気付きました。画の下側にパベーダ広場の<戦史博物館>と見受けられる形の建物、その少し上に<サハリン州郷土博物館>と見受けられる建物が描かれています。下側の<戦史博物館>らしい建物の右側には、パベーダ広場辺りで酷く目立つ大聖堂と思しき建物まで描かれています。

この紙製カップには、ユジノサハリンスクで見受けられる特徴的な外観の建物を図案化したモノが散りばめられています。これは特定の店やチェーンのモノではなく、地域内に広く卸されているようです。実際、何時もは店のロゴが入ったカップを使っている店で、専用のカップを切らしてしまったと見受けられ、数日間このカップを使っていて、また元の専用カップに戻ったという事例も視ています。

カップに関しては、画の400ミリリットル入りの他、300ミリリットルや200ミリリットルのモノも在るようです。

筆者の見聞の範囲では、ウラジオストクにも似たような感じのモノが在ります。あちらでは大きな橋梁や、海岸の緑地に展示されている潜水艦というような「かなり特徴的」なモノが入っているので、「地域の図柄」を工夫していると判り易い状態でした。サハリンでもそういう「地域の図柄」を工夫したモノが登場している訳です。

日本国内では、全国各地に展開している大変に有名なカフェチェーンで「地域の図柄」を工夫したマグカップ等を販売している例が知られていると思います。が、こういう「方々の店で持ち帰り用の飲料を入れる」というような用途で「地域の図柄」を工夫したという例を、何処かに在るのかもしれませんが、筆者は未だ視ていません。

「なかなかに面白い!」とこの紙製カップが気に入って、最近は「これを使っていることが判った店を敢えて選んでコーヒーを求める」ということをしてしまう場合も在ります。
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チェーンスーパーによる「プライベートブランド」のミネラルウォーター(2019.01.13)

住まいの近所に限らず、ユジノサハリンスク市内の「一寸した規模」というように視えるスーパーで驚くのは、「ミネラルウォーター類の種類が多い」ということです。

日本国内のコンビニ等に見受けられるように、「直ぐに飲む」という状態で冷蔵ケースに冷やして在るミネラルウォータは然程種類が多くはありません。冷蔵ケースではない通常の棚に、ロシア国内外の様々な種類のモノが並んでいます。価格帯も幅がかなり広い感じです。

「余りにも種類が多い」という感じではあるのですが、サハリン州内の工場のモノ、極東地域の工場のモノがポピュラーと見受けられ、置いて在る店も多いのでそれらのラベルは何となく記憶に残っています。記憶に残っているラベルのモノを選ぶ場合が多いですが、時には「これは?何処のモノ?」と見覚えが余り無いモノを視て、何となく求めてしまう場合も在ります。

先日、ユジノサハリンスクでは「2大チェーン」という感じに視えるチェーンスーパーの店に立寄りました。乾燥する部屋で水を飲む量がやや増えている感の昨今、スーパーに寄るとミネラルウォーター類を求めることがしばしばです。

↓こういうモノを求めました。
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↑「見慣れないラベル?」と注目しました。よく視ると、売られていたチェーンスーパーの<スタリチヌィー>のマークが入っています。

「チェーンスーパーのマークが入った飲料」というのは、日本国内では多く視掛けるように思います。チェーンスーパーやコンビニチェーンによる「プライベートブランド」というモノです。日本国内の各チェーン店に関しては「あの店の○○」と思い浮かぶ例が幾つも在ります。そういう「プライベートブランド」がユジノサハリンスクにも現れました。

ラベルをよく視ると、ユジノサハリンスク市内で飲料の製造販売を手掛ける会社の名前等が入っています。都心部のやや北寄りのサハリンスカヤ通が鉄道の線路と交差する辺りを越え、少し西に進んだ辺りにミネラルウォーターや各種清涼飲料水、更にビールまで手掛ける会社が在ります。その会社では、家庭やオフィスに大型容器に入ったミネラルウォーターを配達する事業も展開しています。

↓青系のペットボトル、緑系のペットボトルの2種類を視掛けて両方求めてみました。緑系の方が「普通の水」で、青系の方が「ガス入り」でした。
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1.5リットル入りのペットボトルの「プライベートブランド」のミネラルウォーターですが、1本が41ルーブルでした。これはユジノサハリンスク市内等で販売されている「サハリン州内の工場のモノ」と同等な価格です。

「プライベートブランド」の飲料のようなモノは、販売をするチェーン店とモノを製造する工場を擁する会社の双方に「好いこと」が在るとして一定程度盛んに出回っている訳ですが、サハリンでもそういう流れが出て来たようです。
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Кукуруза (Хоккайдо, Япония)=とうきび(日本 北海道) (2019.01.12)

スーパーに寄って買物をしていて、「目の端に“漢字”が見えたような気がした…」と思って辺りを伺いました。

そうすると「天塩川」という文字が入ったパックの商品が在りました。「あっ!“とうきび”…」と注目しました。

(“とうきび”は“トウモロコシ”と言う方がより一般的なのでしょうが、北海道では“とうきび”と言う方が普通で、筆者の語彙の中でも“トウモロコシ”というのは直ぐには出て来ません。ここでは“とうきび”で通します。)

そのパックには見覚えも在りました。道北9市で取り組んだ<道北物産展>でサハリンへの輸出を試行した経過が在る品物でした。士別で加工されているモノです。パックされたモノは、そのまま開けて食べられるモノで、湯煎するか電子レンジで温めるのも好く、料理の材料にも出来る訳です。

店内の「天塩川」という文字が入ったパックの“とうきび”の直ぐ横に、「これは何処のモノ?」という“とうきび”が在りました。こちらはパックにロシア語の文字が沢山入っているモノで、ロシア国産なのか、ロシア向け輸出を意識してロシア語のパッケージにしているのかというモノでした。

↓結局、視掛けた“とうきび”を両方共求めてみました。
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↑手前の「1本のパック」には「天塩川」の文字が判ると思います。これが道内からの輸出品です。奥の2本入った方が、「これは何処のモノ?」と思いながら求めてみたモノです。

「天塩川」の文字が入った道内からの輸出品はレシートを見ると「Кукуруза (Хоккайдо, Япония)」=とうきび(日本 北海道)と記されます。価格は318ルーブルでした。

「これは何処のモノ?」という方は、タイのモノをロシア語圏への輸出向けにパックしたというモノのようでした。こちらは2本入って179ルーブルでした。「2本」と言っても400グラムで、1本の「天塩川」が330グラムというのと比べて、内容量として倍であるという程でもありません。

両方共、ゆっくりと頂いてみました。2本入りのタイのモノに比べて、道内産というモノの方がより甘い感じがしました。筆者が北海道の人間なので「これ!懐かしい感じの味だ!」と強い好感を抱くということが在るので、「どちらが本当に美味いのか?」は、筆者には判定が困難であると思います。個人的には「天塩川」という方を「より美味しい」と思って頂きました。

味に関しては食べる方の好みも在るでしょうし、利用方法によって「何方がより使い易いか?」ということも在ると思います。が、単純に価格としては「330グラム=318ルーブル」と「400グラム=179ルーブル」です。北海道内のモノ、日本国内のモノを輸出するとして、ロシアでの流通ルートに乗って販売に供されるようになる時、「似たようなモノがより安価に売られている例が幾らでも在る」という中、「簡単に販売が伸びるでもない?」という状況は在り得る訳です。

「Кукуруза (Хоккайдо, Япония)」=とうきび(日本 北海道)が318ルーブルでした。

例えば、平日にやや安価に昼食を提供という飲食店では、350ルーブル程度で「ランチ」というモノー大概はサラダ、スープ、メインという感じなモノーを出している例が見受けられます。例えば、320ルーブル前後で、かなりヴォリュームの在る―「半分で好い…」という人も多いようなヴォリュームです。―サンドイッチが求められるファストフード店が見受けられます。ユジノサハリンスク空港と街中とのタクシー代が350ルーブルという例-10km程度走ることになります。-も在りました。

単純に「最近の外貨レート」で換算するのではなく、「似たような価格帯で求められるモノ、受けられるサービス」ということで思い当たる例を挙げてみると、「どういう価値のモノ?」がより一層浮かび上がるのだと思います。こういうように考えると、北海道内から輸出の“とうきび”は「安価とは言い悪い」と見受けられます。

それでも一定以上の量の販売が可能ということで輸出入の話しが日ロ双方の関係者間で纏まり、「普通に店頭に並んでいる」というようになった訳です。これは多くの関係者の皆さんの努力です。
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ロシア製の冬季用コート(2018.12.25)

ユジノサハリンスクは連日「氷点下10℃前後」という按配です。

昨年の12月頃の様子を振り返ると、雪が今季のここまで以上に多目で、「氷点下20℃前後」という日が散見していました。それを想い起すと「相対的に穏やか」というような気はします。

それでも、「氷点下10℃前後」という中、少し長く戸外を動き回るとなれば「温かいコート」は離せなくなります。筆者は昨シーズンに求めた、冬季の戸外用のジャケットに関して、何となく6月頃に稚内へ持って行ってしまい、「本格的な冬季に備えたモノ」という程のモノを住まいに持ち合わせていませんでした。短時間、「その辺に出る」という場面では在り合せの服で然程問題も無かったのですが、「これから先に備えて…」と時々利用する衣料品の店を覗きました。

時々利用する衣料品の店で、お店の方は「12月ももう少しで終わろうという中…随分と“軽やか”な上着で…外用の上着ですね?色々と在りますよ!」と言い出し、色々と見せてくれました。

↓気に入って入手したのはこれです。2400ルーブルでした。
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↑“作業服”というような分類になるモノのようです。

↓確りと裏地が貼られていて、着用すると身体が温かいモノで包まれるような按配になります。
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↓フードも付いています。
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↓そのフードはファスナーで付けられているので、簡単に外すことが出来ます。筆者はフードは殆ど使わず、多用しているショルダーバッグを持つ時に多少邪魔なので、フードは外して着用することにしました。北海道内では、「帽子を被らず、雪が降るとコートのフードを…」というのがポピュラーであるように見受けられますが、サハリンでは「冬は何らかの帽子を被るのが当然」に近く、筆者も色々な帽子を使うので、フードは殆ど使わない訳です。
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↑「飽くまでも実用本位」という、“作業服”的な雰囲気の外観が気に入っています。この種のコートには、「狩猟用」というようなことで独特な柄になっているモノや、軍や警察のような機関で関係者が用いる迷彩柄のモノ等も多々在るのですが、シンプルな黒のモノを選びました。シンプルな黒のモノに関しては「警備会社の関係者が好んで使っている」というイメージも在るように見受けられます。軍や警察のような機関でも、一部に「黒い服装」というのが見受けられるらしいのですが、何となく警備会社のイメージです。工事現場等では、このコートのようなモノの上に、オレンジや黄色で遠くから視え易い「安全ベスト」を着用するので、作業に従事する方が黒系を着ている場合でも、黒のイメージが薄くなるようです。

時々利用する衣料品の店では、「ロシア国内のメーカーのモノを主に扱っている」ということで、それがその店を利用する理由にもなっています。「寒い国」ですから、殊に防寒衣料は「必要な工夫」が重ねられて、好いモノが製造されているように思います。

↓メーカーのウェブサイトも在りました。襟の裏に在ったタグにURLも記されていたので、試しに視てみました。色々なモノを製造している様子が伺えます。また、この会社では「ネット通販」もやっているように見受けられます。
>>СТАЙЕРТЕКС Производитель Одежды Для Охоты, Рыбалки, Туризма, Спецодежды - Интернет-магазин

早速このコートを着用して戸外を動き回っていますが、確りと身体を包んで低温や寒風から護ってくれるような感じです。ユジノサハリンスクでは―ロシア全般、或いは北海道内でも共通ですが―屋内の暖房がよく効いているので、室内では余りゴテゴテと着込みません。そういう状態の上にこれを着込んで戸外に出る訳ですが、それでも温かです。

こういうような衣類も用意して防寒も確りとして、凍る足下に気を配って、安全に冬を過ごしたいものです。
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<С Новым Годом>(ス ノーヴィム ゴーダム)=年末年始仕様のチョコレート菓子(2018.12.24)

↓年末年始に視掛ける機会が多いモノです。本来はセロファンで包まれていますが、開けようとしてセロファンを取った時、「美しい箱…」と思って写真を撮った訳です。
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↑箱の上のピカピカ光る大きな文字、画のやや右手前の箱の側面の赤い文字は<С Новым Годом>(ス ノーヴィム ゴーダム)で「新年の御祝いを申し上げます」という意味です。

画の左側、箱の赤い部分の側面に「Сахалинский кондитер」(サハリンスキー コンディーチェル)と、ユジノサハリンスクに在る製菓会社の名が在ります。

↓箱の裏です。
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↑左側にロシア語、真中辺りに英語で製品の内容物等の説明が在ります。

この<С Новым Годом>(ス ノーヴィム ゴーダム)は「年末年始仕様」のチョコレート菓子ということになり、毎年のように販売されているようです。

こうした「年末年始仕様」のチョコレート菓子は、家庭等で頂く他、個人や事業所が年末年始の挨拶に際して親しい相手に贈るというような用途でも用いられます。昨シーズンもこういうモノを視掛けましたが、今シーズンも出くわし、「“御歳暮”という感じか?」と興味を覚えました。と言って、“御歳暮”という程に肩肘が張っているのでもなく、親しい間柄で互いの家やオフィスを行き交う中で「御菓子も在りますから、好かったら上ってくださいね…」という、よく在りそうな場面の延長線上のような、もっと打ち解けて日常的なモノのように感じられます。

↓箱の中身のチョコレート菓子です。
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↑「サハリンの土産」というのか、「ロシアの土産」ということでよく見掛けるような感じで、年末年始仕様の“限定品”というような訳でもない感じです。

一見すると「チョコレートの塊?」というようですが、フカフカに柔らかいモノを薄いチョコレートで包んだような菓子です。試食しましたが、「サハリンの土産」或いは「ロシアの土産」ということで、何度も頂いた経過が在る「普通」なモノでした。箱が少し特別なデザインなので、「どういう感じの中身?」と思いましたが、何となく馴染んだ、「柔らかい中身の甘さにチョコレート味が加わる」という、この種の菓子によく在る感じです。

この種のモノは、サハリンの製菓会社だけではなく、方々で製造されているようで、ユジノサハリンスク市内の店でも色々なモノが売られているのを視掛けます。価格帯も様々ですし、箱の大きさ(中の菓子の数)も色々です。

写真の<С Новым Годом>(ス ノーヴィム ゴーダム)を製造しているという「Сахалинский кондитер」(サハリンスキー コンディーチェル)という会社は、樺太時代の1930年代に建った製糖工場の建物を利用していて、1967年から製菓会社として活動しているそうです。

ユジノサハリンスクでは、概ね12月下旬から1月上旬まで、こうした「年末年始仕様」なデザインが施されたモノが出回っているような感じです。
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HARD LINGONBERRY DRINK…「ハードなコケモモのドリンク」って何だ?!(2018.11.17)

近所のスーパーに寄り、「居室で飲む何か…」と考えながら様々な商品が並ぶ棚を眺めていました。

↓非常に鮮やかな色の、一寸飲むのに手頃な量と見受けられるボトルに入った飲料を眼に留め、求めてみました。
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↑こういう鮮やかな色は、ユジノサハリンスクではよく見掛ける「ベリー系のフルーツを使った飲料」の特徴で、ラベルのイラストもそれらしいモノです。

近所のスーパーは真夜中の12時まで営業しています。午後10時以降に関して、酒類販売が禁じられているので、ビール等の棚は午後10時頃に覆いを掛け、辺りにテープを張って近寄れないということにして販売を見合わせています。

「ベリー系のフルーツを使った飲料」と見受けられる鮮やかな色の飲料が入ったボトルは、記憶を辿れば、そのビール等の棚の隅に並んでいました。

↓「Seth & Riley's GARAGE」(セス・アンド・リレイズ ガレージ)というのは、この飲料のシリーズブランドなのでしょう。「HARD LINGONBERRY DRINK」という品名のようですが、「ハードなコケモモのドリンク」という、判るような判らないような不思議な名前です。
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↑そして、店頭では全く気にならなかったのですが、丸で囲んで数字が入っていました。「ALC 4.6% VOL」と在りますが、これは「アルコール4.6%」という意味に他なりません。

これは「ビールに類する飲料」という扱いで、アルコール分も入った「酒類」ということになる代物でした。デンマークのビール会社が出し、ロシアのビール会社がライセンス生産しているという商品であるようです。

「酒類」なので、これはビール等の棚の隅に並んでいた訳です。

開けて飲んでみて判りましたが、HARD(ハード)というのは「炭酸がキツい」ということでした。コーラ類を想い起す感じです。そして味わいは、「ベリー系のフルーツを使った飲料」の「仄かに甘酸っぱい」という感じでした。アルコールが入っているという感じは余りしませんでした。沢山飲み続ければ、アルコールの影響も出て来るかもしれませんが、1本を何となく空ける分には「サッパリして甘酸っぱい炭酸飲料」という具合です。色合いは「カクテル?」というようにも思えますが。

こういうような「不思議?」な飲物は、マダマダ色々と在るのだと思います。が、少なくともこの「ハードなコケモモのドリンク」は「存外に美味い」と記憶に残りました。
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<Слава>(スラーヴァ)の腕時計(2018.11.10)

少し前に読んだ小説の、本筋と然程関係も無いかもしれないような描写が変に記憶に残っています。

作品の主人公でもある40歳代に差し掛かったような刑事が、30歳前位の若い同僚の行動に首を捻り、ブツブツと言っている場面でした。若い同僚は上着のポケットからスマートフォンを取り出し、画面で時刻を確認しました。が、ブツブツ言う40歳代に差し掛かった主人公は「時刻は時計で確認するものではないのか?」と、少し拘って選んだ愛用の腕時計に眼を落すのです。

こういう描写を覚えているのも、筆者自身も時刻を確認するのは専ら腕時計という行動様式であるからかもしれません。少し以前に、永く使っていた腕時計が不具合を来し、他のモノを代替えということにして時刻を確認するようにする羽目に陥ったことが在りましたが、酷く落ち着かない感じだったのを覚えています。

↓少し前にこういうモノを入手しました。
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↑ロシアの腕時計です。8千ルーブル出して釣銭が来ました。

新しい腕時計を入手しなければならない必然性は高くはなかったのでしたが、文字盤の“3”の辺りに埋め込まれたカレンダーの曜日表示が「ロシア語」になっているのを視て、「これ!欲しい!」ということになってしまったのでした。

<Слава>(スラーヴァ)というブランドは、1924年にモスクワの時計工場が使い始めたブランドであるということです。<Слава>(スラーヴァ)は「栄光」という意味です。

日本国内でも、腕時計が売られている場所では新旧様々な国内外の多種多様なモノが売られていますが、ロシア国内でもそれは同様です。個人的には、日本国内では殆ど視掛けない「ロシアのブランド」のモノが陳列されていると、何となく興味を覚えて眺めてしまうことが在ります。「酷く高価?」ということでもない範囲であれば、「ロシアの腕時計」というのも、ロシアを訪ねる際の記念品に好適かもしれません。

「ロシア語」で曜日が出るカレンダーで、見栄えも好いので気に入ってしまって求めた腕時計ですが、時々「手でネジを巻く」ということをしなければならないタイプの、本気で「昔風」または「クラシカル」な代物でした。時計を耳に近付けると、「機械式」ならではな音も聞こえます。
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<ペプシ>…(2018.11.19)

寒くなった戸外と暖房が効いた室内との温度差が開く程に、室内で喉が渇き易くなって、近所の店で飲料を求める頻度が高まりました。

↓そうした経過に関しては過日御紹介したところでした。
>>冷蔵庫にミネラルウォーター…(2018.11.13)

↓こうした中、近所のスーパーで「少し変わっている?」と思ったモノが気になり、何となく求めてしまいました。
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近所のスーパーでは、画のような缶入清涼飲料は、冷蔵のケースでもない常温の陳列棚に随分色々と並んでいます。

右側の「何となく目に馴染んだ」というように感じられた<ペプシ>の直ぐ隣に、左の2種類の缶が並んだ状態で売られていました。

視たことが無いモノでしたが、筆記体のような調子の独特な書体でロゴマークが描かれている美しいデザインの缶に少し惹かれました。ロゴをよく視れば「PEPSI」(ペプシ)と在ります。右側の「何となく目に馴染んだ」というように感じられた<ペプシ>と同じです。

「どういうこと?」と思ったのですが、これは「往年のラベルやボトルの蓋」のデザインを採り入れた缶なのだそうです。左端が1950年代のデザイン、真中が1960年代のデザインとのことでした。その位旧いのであれば、全く視たことが無かったのも当然です。永い歴史を誇るメーカーの矜持が感じられる企画商品です。

所謂“コーラ”というモノに関して、ロシアで紹介されて販売されるようになった経過としては<ペプシ>が<コカコーラ>よりも先行しているようです。

1980年代末頃、「ソ連にもコーラは在るが、在るのは<ペプシ>」と言われていたのを聞いています。ソ連では1970年代に<ペプシ>が紹介され、1980年頃から販売されていたそうです。<コカコーラ>は1990年に差し掛かろうかというような頃に紹介されて、販売されるようになったようです。

現在、清涼飲料水が並んで売られているスーパーでは<ペプシ>も<コカコーラ>も色々と製品が販売されています。時々寄る飲食店では、筆者が視掛ける範囲で、<コカコーラ>系列の飲料を視掛ける機会の方が少し多いような気がします。

画に在る3本の缶は、左端が1950年代のデザイン、真中が1960年代のデザインということですが、「何となく目に馴染んだ」というように感じられた右のモノは1990年代のデザインということを後から知りました。これらを冷蔵庫で冷やし、順次試飲しました。味に差は在りませんでした。恐らく、缶のデザインを変えて製造しているというだけなのでしょう。

ロシア国外から入っているモノに関して、「世代を超えて愛される」と、こういうような企画商品が登場しているというのが、酷く面白いと思いました。
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冷蔵庫にミネラルウォーター…(2018.11.13)

かなり古い話しなのですが、国外に出た際に外国の方にお訊ねを頂いたことが在りました。

「日本では、水道の蛇口を捻って水を出し、それをコップに入れてそのまま飲むと聞いた。本当か??」とです。

「水を飲む様子」というようなことは、「水道の蛇口を捻って水を出し、それをコップに入れてそのまま飲む」などと「文にして叙述する」ということを思い立つことさえ無い、余りにも当たり前な日常の所作です。それを「本当か??」と問われ、かなり驚き、「えぇ…何時もそうですよ…」と答えた記憶が在ります。

現在滞在中のサハリンも含め、多くの国々で「水道の蛇口を捻って水を出し、それをコップに入れてそのまま飲む」ということはやっていません。水は沸かして利用するか、飲用水を別に買い求めるというのが普通なようです。

変なことを思い出しましたが、最近「居室での飲用水」に少々意識が向いています。

↓「居室での飲用水」は、こういう具合に近所のスーパーで求めたペットボトルに入ったモノを冷蔵庫に入れて在ります。
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↑喉が渇くと、これを引っ張り出して飲む訳です。

このところ、20℃位の気温で汗ばむ場合も在った8月頃と比べて、冷蔵庫に入れて在る水が少なくなるのが「速い」と感じるようになりました。要は、居室に在る時に飲む量が増えた、「水を飲みたい…」と冷蔵庫を開けてボトルに手を伸ばす頻度が高まったと感じています。水が少なくなると、スーパーに寄って買い求めるようにする訳ですが、その買い求める頻度も自ずと高まっています。

10月に入った辺りから、“集中暖房”が稼働し始めました。そして11月になって早朝等の気温が一段と低くなったことから、“集中暖房”が強めになったようです。

ユジノサハリンスクでは、センターから配管を通じて街の集合住宅に温水を送り込んで暖房をする仕組みになっています。これはサハリンの他の都市やロシアの他地域でも共通です。北海道内では、各々の家でタンクに灯油を入れて、それをストーブで焚く暖房が一般的なように思います。そういうことなので、稚内にサハリンの方を迎えて辺りを動き回ると、住宅の辺りに据えられた灯油タンクを視て「あれは!?一体何ですか??」とよくお訊ねを頂きます。サハリンでは、あの種のモノは視掛けません。

そういうことで、“集中暖房”がやや強く効くようになり、室内の空気が乾燥してしまい、「何か酷く喉が渇く…」ということになって、水を飲みたいと思って冷蔵庫のボトルに手を伸ばす頻度も高まっているのでしょう。

↓例えば「美味いコーヒーでも淹れよう」というようなことを居室でする訳でもないので、求めて冷蔵庫に入れておく水について、別段に吟味という程のことはしません。「飲んでサッパリ!」ということで、何となく“ガス入り”のミネラルウォータを求める場合の方が多いように思います。
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↑このところは「このラベル!好いなぁ…」と写真のモノを求める機会が少し多くなっている気がします。

この「虎」のマークですが、これは「虎」を“シンボル”ということにしている沿海地方の会社の製品のようです。本社がウラジオストクで、会社の母体が起こったのが1870年頃としている老舗企業のようです。

この「虎」のマークの<シマコフスカヤ>は、よく利用する近所のスーパーでは1.5リットル入りが51ルーブルです。1.5リットル入りのガス入りミネラルウォーターについては、40ルーブル台から60ルーブル台というようなモノをよく見掛けますが、100ルーブルを超えているようなモノまで、随分と種類が在ります。

当然ながら店の売場の広さ等にもよるのですが、こういう飲用水は「こんなに種類が在るのか?!」と多少驚く程度に色々なモノが売られています。サハリンで製造されているモノ、沿海地方等の極東各地で製造されているモノ、その他のロシア国内や旧ソ連諸国や諸外国のモノが色々と入っています。これらは、ウラジオストク等の大陸の港からコルサコフやホルムスクというようなサハリンの港に船で運び込まれているようです。

殊に“チェーンスーパー”は「2000年代前後から起こった」と見受けられ、起こった当初から「商品に貼られたバーコードをレジの機械で読み込んで精算」という仕組みです。これは裏返せば「売れ筋商品が把握し易く、次の仕入れは売れ筋のモノを多く入れ、売れ行きが鈍いモノは止める」ということです。そういう仕組みの店で「こんなに種類が在るのか?!」と多少驚く程度に飲用水が売られているということは、「嗜好の幅が広い」ということの証左であるというようにも考えてしまいます。

1人で滞在している部屋で、一寸飲むだけなら画のようなボトルが数本在れば好い訳ですが、数人で暮らしている居室やオフィスでは更に多く飲用水が必要です。そういう場所に向けて、「5リットル」等の大きな容器に入った飲用水もスーパーで売られています。他、家庭やオフィスに「15リットル」というような容器のモノを配達するサービスも在ります。そういう大きな容器のモノは、ガス入りのミネラルウォーターではない、普通の水である場合が殆どです。そして割安になっている場合も在り、「15リットル入り150ルーブル」という例も見受けられます。

“集中暖房”がやや強く効く中では、「眠っていて起き出す」というような状況下では九分九厘「水…」というような状況になります。が、寒い戸外から居室に戻ると、“集中暖房”の御蔭で温かいというのは大変に有難いものでもあります。
posted by 稚内市サハリン事務所 at 07:18Comment(0)モノ