【速報】ウラジオストクの<ヴォストーク65>:15連勝…!!:バスケットボール<スーパーリーグ>(2019.02.13)

ウラジオストクの<スパルターク・プリモーリェ>との対戦に関して、<ヴォストーク65>の事務局では「極東ダービーマッチ」という呼び方をして盛んに宣伝しています。<スパルターク・プリモーリェ>の側で、その「極東ダービーマッチ」という表現を用いている例は見当たりませんが。

<ヴォストーク65>はウラジオストクに乗り込み、<スパルターク・プリモーリェ>と対戦しました。

試合を開催している間については、戦況の映像がインターネットの幾つかのウェブサイト(日本国内で繋ごうとした際、巧く閲覧出来ない状況のモノも在りました…)で配信されます。ウラジオストクであれば、「1時間時差」ですから、「現地午後7時開始」がユジノサハリンスクの時間で「午後8時」ということになります。これなら「視易い」ので、試合の中継映像も視ましたが、試合内容の詳しいデータも入って来ました。

第1クォータは<ヴォストーク65>の3点シュートから動き始めました。そして<スパルターク・プリモーリェ>も得点し、互いに攻撃を仕掛け合うのですが、<ヴォストーク65>が少し先行する展開でした。第1クォータは20対26で<ヴォストーク65>が先行する形となりました。

第2クォータは<スパルターク・プリモーリェ>がフリースローとシュートで得点を重ねるところから動き始めました。27対26と一時<スパルターク・プリモーリェ>は逆転しますが、<ヴォストーク65>も得点し始めます。僅差の競り合いが続き、7分10秒で37対37の同点となります。そこから<ヴォストーク65>の連続得点が目立ちました。第2クォータは20対19で<スパルターク・プリモーリェ>が先行ですが、前半を通じては40対45と<ヴォストーク65>が先行です。

実際に第2クォータで同点や逆転の場面が見受けられましたが、6点や5点の点差であれば、試合の行く末は判らないものです。後半の第3クォータに入って行きます。

第3クォータが始まると、直ぐに<ヴォストーク65>が加点しました。そして<ヴォストーク65>が得点を重ねる合間に<スパルターク・プリモーリェ>が得点するというような、<ヴォストーク65>の得点が目立つような形で展開して行きました。第3クォータは14対23と<スパルターク・プリモーリェ>が押え込まれてしまった形で、ここまでを通じて54対68と<ヴォストーク65>は先行の幅を拡げました。

第4クォータは点差を縮めるべく<スパルターク・プリモーリェ>が積極的に仕掛けます。他方で追われる<ヴォストーク65>も得点を重ね、第4クォータそのものは22対21と<スパルターク・プリモーリェ>が先行したのですが、第3クォータで大きくなった点差が埋まらず、76対89で<ヴォストーク65>が勝利です。

<スパルターク・プリモーリェ>の2点シュート成功率は51.6%(16/31)、3点シュート成功率は42.3%(11/26)、フリースロー成功率は68.8%(11/16)でした。<ヴォストーク65>の2点シュート成功率は71.9%(23/32)、3点シュート成功率は31.3%(10/32)、フリースロー成功率は81.3%(13/16)でした。2点シュートの成功率ですが、#6 アレクサンドル・グドゥマークが「6/6」、#17 アルチョム・ヤコヴェンコが「4/4」、#3 カーマイン・ミッチェルが「6/7」と「非常に高い確率」を見せています。「得点の確度を上げる」というように、巧くボールを廻す訳です。アシストは<スパルターク・プリモーリェ>の11に対し、<ヴォストーク65>が19でした。

リバウンドは<スパルターク・プリモーリェ>の30に対して<ヴォストーク65>は34です。スティールは<スパルターク・プリモーリェ>の6に対して<ヴォストーク65>が14で、ターンオーバーを喫した回数は<スパルターク・プリモーリェ>の23回に対して<ヴォストーク65>が16回でした。何か<スパルターク・プリモーリェ>の側が、攻勢の勢いを伸ばせなかったというような感です。

今回は配信された現地の映像も視ました。第2クォータで同点場面も見受けられ、「或いはここから押される?」というようにも思えましたが、<ヴォストーク65>は確りと連続得点で若干の先行を維持し、第3クォータで「勝負を着ける」かのように、<スパルターク・プリモーリェ>の攻撃を制してしまって得点を重ねて抜け出した訳です。ユジノサハリンスクでは、ホーム用の黄色のユニフォームでプレイしている選手達が、アウェイ用の黒いユニフォームで動いている様子を視るのも少し新鮮でした。

これで<ヴォストーク65>はリーグ戦で「15連勝」ということになりました。25試合終了という形で、「22勝3敗」です。首位を堅持しています。

白い歩道:レーニン通(2019.02.10)

日中、稚内市サハリン事務所が入っているビルの玄関辺りで、御近所の他所のオフィスに勤めている方と言葉を交わしました。

「少し…温かくなったかな?」と言い出すので、「そうですね」と相槌を打ちました。好天になって、陽射しが心地好く、強い風が吹いているのでもありません。が、気温は氷点下14℃程度でした。好天で陽射しが少し心地好いのは間違いありませんが、「氷点下14℃」と言えば稚内の市街では余り見受けられないレベルの「寒い!!」感じです。しかし、早朝の最低気温が氷点下25℃辺り、時々氷点下30℃を伺うというような中ですから、「氷点下14度の日中」は「相対的に温かい」というのも嘘ではありません。また「風が微弱」というのは、寒い時季には「ありがたい状況」です。その辺りは、稚内より低温でも風が弱いユジノサハリンスクの方が過ごし易い側面が在るかもしれません。

好天な傾向が続くと、高い上空の寒気がそのまま地上に降りて、気温が下がるのかもしれないなどと考えてしまっている昨今です。

↓休日の、「朝食にやや遅く、昼食にやや早い」というような時間帯にレーニン通を歩きました。レーニン通の車輛通行量も少な目でした。
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↑歩道の街灯の支柱に、開催中である児童生徒の冬季競技国際大会の<アジアの子ども達 サハリン2019>のバナーが飾られています。

歩道の脇を視ても、然程積雪が深くないことが判ると思います。若干の積雪が踏み固められ、硬く凍って歩道路面にこびり付いているような感じです。

こういう状況に関しては、中途半端に表面が湿っていたり、「テカテカな状態」ということではないので、歩き悪いという程ではありません。しかし「氷点下14℃」を捉まえて「温かく…」と言う場合さえある寒気の中ですから、少し歩調が早まって「速く目指す場所の屋内へ…」という感じにはなってしまいます。何でも、慌てるとロクなことにならない訳で、歩き悪くは無い中でも少し慎重に歩くようにはしています。

排雪作業(はいせつさぎょう)(2019.02.10)

日曜日の夜、多分午後11時が近付いていたような頃、眠気が強まった状況で、居室内で身体を横にしてぼんやりしていました。そうしていると「遠くから?不思議な音?」という具合に、何かが妙な音を発していることに気付きました。何かの車輛が走り続けているのか、何かの機械が動いているのか、「何だろう?」と思いました。眠気が強まっていたので、頭の中で不思議な夢でも始まっているのかとも感じられました。

↓何やら気になって窓から外を覗くと、「音」の招待が判明しました。
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↑ブルドーザーで雪をかき集めて、ダンプカーの荷台に積み込んで、何処かへ運び去ろうとしている訳です。

「排雪をやっている?」と納得して少し眺めましたが、程無くダンプカーは雪を満載した状態で走り去って行きました。こういう作業は、夜や休日の日中に時々視掛けます。

“排雪作業”(はいせつさぎょう)は北海道でも見受けられます。この時に視掛けたのと同じように、ブルドーザーでダンプカーに雪を積み込んで運ぶというのも在るのですが、北海道内のイメージでは「道路脇に堆くなった雪の辺りにロータリー車(前方のドラム状になった刃のようなモノが回転して雪を巻き込み、雪を飛ばしてしまう装置が付いた特殊な車輛)が現れ、脇に列になったダンプカーが待機し、次々とダンプカーの荷台に雪を飛ばして何処かへ運び去る」という様子を思い出します。

ところで、使用しているパソコンでテキストを入力する場合に「はいせつさぎょう」と入力しても「排雪作業」と正しい漢字に変換されませんでした。北海道等で使う“特殊用語”なのかもしれません。道路の安全を確保する上で、道路の脇等に堆く積もった雪は、行き交う歩行者や通行する車輛を運転する人達の視界を遮る場合が在るので、時々作業を行って排除する必要が生じる訳です。

一般的にはそういうことだと思いますが、今季のユジノサハリンスクに関しては「雪が堆くなった」という印象が希薄です。

↓これは昨年の1月25日の様子です。雪が多く降り積もり、風が吹いて吹溜りにもなっていた日で、歩く場所を確保した歩道脇に雪が相当に堆くなっています。
>>吹溜りを除雪した痕:ポポーヴィチ通(2018.01.25)
↑今シーズンは、昨シーズンのような状況が生じていません。

“冬将軍”等と呼ばれる寒気は存外に粘り強いもので、本格的な春が訪れるまでは「油断ならない?」という感でもあります。

最近は降雪や積雪よりも、強力な寒気による低温が寧ろ目立っている感じです。ユジノサハリンスクでは、連日のように氷点下25℃を挟むような最低気温で、氷点下30℃を伺うような気温さえ見受けられました。

ショートトラック 500m (女子・男子):<アジアの子ども達 サハリン2019>(2019.02.10)

児童生徒による冬季競技の国際大会である<アジアの子ども達 サハリン2019>は、夏季大会が長く行われて来た大会の歴史の節目となる「初めての冬季大会」ということになりますが、前日に「開会式」も終えて各競技の熱戦が繰り広げられていました。

<ショートトラック>という競技が在ります。ロシア語では「Шорт-трек」(ショルトトレック)と呼ばれます。

これは屋内競技です。アイスホッケーやフィギュアスケートで使用するアイスアリーナのリンクで競うスピードスケートです。リンク上に目印になるゴムのマーカーを置いて、1周が111mとなる走路を設定します。そこを複数の選手が一斉にスタートし、規定した距離になるように走路を周りながら走り、「着順」を競うという競技です。タイムは計測していますが、これは「全参加選手の順位を決めなければならないような場合の参考」という感じです。

「着順」を競うので、例えば「“1回戦”で4人ずつの組でスタートし、各組の1位と2位の選手が“2回戦”へ」という具合に競技が進行し、最終的に残った8人が4人ずつの組に分かれて1位から8位の入賞者を決めて行くのです。

ロシアに在っては「比較的新しいスポーツ」という感じになると見受けられます。1980年代末頃に各国で普及し、五輪種目になって行ったことを受けてロシアでも競技団体が起こったようです。ソ連時代末期からロシアに体制が変わって行ったような時期に、当初は“ソ連チーム”、そして“ロシアチーム”として国際競技大会にも選手達が参加する例が見受けられるようになりました。最初の頃は、「フィギュアスケートからの転向」というような、他のスケート競技をやっていた選手が取り組んでいたような例が目立ったようですが、近年は最初からショートトラックに取り組んでいる例も多く見受けられるようです。

ユジノサハリンスク辺りでは「ショートトラックをやっている」という例は聞きません。スケートに関する活動で耳目に触れるのは、アイスホッケーの少年チームが幾つも在ることや、フィギュアスケートをやっている子ども達が在るということです。そういう状況ですが、ショートトラックの会場となった<クリスタル>―アイスホッケーの<アジアリーグ>の試合会場になっている場所です。―には大勢の人達が観戦に訪れていました。自由席になっていた場内で、空席が見当たらず「そこ!空いてますか?」と何回も尋ねながら漸く座っていたというような人達が大勢見受けられました。実は筆者は、学生時代に生でショートトラックの試合を間近に観たという経験が在って、以後は生で観戦する機会こそ無かったものの、冬季五輪のテレビ中継等では「やっている!」とショートトラックを愉しく視ていますから、今般は「かなり久し振りに生で!」と張り切り、休日でもあったので入場が許されるようになる早い頃合い、選手達が試合前の練習に勤しんでいるような時間帯から会場に足を運び、確りと席を確保していました。

<アジアの子ども達 サハリン2019>のショートトラックですが、日本、韓国、モンゴル、香港、タイ、フィリピン、インド、クウェート、カザフスタン、ロシアの10ヶ国からチームが出ています。ロシアに関しては地方毎にチームを組んでいるので、極東連邦管区、シベリア連邦管区、ウラル連邦管区、サハ共和国(ヤクーチヤ)と4チームが出ていました。

「屋内リンク」を使用する競技であることから、「ウィンタースポーツ?」というイメージの温かい地域のチームの選手達も登場し、「国際大会!」ということを強く実感させられた感でした。雪や氷と縁が薄そうな地域の皆さんは、ユジノサハリンスクの最近の低温や、街に雪が積もっている様子をどのように感じたのだろうか、というようにも思いながら彼らの様子も何となく見ていました。

ショートトラックには13歳から16歳の選手が出場していて、4日間で1500m、500m、1000m、3000mリレーという競技が催されるようです。今般観戦したのは500mでした。

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500mに関しては、1周が111mとなる走路を4周半走って着順を競うことになります。スタートのファウルを2回犯してしまうと出走出来ないというルールや、スタート直後の第1コーナー周辺での転倒が発生すると再スタートというようなルールも在りますが、「原則的に4人でスタートする各選手の着順を競う」という「誰にでも判り易い!!」という内容なので会場は盛り上がりました。ショートトラックの観戦では、スタートの場面では静粛を求められますが、それ以外は「行け!!」というように、或いは選手の名前を呼んで応援というようなことも許されますから、走っている選手のチーム関係者等が「〇〇!良いぞ!!〇〇!!行け!!」と一生懸命に声援を贈っている様子も随分と見受けられました。

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試合前に選手達がリンクに入ってウォーミングアップをする場面から観ていましたが、「練習の動き」という時点で「あの選手!巧い…」という感じで、目立って速く滑走している感じの選手達が目に留まりました。着ていたユニフォームを視れば、韓国の選手達でした。このショートトラックは、韓国ではかなり盛んであると聞きます。確か、韓国で冬季五輪のメダルと言えば、大半がショートトラックでの実績だった筈です。

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ショートトラックの試合が催されるリンクは少し独特な雰囲気になります。リンクの端、壁の辺りに安全のための分厚いマットが取り付けられます。これは速度が上がっている中で「弾ける様に転倒」という場合に衝撃を吸収するためのモノです。実際、転倒した選手達がこのマットの御蔭で大事に至らずに済んでいる様子も若干見受けられました。そして弾け飛んだマーカーを拾って元の位置に置くことや、レースの合間にリンクを整える作業を行う人達が4名程入り、スーツ姿の主審と2名の副審が入ってリンクの真ん中、選手達が走らない場所からレース状況を見守ります。リンクの脇、ホッケーの試合の時に各チームのベンチになっている場所辺りで、出番を待つ選手達が待機します。そしてそういう辺りに、ピストル形の機器でスタートの合図をする係が役目を果たします。更に審判団が動いている辺りに、ビデオカメラを持ったカメラマンが入っていましたが、白いカッパの上下に身を包んで、カメラも白いモノで覆ってしまっていました。「目立たないように」ということなのだと思いますが、リンクの脇にそのカメラマンが最初に現れた時は「あの人??何者!?」と一寸注目してしまいました。

レースは「32名→16名→8名」と勝ち抜きで、「5位から8位決定戦」、「1位から4位決定戦」と女子、男子と交互に順次進められました。

4周半走って45秒程度というレースですが、「一気に勝負!」という、独特な迫力が在るものでした。

日本の選手達も出場しましたが、不運な転倒等も見受けられた、残念ながら早い段階で敗退してしまいました。レースを制したのは、ウォーミングアップの時点で「巧い…」という感じだった韓国の選手達でした。女子の「1位から4位決定戦」では韓国選手2名、ロシア選手2名が出場でした。男子では韓国選手3名にカザフスタン選手1名の出場でした。

↓「1位から4位決定戦」では、選手紹介を少しショーアップしていました。
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↑やや不思議な白い服装のカメラマンも画に写っています。

この<アジアの子ども達 サハリン2019>のような国際競技大会は、参加国での「競技の普及」に資するという側面も在るように見受けられます。今般、早い段階で敗退してしまった競技の歴史が浅い国々のチームも、この大会への参加が切っ掛けで人気競技になって、何時か「なかなか手強いチーム」が国際大会に出て来るようになるのかもしれません。

アイスホッケーのように「サハリンのチームへの声援」というのは、出場が無いので見受けられませんでしたが、ショートトラックの会場ではロシア国内の各チームへの声援や、カザフスタンチームへの声援が目立ちました。また、大きく遅れてしまっても最後まで走った選手達への温かい拍手も沸き起こりました。
posted by 稚内市サハリン事務所 at 09:00Comment(0)スポーツ

好ゲーム!! <サハリン州(ロシア)>VS<日本>:アイスホッケー:<アジアの子ども達 サハリン2019>(2019.02.09)

児童生徒による冬季競技の国際大会である<アジアの子ども達 サハリン2019>の競技本番が始まり、アイスホッケーの試合が行われるという会場に足を運んでみました。

最初に観た試合は、対戦チーム間の力量差が大きく、率直に申し上げて「不思議に見えた」というような試合でした。「次の試合?」と様子を視ると、次の試合が<サハリン州(ロシア)>と<日本>との対戦であることが判りました。

試合前に国歌演奏が入ります。ロシア国歌、日本国歌の順に流れました。
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試合開始前のウォーミングアップの様子を視る限り、どちらのチームも「小学校低学年位からアイスホッケーに親しんでいる中学生」というような動きで、体格差が目立つでもなく、「好い勝負が?」と少し期待出来そうに思えました。

<サハリン州(ロシア)>は、白いユニフォームで正面に「サハリン州の紋章」が入ったモノを着ていました。一時期、アジアリーグアイスホッケーに参加している<SAKHALIN>がサハリン州の紋章が大きく入ったユニフォームを使っていたことが在るのですが、それを思い出しました。(現在の<SAKHALIN>のユニフォームは、チームのロゴマークのイラストです。)そして<サハリン州(ロシア)>の各選手のユニフォームの背中には、背番号が在って、その上にアルファベットで選手の姓が入っているという、「プロチーム風」な設えのユニフォームでした。

<日本>は赤いユニフォームです。背中側には、各選手の背番号が大きく入っていますが、番号の上に選手の姓が入ってはいませんでした。文字が在るのが読めたのですが、全選手「HOKKAIDO」と入っています。<日本>ということで登場したチームですが、実質的には「北海道選抜」という感じなのだと思われます。

この両者による試合が始まりました。ウォーミングアップの動きを視て、少し期待しましたが、互角な競り合いが続きました。

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第1ピリオド後半に<サハリン州(ロシア)>が先取点を得ます。1対0です。第2ピリオドに入って、<サハリン州(ロシア)>が点を加えて2対0となりました。

様子を視ていて、「或いは<サハリン州(ロシア)>の各選手が、スティックとパックの扱いは、やや上手か?」とも思いましたが、<日本>の側でも「多分、小さい頃から一緒にやっていて、息が合っている中軸選手達の間での巧いパス」が冴える場面が出て来て、<サハリン州(ロシア)>のゴールを脅かす場面が少し増えました。そして第2ピリオドの後半で相次いで得点し、試合は2対2と同点になりました。

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第2ピリオド終了時点で同点となれば、第3ピリオドで先に得点した側が有利になります。残り時間が刻々と少なくなる中、1点差が刻々と重くなって行くというものです。

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第3ピリオドでは<サハリン州(ロシア)>と<日本>とが激しく競り合い、少しファウルも出て、「2分間の罰退」で人数を減らした側に人数が多い側が仕掛ける「パワープレイ」の場面も見受けられました。一時、<日本>が2人のペナルティーで、「3人とゴールキーパー」の状態になり、<サハリン州(ロシア)>が「5人」という場面が在りましたが、そういう失点の危機を<日本>は何とか凌ぎ切りました。

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やがて第3ピリオドの半ば過ぎ頃に<日本>が得点して3対2とします。最終盤まで<サハリン州(ロシア)>が同点を目指して攻め続けていましたが、得点をすることが叶わず、第3ピリオド終了で3対2、<日本>が勝ちました。

実質的に「北海道VSサハリン州」であったようにも見えた試合でしたが、互いに力を尽くした好ゲームであったように思います。日本側の選手達は、同年代の多くの人達が経験出来るでもない、“隣り”とは言え国外に出て、外国チームと試合をするという貴重な経験をしていることになります。

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<サハリン州(ロシア)>も<日本>も、両チームの健闘に期待したい感です。
posted by 稚内市サハリン事務所 at 08:48Comment(0)スポーツ

<極東連邦管区(ロシア)>VS<クウェート>:アイスホッケー:<アジアの子ども達 サハリン2019>(2019.02.09)

児童生徒による冬季競技の国際大会である<アジアの子ども達 サハリン2019>は、夕方の開会式に先駆けて幾つかの競技が始まりました。

アイスホッケーの試合が行われるという会場に足を運んでみました。

正直なところ、開催される競技に関して、出場チームや競う枠組みや試合開催日程というような情報の発信が薄いようにも思えます。「何処で何を何時から開催しているのか?」ということが判り悪く、判ったところで現場に行かなければ何処のチームが出て来るのか判らず、会場でも何チームでどういう風に競っているのか、よく判らない感じです。

アイスホッケーに関しては、組織委員会が準備段階に発表している資料では、13歳から15歳の選手によるチームが出場し、リーグ戦と順位決定戦を予定するということでした。

ロシアに関しては<ロシア>ということではなく、地域毎にチームを準備して、複数のチームが参加しているようです。<極東連邦管区(ロシア)>というチームが出て来ました。

この<極東連邦管区(ロシア)>と<クウェート>のチームが対戦しました。

↓オレンジ色のユニフォームが<極東連邦管区(ロシア)>で、青と白のユニフォームがクウェートです。
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↑画の左寄りに緑色の服装の人が居ますが、これは大会ボランティアのユニフォームです。同じ服装の人達が、会場や周辺に沢山居ました。

各種の競技の「少年の試合」では、対戦するチーム間の力量の差が大きく、点差が大きく開いてしまうという場合も見受けられます。アイスホッケーの場合、様々な技術が要求されるゲームである以上、そういう傾向は少し強いかもしれません。例えば中学生位のチームによる試合だとして、「中学生になって初めてプレイした」という選手が多数派なチームと、「小学校低学年から親しんで、競技歴が4年から5年」という選手が多数派なチームとの対戦であれば、後者が圧倒的に有利です。

この<極東連邦管区(ロシア)>と<クウェート>の試合は、そういうチーム間の力量差が少し大き過ぎたようでした。<クウェート>の選手の動きが鈍く、<極東連邦管区(ロシア)>がそのことにやや戸惑っているようにさえ見えました。が、<クウェート>のゴールキーパーが余り動けず、パックがゴール傍に来ると、ドンドンと得点が重ねられて行くというような状態でした。

観ていた間に、寧ろ<極東連邦管区(ロシア)>の選手達が着ていたユニフォームが気になりました。

オレンジ色のユニフォームは色々なスポーツのチームが使っていると思いますが、アイスホッケーの場合は白いリンクの上で着用するので殊更に映えます。このオレンジ色のユニフォームの正面に「虎」のマークが描かれていました。沿海地方やウラジオストク市の紋章に「虎」が使われていて、「地域を象徴する動物」と考えられているからなのでしょう。

気になったのは、このユニフォームの色のように、「虎」が「オレンジ色」で表現されることです。このチームのユニフォームに限らず、「オレンジ色」で「虎」が表現される例をよく視掛けます。

日本国内では「虎」は「黄色」で表現されるような気がします。日本で最も有名な例と言えば、有名な野球チームの「虎」のロゴマークが黄色と黒です。その野球チームの本拠地球場に、コーポレートカラーが「オレンジ色」の飲食チェーンが店を出すことになった際、「オレンジ色」が永年のライバル球団が使う色に通じるということも在って、敢えて「黄色」の特製看板を出店した店で使うようにしたという話しを聞いた記憶が在ります。

そういう「虎」は「黄色」という少し強いイメージを持っているので、少し以前に「虎」が「オレンジ色」で表現される例に出会って少し驚いたのでしたが、ここで改めて出会いました。「所変われば…」というものなのでしょう。

↓観客席には大会マスコットが登場しています。
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↑マスコットに名前は付いていないようです。画に写っているのは“シブゥーチ”(海獣)と一般名詞そのもので呼ばれていました。他は“オレーニ”(鹿)、“リサー”(狐)です。

↓やがて試合が終了し、両チームの選手達が握手を交わします。
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↑「アイスホッケーの試合」としては「視た覚えが無い?」という感じのスコアでした。<極東連邦管区(ロシア)>が勝ちました。

こういうように、開会式に先駆けて幾つかの競技が始まっています。
posted by 稚内市サハリン事務所 at 08:43Comment(0)スポーツ

サハリン州郷土博物館(2019.02.08)

よく冷えて「氷点下20℃台」だった朝、博物館の辺りを通り掛かりました。朝8時前でした。

↓夜の間にサラサラの雪が少し降ってはいたようですが、「降り積もった」と言う程の感じでもありません。
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↑今シーズンは降雪、積雪が少ないと思います。

↓使ったカメラのレンズ画角が少し違いますが、殆ど同じ場所で昨年2月に撮った画を使った記事が在ります。記事中に1月撮影の画を使った記事へのリンクも入って、積雪状況を話題にしていました。これらの画を御覧頂くと、「今季は少雪」が判り易いと思います。
>>サハリン州郷土博物館(2018.02.13)

↓何か足下から空まで、冷たい空気が満ちているような感なのですが、辺りの灯りにぼんやりと浮かぶ感じの独特な建物は美しいものです。
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この朝、稚内市サハリン事務所の入っている玄関辺りで、近所の別なオフィスの方と言葉を交わしました。

「寒いよね…」というのが挨拶代わりのような状況で、御近所の方は「この寒さ…次の金曜日辺りまで…一週間位続きそうだって聞いたよ…“25”というやつさ…」と言葉を継いでいました。

最低気温が“25”と「氷点下25℃前後」にもなる状況が続くという寒波の到来です。

金曜日の朝にこういう話しをしていましたが、明けた土曜日の朝には「氷点下30℃に届いた?!」という具合です。

「特設ステージ」登場:サハリン州政府本庁舎前(2019.02.08)

ユジノサハリンスクでは、昨日、今日と「寒いですね…」が挨拶代わりになっています。最低気温は「氷点下20℃台」です。

昨日伝わったニュースでは、サハリンの中部や北部の内陸では「氷点下40℃台」が観測されたということです。個人的には「温度計が変になってしまったのでは?!」と耳を疑いました。そして今朝になれば「オハ地区(北部)で厳寒のために学校の休校措置」というお話しです。ユジノサハリンスクでは、未だそういうことはなく、人々が口々に「寒い…」を連呼する状況ながらも、街は平常です。

↓朝8時頃、酷く冷えていた中でサハリン州政府本庁舎前を通り掛かりました。
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↑通勤等の車輛も、「氷点下20℃以下」で普通に往来していましたが、庁舎前広場に色々な設えが見受けられます。

↓これは児童生徒による冬季競技の国際大会である<アジアの子ども達 サハリン2019>関係の催しを行う「特設ステージ」です。
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↑この「特設ステージ」で、大会期間中に毎日音楽のライヴを催すそうです。ロシア国内で人気のポップス系のアーティスト達を擁するレーベルが、連日のようにアーティストを送り込むということのようです。

↓催事情報等が載るウェブサイトで、この<アジアの子ども達 サハリン2019>関係の情報も見受けられるようになりました。
>>Первые зимние международные спортивные игры "Дети Азии" (ロシア語)

開会式は2月9日の午後6時からということですが、各競技は2月9日朝から順次始まるようです。

この寒さの中、「特設ステージ」がどういう様子になるのか、少し興味が湧きます。

低温な中、若干の雪…:レーニン広場(2019.02.07)

この数日、「稚内で随分冷え込んで氷点下10℃前後の最低気温」という話しが伝わって来ていました。

ユジノサハリンスクでは「氷点下8℃から氷点下10℃」が「1日の最低気温」という日も多々見受けられ、「氷点下10℃台」に関しては「そんなものだろう…」という程度に思うようになってしまっていました。が、「氷点下20℃に至る」というようになれば、流石に「今日は…冷える…」と身体が多少竦んでしまう場合も在ります。

このところ、「最低気温が氷点下20℃」を免れていた感じだったのですが、今朝は「冷える…」という感じになっていて、気象情報を確かめると氷点下26℃になっていました。長袖のアンダーウェア―の上下を着た上に服を着て、確りした上着を着込んでニットキャップ等を被って戸外に出れば、氷点下10℃以下でもどうということはない―と筆者は個人的に思っている…―のですが、氷点下20℃以下の場合には「直ぐに手の指が酷く冷たくなる」という状況が生じ、やや辛くなります。慌てて上着のポケットを探って、何となく入れてある手袋を即座に着用します。

↓午前8時前、手袋まで確り着用してレーニン広場の辺りに至った時の眺めです。少しだけ雪が積もりました。
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↑未だ、広場には年末年始からの電飾が残っています。

「雪が少ない?」という傾向は2月に入っても続いています。「雪が降っている?」という状況も、寧ろ「今日は雪が交じる」という感覚、「短めな時間の降雪が断続」という状況が多いと思います。昨シーズンは「午後に降雪が始まって、暗くなっても止まずに存外積もり、そのまま早朝まで続いて、朝に戸外に出ると“どうやって歩く!?”という程度に」というのが何度も在りました。今シーズンはそうした「多量の雪が一気に」という状態は発生していません。

↓舗装路面が視えている状態の方が多い今シーズンですが、夜の間に雪が降っていて、暫らく振りに「雪に覆われた」という状況になっています。雪は低温の故に「粒子が細かいサラサラのモノ」となっています。
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このところは、少し前まで暗い感じだった「午前9時」が、「早朝という趣きな明るさ」になっていて、夕方に暗い感じになるのも「午後7時前」と「明るい時間」は長くなっています。他方で「寒さ」はしぶとく、雪の少ないか多いかとは無関係に継続しています。

Сало(サーロ)…(2019.01.31)

「Закуска」(ザクースカ)という分類になる料理が在ります。

日本国内では、フランス語が語源であるという「オードブル」と呼んだり、もっと日本語らしい「前菜」という表現も多用されています。「食前酒の提供」というような事柄まで含む概念の「アペタイザー」という英語語源の語を使う場合も在るかもしれません。更に踏み込むと、日本国内の飲食店で見受けられる「御通し」に一寸似てなくもないかもしれないのですが。

「Закуска」(ザクースカ)という分類になる料理とは、スープやメイン料理の前に、食欲を増進して行くような目的で、量が少なく、塩分や酸味がやや強めというモノを供する場合が多いようです。

と言っても、この「Закуска」(ザクースカ)という分類になる料理、或いは供されるモノの中に「ゆったりと、これを肴に…」という気分になってしまうモノも交じっていると思います。

↓例えばこういうモノです。
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↑これはСало(サーロ)といいます。

ロシア語では、アクセントが無い「о」(オー)は「ア」に近い発音となることが殆どなので、Сало(サーロ)は寧ろ「サーラ」と呼んでいるように聞こえる場合も在ります。が、ここではとりあえず表記を「Сало(サーロ)」としておきます。

Сало(サーロ)は「肉の脂身」の塩漬けです。何かを焼いたり揚げたりする場合に使う、食用油脂のラードとはやや違います。Сало(サーロ)はハムのような保存食で、そのまま食べ易いように切って頂くか、各種料理の材料に利用する訳です。

このСало(サーロ)を適当に薄くスライスしたモノの盛合せを頂くと、何処となく日本国内で見受けられる「肉の刺身」を想起しないでもありません。適度の塩味の御蔭で、飲物も進み、他の料理との相性も悪くないモノです。マスタード等を点けて頂くのも好い感じですが、場合によっては“薬味”とでも言うのか、色々なモノを合わせるという例も在るようです。

古くは、保存食として多量に消費する例も見受けられたようですが、現在では「Закуска」(ザクースカ)という分類が専らなようです。ロシア料理の店で、メニュー表の「Закуска」(ザクースカ)という分類の欄を視ると「Сало(サーロ)」と載っている場合も多く在ります。

このСало(サーロ)は、日本のロシアとの接点が在る人達の間では、「ロシアのアレ?酷くクセが強く…」と好き嫌いが分れるモノのように見受けられます。些か失礼な言い方をしてしまえば「アタリ!」と「ハズレ!」とでも言うのか、「非常に好い感じ!」な場合と「変に塩味が強過ぎる?」というような場合が見受けられるのがこのСало(サーロ)だと思えます。

ここで出した写真を撮った店では、「非常に好い感じ!」で、これをドンドン摘まみながら飲物を頂きました。