国外の人達による稚内の紹介(2019.02.05)

このブログ<65RUS - ユジノサハリンスク市アムールスカヤ通から…>は、「国外の筆者の目線で、滞在中のサハリンに関する諸々の話題を御紹介」という性質のモノです。

同種のモノは色々と見受けられるのかもしれませんが、逆に「国外の筆者の目線で、日本国内の訪問先の様子等を御紹介」というモノも多々在るのだと思います。

その「国外の筆者の目線で、日本国内の訪問先の様子等を御紹介」という中で、「稚内」を取上げているモノに出会いました。

今般出会ったのは、アイルランドのジャネット・ニューナムさんのブログと、フランスのクララ・フェランさんのブログです。

2つのブログは、色々な場所を訪ねての見聞、経験、訪問の際の交通、現地情報を得る方法を豊富な写真を交えて紹介しているような内容で、何れも相当なページアクセスが在るようです。

「欧州方面へ向けた情報発信」ということで、訪日された二方を1月下旬に稚内へ御招きした経過が在るようですが、その時の「稚内経験」に関して、それぞれ英語とフランス語で紹介された記事が配信されています。

>>Wakkanai Hokkaido Travel Guide: The Northernmost Point in Japan(英語)

「国外の目線」では「神社の鳥居」というモノが「日本の象徴的なモノの一つ」と視えるようで、その鳥居の辺りに“体験プログラム”で和服を着てみた御本人の写真が最初に掲げられた記事です。

少し長めな札幌・旭川・稚内の列車での移動に関しても、「車窓の景色が素晴らしい」としていて、「空路より愉しい」としていました。

>>Wakkanai : une journée en Sibérie nippone(フランス語)

こちらは宗谷岬の写真や北海道の図が最初に掲げられ、「北海道という場所の北端部にまで足を運んでみて…」という感慨が伝わります。

スノーシューを使って、雪の森を歩き廻るような経験が興味深いものであったこと等が伝わります。そして、森で視たエゾシカの写真も掲載され、小さな驚きであったことが判ります。

二方は何れも、“たこしゃぶ”や“ジンギスカン”というような料理を愉しまれたようで、その写真は何れのブログにも掲載されています。

英語やフランス語の記事の仔細を読まずとも、「国外の人達の眼に映る稚内?」ということで、掲載された写真を拝見するだけでも非常に興味深いものです。

アイルランドやスコットランドは、何となく自然景観が宗谷辺りと似ている場所ですが、「冬の趣」は一味違うものなのでしょう。

フランスに関しては、「宗谷海峡」が欧州ではフランス人の航海家に因んで「ラペルーズ海峡」と呼ばれているというささやかな御縁こそ在るのですが、その「ラペルーズ海峡」の周辺である稚内の様子は然程知られていない筈で、そこに辿り着いて色々な経験をした感慨が伝わる記事です。

「欧州諸国との往来」ということでは、「ヘルシンキ・札幌」の航空路線開設という話しが在り、或いは「欧州諸国の人達による北海道旅行が増える?」という観方も在ります。そうした中で稚内は、利尻島、礼文島が沖に浮かび、対岸にサハリンが在る港町ですから「方々の旅人が交差する地」というようにでもなって行けば面白いと思います。

御紹介した二方のブログには、筆者にとっては馴染みが薄い日本国内を訪ねた経過の記事等も在りました。稚内関係のモノと併せて興味深く拝見したところでした。

映画『レニングラードを救え』(СПАСТИ ЛЕНИНГРАД)(スパスチー レニングラード)(2019.02.03)

居室のテレビで時々観ているチャンネルに、サンクトペテルブルグを本社としている局が在ります。その局では新旧のロシアのテレビドラマを放映していることが多いのですが、時々地域の催事に関連する特別番組を放送する旨の告知をしています。

そんな“告知”として、「レニングラード包囲戦終結の日を記念する催事に関連する番組」という紹介が在りました。“レニングラード”とはサンクトペテルブルグのソ連時代の呼称で、第2次大戦当時もレニングラードと呼ばれていました。

「レニングラード包囲戦」というのは、ロシアの記録では「1941年9月8日から19441月27日までの872日間」に繰り広げられた戦いを示します。大都市での戦闘が行われたことで、殊にソ連側の犠牲者が夥しいものになったとされる独ソ戦の中、「レニングラード包囲戦」は最も熾烈な戦いの一つです。

1941年にドイツ軍がソ連領内に侵入して独ソ戦が始まります。レニングラードを攻略、破壊してソ連を屈服させようという意図で進撃したドイツ軍は、バルト海沿岸を北上してソ連軍の防衛線を突破し、レニングラード周辺地域に至りました。ドイツ軍は、レニングラード都市圏での人やモノの出入りを完全に遮断し、「一冬もすれば干上がってしまう」という状態に陥れようとしました。所謂「兵糧攻め」ということです。そのために重砲による砲撃、空爆でのインフラや物資が集積されていた場所等の破壊を繰り返し、方々で激しい地上戦も展開しました。

そういう状況下、レニングラードは屈することなく抵抗を続け、飢餓や寒さでの犠牲も非常に多かった中、必死に食糧等を運び込み、ドイツ軍による包囲に穴を開け、終に撤退させることに成功しました。

その「レニングラード包囲戦」の終結記念催事の“告知”が気になっていた頃、「1月27日」をロシア全国での公開日ということにした映画の予告篇等が眼に留まるようになりました。

↓こちらが“予告篇”です。

↑この予告篇を視るだけでも、戦時の出来事に着想を得た、大迫力の映像で史実に想いを巡らせる作品であることが推察出来るというものです。

この映画は、ユジノサハリンスクやホルムスクと言った「映画館の営業が見受けられる街」に留まらず、日曜日等を利用して各地の文化センターでも上映されたようです。関心が高い作品、或いは「あの戦いのことを伝える」ということで「観るべき作品」とされていると見受けられます。

映画の上映情報等が視られるウェブサイトで、入場券のネット販売をやっているウェブサイトへのリンクが在り、それを一寸視てみました。映画館のホールの見取り図が在って、座席の箇所の多くに「赤い丸印」が見受けられ「殆どの座席が埋まっている??」と驚きました。しかしそれは間違いで、「赤い丸印」は「丸印の席の券をお求め頂けます」という意味でした。十分に空席も在り、映画館の窓口で券を求めて鑑賞出来そうな状況と判りました。

大型商業施設の<シティーモール>館内に在るシネコンへ、日曜日の朝から足を運んでみました。

窓口でホールの見取り図が出て、空いている席を選んで券を求める仕組みです。既に券が売れている席は赤で、空いている席は水色で画面上に表示されるようになっていて、空席を示す水色の方が多く視える状況でした。「ここは?スクリーンの真中辺りで、周りに人が居ない“貸切”気分で観られそうな場所…」と席を選び、朝一番の上映で相対的に安価な260ルーブルの券を求めました。

↓映画の小さなチラシと、窓口で求めた入場券です。
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映画館での映画上映の雰囲気は、日本国内の映画館と然程大きく変わりません。コマーシャルや、これからの上映予定作品の予告篇等が映写され、そのうちに本篇が始まります。

本篇は、原題のサンクトペテルブルグのとあるアパートで、車椅子に乗った老婦人がテレビ取材を受けていて、昔の出来事を語る場面から始まります。そして想い出の古い腕時計を取り出します。

そんな場面の後に1941年9月の物語が始まります。

1941年9月、人やモノの往来を停めてしまおうとしているドイツ軍側に対し、ソ連軍やレニングラードの人達は船での輸送に望みを託しています。レニングラードを離れようとする兵士や民間人は、タグボートで曳航する輸送用の台船(バージ)に乗り込もうと集まります。若い兵士のコースチャは、交際していたナースチャを誘い、その台船(バージ)に乗り込むことにしました。

出発間際になり、コースチャと共に台船(バージ)に乗る筈だった陸軍の分隊は、近くで発生した戦闘に対応すべく、その場を離れることになります。コースチャはそれに従うつもりでしたが、輸送用台船(バージ)等を運用する海軍部隊の幹部である父に呼び出され、「お前は手段を選ばずに紛れ込んで脱出し、生き残るのだ…」と説得を受けます。そして海軍兵士の服装に着替えて紛れ込みました。

輸送用台船(バージ)が出航した頃、コースチャが居た分隊も参加した戦闘が始まります。陸軍の正規部隊の他、港や軍艦という持ち場を失った海軍の兵士達や、レニングラード地区の民間人までかき集めた状態で、必死にドイツ軍に抵抗します。

コースチャの分隊のリーダーであった古参兵は、必死に駆け回っていた自分の周辺の一群に、軍服ではない平服姿で年長の男性が居るのに気付いて訝しみます。「あんた…何者だ?」と問えば「生物学博士をやっています…」との答えです。この“生物学博士”が、ナースチャの父親で、秘密警察にマークされたような経過も在る知識人でした。成人の娘が在る訳で、50歳代に届こうかというような年齢ですが、銃を手に将兵達と共に行動する道を選んだのでした。

やがて俄かな荒天で、強い風浪に輸送用台船(バージ)は翻弄されてしまうのですが、その動きをドイツ軍側が察知します。そして2機の戦闘機が現れるのでした。

というように、レニングラード包囲戦が始まった頃の輸送用台船(バージ)の遭難という事件がリアルに、劇的に描かれるのがこの映画です。約1500人の人達が乗り込んだ輸送用台船(バージ)の運命や、レニングラード地区での激戦の映像は凄いものでした。殊にレニングラード地区での激戦は、銃弾が飛び交う中を両軍兵士が進むという状況に加え、「泥まみれの両軍兵士が終いに掴み合いをする」という凄まじい描写まで在りました。

多大な犠牲を払った先人達に捧げると同時に、大変であった状況を若い世代に伝えようというような強い意志も感じられる作品でした。
posted by 稚内市サハリン事務所 at 07:00Comment(0)カルチャー

【速報】スルグートの<ヴォストーク65>:14連勝!!!:バスケットボール<スーパーリーグ>(2019.02.04)

遠征中の<ヴォストーク65>は西シベリアのスルグートで<ウニヴェルシチェート・ユグラ>と対戦です。

<ウニヴェルシチェート・ユグラ>に関しては、10月から11月でカップ戦とリーグ戦で3回の対戦が在るのですが、<ヴォストーク65>は3試合全てに勝っています。とは言っても、最近の<ウニヴェルシチェート・ユグラ>は新しい選手を迎えて「11月頃とは一味違う」という話しも在るようです。

イルクーツクの<イルクート>がリーグ戦を離脱して解散という残念な出来事が在り、12月末から1月初めの時季、<イルクート>に在った選手達の一部がリーグ内の他チームに移籍しました。<ヴォストーク65>でも#11 アレクサンドル・アニシーモフを迎えました。<ウニヴェルシチェート・ユグラ>でも「リーグ得点王候補」と言われる米国人選手、ハリル・デュクスをイルクーツクから迎えました。デュクス加入後の<ウニヴェルシチェート・ユグラ>は、得点力が向上して調子が上がっているということなのです。

調子が上がっているという<ウニヴェルシチェート・ユグラ>の本拠地スルグートでの試合は、ユジノサハリンスクでは日付が改まって「2月5日午前1時開始」ということでしたが、試合の情報が入って来ました。

第1クォータは、イルクーツクからユジノサハリンスクへ移った経過が在る、#11 アレクサンドル・アニシーモフが3点シュートを決め、<ヴォストーク65>の得点場面から動き始めました。以降、<ヴォストーク65>が少しだけ先行するものの、互いに点を取り合う展開が続き、8分52秒で24対24の同点になります。ここから第1クォータ終了までに<ヴォストーク65>は2本の3点シュートで加点し、24対30と若干先行します。

第2クォータは<ウニヴェルシチェート・ユグラ>側の得点から始まったものの、<ヴォストーク65>も加点し、<ヴォストーク65>は先行を護ります。5分31秒には37対47と<ヴォストーク65>は10点リードしました。そこから<ウニヴェルシチェート・ユグラ>側が得点して点差を詰めますが、直ぐに<ヴォストーク65>側も得点を重ね、両者の差は埋まりません。第2クォータ22対28で<ヴォストーク65>がリードで、46対58と先行した形で前半を終えました。

第3クォータは、点差を縮めたい<ウニヴェルシチェート・ユグラ>側に対し、<ヴォストーク65>側でも加点して点差を護ろうとしました。第3クォータそのものは20対22と僅差ではありましたが、試合全般を通じては66対80と<ヴォストーク65>のリードが拡がっています。

第4クォータでも、<ウニヴェルシチェート・ユグラ>側は一方的に加点して点差を詰めるということが出来ませんでした。<ウニヴェルシチェート・ユグラ>側が連続得点しているような状況の直後に、<ヴォストーク65>側も連続得点です。そういう「得点を重ね合う」という状況で、第4クォータは29対32と<ヴォストーク65>が少し先行しました。結局、各クォータで点を取り合い、各々で<ヴォストーク65>が先行していて、試合全体では95対112となって<ヴォストーク65>が勝利です。

<ウニヴェルシチェート・ユグラ>の2点シュート成功率は52.6%(20/38)、3点シュート成功率は52.9%(9/17)、フリースロー成功率は90.3%(28/31)でした。対する<ヴォストーク65>の2点シュート成功率は80.6%(25/31)、3点シュート成功率は44.1%(15/34)、フリースロー成功率は70.8%(17/24)でした。<ヴォストーク65>の2点シュートは成功率は、少し驚くべき水準です。

リバウンドは<ウニヴェルシチェート・ユグラ>の25に対して<ヴォストーク65>の24と差は殆ど在りません。スティールも<ウニヴェルシチェート・ユグラ>の5に対して<ヴォストーク65>の7、ターンオーバーを喫した回数も<ウニヴェルシチェート・ユグラ>の15に対し<ヴォストーク65>の14と大きな差は見受けられません。これがアシストとなると、<ウニヴェルシチェート・ユグラ>の16に対して<ヴォストーク65>の31と差が開きます。

<ヴォストーク65>は、より巧くボールを回して、確度の高いシュートで加点し、点差を詰めることを許さずに勝利を掴み取ったという感です。

この試合を終え、<ヴォストーク65>は14連勝で、24試合終了時点で「21勝3敗」となりました。首位を堅持です。2位の<サマーラ>が18勝6敗なので、少しだけ抜け出す形でもあります。

残る試合も注目という感です。
posted by 稚内市サハリン事務所 at 06:00Comment(0)スポーツ

雪が少ない…:レーニン広場周辺(2019.02.03)

↓「夕食でも?」と日曜の夕方に戸外へ出ました。午後7時過ぎです。
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↑最近は、通の街灯や広場に残る電飾の点灯が「午後6時50分頃」となりました。

多少の上下は在りますが、「一日を通じて気温が氷点下」という“真冬日”の状態は継続中なユジノサハリンスクです。他方で夕刻の暗くなる時間は着実に遅めになって行っています。

画の手前側は、ユジノサハリンスク市行政府本庁舎前で「駐車スペース」のように利用されている箇所です。多少残った雪が融け、路面が湿った状況です。車輛が行き交う道路の箇所は、積雪期以外の時季と視た感じが余り変わらない感じです。

日が沈んだ少し後になる時間帯の「空がナイトブルーになって行く」ような感じと、目立つようになり始めた灯りが、湿った路面に少し映り込んでいる感じです。

こういう「雪が少ない」という感じがユジノサハリンスクでは続いています。サハリンの南側の何処かで「吹雪」と伝えられる時でも、ユジノサハリンスクは「多少の雪交じり」という雰囲気の場合が多いように感じられます。

【速報】アジアリーグアイスホッケー レギュラーシーズンの順位が確定

アジアリーグアイスホッケーは、順延になって残っていた<アニャンハルラ>対<王子イーグルス>の2試合が終了―2試合共に<王子イーグルス>が勝利―し、レギュラーシーズンの全日程が終了しました。

↓この結果、順位が下記のように決定しました。

1位 デミョンキラーホエールズ 20勝14敗 勝ち点64
2位 SAKHALIN 19勝15敗 勝ち点60
3位 アニャンハルラ 21勝13敗 勝ち点59
4位 日本製紙クレインズ 19勝15敗 勝ち点56
5位 王子イーグルス 17勝17敗 勝ち点48
6位 ハイワン 15勝19敗 勝ち点47
7位 H.C.栃木日光アイスバックス 13勝21敗 勝ち点38
8位 東北フリーブレイズ 12勝22敗 勝ち点36

5位までがプレイオフ進出です。<王子イーグルス>は5位に浮上し、プレイオフに進出ということになりました。<SAKHALIN>は2位が確定です。

プレイオフの最初の試合は2月16日から始まる<日本製紙クレインズ>と<王子イーグルス>との対戦です。3試合で先に2勝した方が次へ進みます。会場は釧路です。<日本製紙クレインズ>に関しては、“日本製紙”が今季一杯での“廃部”を決めており、チームの今後が不透明です。そういう中、釧路でプレイオフが始まります。

2月23日からは、<日本製紙クレインズ>と<王子イーグルス>との勝者が1位だった<デミョンキラーホエールズ>と対戦するシリーズと、<SAKHALIN>と<アニャンハルラ>とのシリーズが始まります。5試合で先に3勝した方が次へ進みます。

2月23日からのシリーズは先の2試合がレギュラーシーズン下位チームのホーム、後の3試合がレギュラーシーズン上位チームのホームという開催予定となっています。<日本製紙クレインズ>と<王子イーグルス>との勝者が進むシリーズは「釧路または苫小牧」で始まります。<SAKHALIN>と<アニャンハルラ>とのシリーズは韓国で始まります。ユジノサハリンスクでの試合開催は2月28日からです。

これらのシリーズの勝者同士が、今シーズンの優勝を賭して決勝シリーズを戦うことになって行きます。
posted by 稚内市サハリン事務所 at 06:00Comment(0)スポーツ

<サハリン日本映画祭 2019> (Фестиваль Японского Кино 2019) (2019.02.01)

今年も、「サハリンの映画館で日本の映画を上映」という<日本映画祭>の時季が巡って来ました。

<サハリン日本映画祭 2019>は、在ユジノサハリンスク日本国総領事館が、日本文化を紹介する活動として、サハリン州政府文化・公文書省の協力を得て催しているものです。ユジノサハリンスクに日本国総領事館が開設された頃から続けている映画祭は17回目となりました。

↓今回の上映スケジュールです。

2月1日(金)
18:00 開会式
18:15 『サバイバルファミリー』(2017年,117分)(16歳以上)
20:20 『カメラを止めるな』(2017年,96分)(18歳以上)

2月2日(土)
11:00 『夜明け告げるルーのうた』(2017年,112分)(12歳以上)
13:20 『サバイバルファミリー』(2017年,117分)(16歳以上)
19:30 『カメラを止めるな』(2017年,96分)(18歳以上)

2月3日(日)
18:00 『曇天に笑う』(2018年,94分)(16歳以上)
20:00 『いぬやしき』(2018年,127分)(16歳以上)

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各上映作品に「X歳以上」と付されています。これは、ロシアでは映画館やテレビ等で流される映像コンテンツに関して、視聴に適した年齢を表示することになっていることを踏まえたものです。映画館で上映される映画でも、テレビドラマでも、更に言えば音楽のプロモーションビデオでも「12+」とか「16+」という、「XX+」で「XX歳以上」という意味の表示が、殆ど必ず脇の方に、或いはポスター等に表示されます。

開会式に足を運び、「何処かで予告篇を観た記憶が在るが…本編は観ていない?」ということであった『サバイバルファミリー』を鑑賞しました。

↓会場の映画館<オクチャブリ>のホールです。入場直後に雰囲気の判る画を撮っておきました。ホール内では日本のヒット曲をアレンジして琴で演奏しているという音楽がBGMに流れていました。
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この<日本映画祭>はなかなかに人気で、「上映前日の朝から映画館の窓口で整理券を配布」ということなのですが、「上映前日」に窓口へ立ち寄ってみれば行列が出来ていて、直ぐに「券の残りは然程多くない」という話しになるようです。

↓主催者で用意の開会式招待券に、映画館<オクチャブリ>で通常使われている入場券の体裁の整理券が付されています。<日本映画祭>の鑑賞希望者は、この整理券の方を窓口で頂く訳です。
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↓因みに、こちらは昨年の様子です。
>><サハリン日本映画祭 2018> (Фестиваль Японского Кино 2018) 開幕(2018.02.02)

前年や前々年に制作され、一定程度話題になった作品が観られるという機会は、なかなかに興味深いもので、「映画」である以上、観る方各々で「好き?嫌い?」は当然在りますが、多くの人に好評を博している催事です。この機会で「未見だった日本の映画」に触れた他方、ユジノサハリンスク市内の映画館で最近のロシア映画を観る機会も在るのですが、逆に「日本でのロシアの映像作品紹介」というのも、もっと機会が増えると好いというように思いました。
posted by 稚内市サハリン事務所 at 07:00Comment(0)カルチャー

【速報】エカテリンブルグの<ヴォストーク65>:13連勝!!!:バスケットボール<スーパーリーグ>(2019.02.01)

<ヴォストーク65>は遠征に出ています。

↓11月にユジノサハリンスクに迎えて2点差で惜敗した<ウラル>の本拠地、エカテリンブルグに乗り込みました。
>>熱戦!「2点差」…惜敗…:<ヴォストーク65>:バスケットボール<スーパーリーグ>(2018.11.07)

エカテリンブルグの情報が伝わって来ました。

エカテリンブルグで「2月1日 午後7時開始」という試合は、ユジノサハリンスクの時間では「2月2日 午前1時開始」ということになります。「時差6時間」です。

<ヴォストーク65>では、2試合を欠場していた#3 カーマイン・ミッチェルが復帰し、先発出場しています。<ヴォストーク65>が米国出身の#3 ミッチェルを擁しているのに対し、<ウラル>も#5 マンデラ・トーマスを擁しており、こちらも先発出場しています。また<ウラル>はもう1人の米国人選手を迎えることになったようでもあります。こうした選手のコンディションによる欠場と復帰、或いは異動は終盤のリーグ戦の状況にも些か影響する場合があることでしょう。

エカテリンブルグでの試合が始まりました。

第1クォータは<ウラル>の得点から始まります。<ウラル>が5対0とリードし、ここで<ヴォストーク65>が#3 ミッチェルの3点シュートで5対3としましたが、<ウラル>は更に加点して2分16秒の時点で9対3にリードを拡げました。しかし<ヴォストーク65>は2本の3点シュートで9対9の同点とし、そこからの競り合い、やがて抜け出すことに成功します。第1クォータの後半から終盤は<ヴォストーク65>が一方的に得点するような状態になり、13対22と先行しました。

第2クォータも最初に得点を挙げたのは<ウラル>でした。しかし、<ウラル>が得点した後に<ヴォストーク65>が連続得点という感で、点差は縮まらずに開いてしまいました。5分19秒で20対33と、<ヴォストーク65>のリードは第1クォータ終了時点より少し拡がりました。そして第2クォータの最後まで、「<ヴォストーク65>の連続得点の合間に<ウラル>の得点が見受けられる」という状況が続き、第2クォータも13対21と<ヴォストーク65>が先行しました。試合の前半は26対43と<ヴォストーク65>が大きなリードを得て折り返しです。

第3クォータは、前半の差を縮めるべく<ウラル>が積極的な攻勢に出る他方、<ヴォストーク65>が抜け出すことを阻むべく得点を重ねるという感で展開します。第3クォータそのものは25対23と<ウラル>が先行しましたが、前半の大き目な差が埋まるという感からは遠く、51対66で第4クォータへ進みます。

第4クォータも<ウラル>の得点から始まりましたが、<ヴォストーク65>が連続得点をする場面が見受けられ、点差は縮まりません。半ばを過ぎた6分34秒で59対86という状態で、<ヴォストーク65>がリードしたままです。ここから<ウラル>が連続得点をするものの、終盤に<ヴォストーク65>も加点し、第4クォータそのものは18対25で<ヴォストーク65>が先行しました。結果、試合は69対91と<ヴォストーク65>が勝利です。

<ウラル>の2点シュートは46.7%(21/45)であったのに対し、<ヴォストーク65>の2点シュートは65.6%(21/32)でした。<ウラル>の3点シュートは17.4%(4/23)であったのに対し、<ヴォストーク65>の3点シュートは37.5%(12/32)でした。2点シュートと3点シュートを合わせると、<ウラル>は68本、<ヴォストーク65>は62本ということになりますが、<ヴォストーク65>の成功率が高めで、得点も伸びていました。

両チームのリバウンドは<ウラル>が38で<ヴォストーク65>が39と互角です。が、内訳の“ディフェンシブ”は23対31と<ヴォストーク65>が<ウラル>を上回りました。<ウラル>側のシュートが弾かれて、<ヴォストーク65>側がボールを奪い、反転攻勢をして成功という場面が目立ったことが伺える訳です。スティールは<ウラル>の11に対して<ヴォストーク65>の7、ターンオーバーを喫した回数は<ウラル>が14で<ヴォストーク65>が13でした。

<ヴォストーク65>は、アウェイの試合では黒いユニフォームを着用しますが、エカテリンブルグのニュースではその色に因んで「東方からの黒い風が」と、吹き荒れた暴風というイメージで、地元チームの敗戦が伝えられているようです。

これで<ヴォストーク65>はリーグ戦で13連勝です。23試合終了ということになって、<ヴォストーク65>は20勝3敗です。2位の<サマーラ>が敗れて17勝6敗となり、少しだけ<ヴォストーク65>が抜け出した感ではあるのですが、未だ強敵、難敵との対戦が残っています。リーグ戦終盤になって、人の異動の要素も、チームの熟成の要素も、互いのコンディションという要素も色々と前半とは変わっていて、なかなか難しい戦いは続くものと見受けられます。
posted by 稚内市サハリン事務所 at 06:00Comment(0)スポーツ

“ヨールカ”撤去後のレーニン広場(2019.01.29)

↓輝いていた、「ロシア流のクリスマスツリー」である“ヨールカ”は1月23日頃に撤去が済みましたが、11月末から12月半ば頃に順次据えられた各種の飾りは未だ残っています。
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↑電飾が施されているモノに関しては、暗い時間帯に入ると点灯します。が、点灯する時間帯が「午後6時45分頃」となって来ました。12月後半の「午後6時前」を想うと、かなり遅めになった感です。

今季は「流石に珍しい?」という程度に雪が少な目です。

ユジノサハリンスクに滞在している、降雪や積雪と縁が薄い地域の御出身という方とお話しをする機会が在りました。「酷い低温が少しだけ上って、雪もかなり少なく、明るい時間帯が少し長くなっているので、雪の時季はもう直ぐ終わるのかと?」と思われたようでしたが、降雪・積雪が見受けられる時季は未だ続きます。明るくなる時間帯が早くなる、暗くなる時間帯が遅くなるという変化だけは着実に続きますが、3月位までは降雪や積雪は普通で、場合によっては4月にも存外に多い雪で驚かされます。

1月29日の画を掲載しましたが、「道路の辺りに積雪が視えない」ことに気付かれると思います。こういう中で、時々「凍結している箇所」が在るので、戸外を歩く場合には注意しなければなりません。

降雪や積雪と縁が薄い地域の御出身という方が「本当にそんなことが?!」としていたのですが、雪が多くなるという場合は、「夕方から夜、更に夜明けまで降雪が断続し、脹脛まで埋まるような積雪」というのはマダマダ在り得るのです。今季は雪が積もるようになって以降、未だそういう感じの状況は見受けられないのですが。

そういう「少雪」な状況について考えていると、何やら雪が交じり始めました。

【特報!】 2月7・8日 札幌で<ルースキー・テーレム>に会おう!!

2月15日から始まる稚内での公演に向け、<ルースキー・テーレム>の皆さんはユジノサハリンスクで出発に向けた準備に勤しんでいるようです。

こういう中、稚内から情報が入りました。

非常に好い御報せが在ります。<ルースキー・テーレム>の皆さんは、稚内へ向かう前に「札幌で公演」ということになりました。

↓札幌での公演は以下の予定です。

2月7日(木)
15:00 オーロラプラザ
16:00 オーロラプラザ
17:00 オーロラプラザ

2月8日(金)
13:00 オーロラプラザ
14:00 オーロラプラザ
16:00 さっぽろ雪まつり 大通5丁目会場
17:00 さっぽろ雪まつり 大通5丁目会場

↑<オーロラプラザ>での公演は20分間程度、<さっぽろ雪まつり 大通5丁目会場>での公演は30分間程度とのことです。(因みに稚内では各回40分間程度の公演です。)

<オーロラプラザ>は札幌都心の大通の地下に在る地下街の<オーロラタウン>に設けられた催事等に利用される広場です。2月7・8日であれば<さっぽろ雪まつり>が開催中の大通公園の、<テレビ塔>が視える側、「西1丁目」、「西2丁目」、「西3丁目」周辺で地下に下りると、<オーロラタウン>の<オーロラプラザ>は近くです。

↓案内図を御参照下さい。
>>さっぽろ地下街 フロアガイド

<さっぽろ雪まつり 大通5丁目会場>に関しては、「5丁目東」に設けられる大型雪像のステージである<道新 雪の広場>が<ルースキー・テーレム>が登場する場所となります。

↓案内図を御参照下さい。
>>さっぽろ雪まつり公式サイト/大通会場マップ

ハッキリ言えば、稚内での公演を心待ちにしているファンは「待っていれば来るのは承知しているが、待ち切れない!序でに<雪まつり>を眺めて、一寸用事でも足すのに札幌へ…」ということをしてしまうかもしれません。そんな人達も現れるかもしれないと思ってしまう程度に、彼らの公演は愉しいものです。

来る2月7・8日の午後、札幌都心の大通周辺に行く方、居合わせる方におかれては、是非とも「ユジノサハリンスクからやって来る、稚内の人気者」という<ルースキー・テーレム>に出会ってみて頂きたいと思います。

↓なお、稚内公演のリーフレットはこちらです。札幌で出会えるる他、<ルースキー・テーレム>は2月15日から3月15日の期間で稚内公演を催しますから、稚内へも御運び下さい。
<ルースキー・テーレム>稚内公演 2月15日から….pdf
posted by 稚内市サハリン事務所 at 07:00Comment(0)話題

<Хванбургер>(フヴァンブルゲル)?!(2019.01.19)

ロシア語で「ハンバーガー」は「Ганбургер」(ガンブルゲル)と綴るのが普通です。

古くは、ロシア語では他の言葉で「Ha」、「Hi」というような具合になる「H」という綴りが在る地名や人名に「Г」(ゲー)という字を充てていました。「Г」(ゲー)は「G」なのですが、どういう訳か「H」にも充てていました。カタカナで書くと「ハヒフヘホ」になる音を現す時に使う場合が在る「Х」(ハー)というアルファベットも在るのですが、これは「H」とは「少し音が違う」という面が在るので、古くは使わないようにしたのかもしれませんが。

「ハンバーガー」の語源であるとされるドイツの都市「ハンブルグ」(Hamburg)は、ロシア語では「Гамбург」(ガンブルグ)になります。ハンブルグに関しては、<ハンザ同盟>というような古い歴史が在りますが、歴史用語の「ハンザ」もロシア語では「Ганза」(ガンザ)となってしまいます。

この「H」が「Г」(ゲー)という例は、日本の地名を現す場合にも例が在ります。「Иокогама」と綴って「イォーコガーマ」というような発音です。これは「横浜」(Yokohama)のことです。「ハマ」が「ガマ」になってしまいます。日本語の「よこはま」という言い方に近くなるようにロシア語のアルファベットで綴れば「Ёкохама」となる訳ですが、「Иокогама」という古い方式で定着しているのは、「古くからロシア語を使っている世界で横浜がよく知られている」ということの証左でもあるようにも思われます。

話しを「ハンバーガー」の「Ганбургер」(ガンブルゲル)に戻します。

よく寄るハンバーガーの店で<Хванбургер>(フヴァンブルゲル)と「新しいメニュー?」と見受けられるモノが在ったのに気付きました。

少し見慣れた「Ганбургер」(ガンブルゲル)に対して、<Хванбургер>(フヴァンブルゲル)が見慣れないので「綴りの間違い?!」とも思いましたが、「間違い」ではありませんでした。

↓頼んでみれば、こういうモノが出て来ました。
19-01-2019 хван.jpg
↑キムチが入っています??

<Хванбургер>(フヴァンブルゲル)の「Хван」(フヴァン)というのは「韓」(ハン)のことだったのです。

肉とキムチはなかなかに合い、中にタルタルソースや野菜が入って、意外に好い組み合わせでした。

サハリンでは<キムチ豚>という言い方になりますが、豚肉とキムチを組み合わせて炒めるような、日本国内では寧ろ<豚キムチ>と呼んでいるモノは見受けられます。豚肉との相性が好いイメージのキムチですが、牛肉を使ったハンバーグとの相性も好いと思いました。

「キムチを使ってみる」というのは、朝鮮半島に根を持つ一族の出であるという人達が一定数住んでいて、地元企業が「当社独自製法」とキムチを作って売っている例まで見受けられる、サハリンの地「ならでは」というようにも思いました。

サハリンでは、大学や専門学校への進学等を契機に、ロシア国内の他地域へ転出するという若者が多く見受けられます。そういう「サハリン育ち」の若い人達が久し振りにサハリンへ帰省する、或いは家族が彼らを訪ねるという場合、家族が「何か食べたいものでも在れば、出来る範囲で用意してみる…」と話題を出す場合が在ります。そんな時「そう言えばキムチ…」と「サハリンならではの多少懐かしい食べ物」として、キムチが上る場合も見受けられるようです。少し前に聞いた話しです。

恐らく「御当地メニュー」で、他地域に展開する同じフランチャイズの店では提供していない可能性が高い<Хванбургер>(フヴァンブルゲル)ですが、存外に美味しいので、既に何度も頂いています。偶々思い付いて何回か写真に撮った中、1月19日に撮ったモノが好かったので、記事の題名にその日付を入れてみましたが、何時の間にか「週に2回位?」という頻度で頂くようになっていました。昨日も頂き、ここで御紹介することを思い立ったのでした。